焼きたてメロンパンの間にバターを挟んだ「菠蘿油(ボーローヨウ)」と呼ばれるグルメ。日本で台湾メロンパンとして大流行しましたが、これ実は香港発祥なのです。とはいっても、台湾にはおいしい「菠蘿油」を食べられるお店がたくさん!今回は台北MRT公館駅近くにある「何太守港式菠蘿包專売店」というお店を紹介します。
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香港式メロンパンの人気店「何太守港式菠蘿包專売店」
焼きたてメロンパンにひんやりバターを挟んだグルメ「菠蘿油」は香港発祥なのですが、台湾にはこのメロンパンをいただけるお店がたくさん。中でも現地の方から評判のお店の一つが、台北MRT公館駅近くにある「何太守港式菠蘿包專売店(フータイショウ ガンシーボーローバオジュアンマイディエン)」というお店です。公館は近くに台湾大学があることから学生街として知られており、周辺にはグルメ店がたくさん。
ちなみに「菠蘿」という言葉は実はメロンという意味ではなく、パイナップルという意味。同じような見た目のパンですが、日本人にはメロンに見えて、香港の方にはパイナップルに見えたのでしょうか。
30分ごとに焼きたてが登場
ここのメロンパンは30分に一度焼き上げるため、どの時間帯に訪れても焼きたてをいただくことができます。筆者が訪れた日もちょうど焼いているところで、あと8分ほどかかるけどよいか?と尋ねられました。
焼きあがったばかりのメロンパンは、ほかほかでつやつや!食欲を刺激する見た目です。
メニューはとってもシンプル
こちらがお店に掲示されているメニューです。メニューはとってもシンプルで、メロンパン「原味菠蘿包」、冷たいバターをサンドしたメロンパン「冰火菠蘿油」、香港スタイルのミルクティー「正宗絲襪奶茶」、加えて冰火菠蘿油と正宗絲襪奶茶のセット「太守套餐」の4項目です。
メロンパンにひんやりバター「菠蘿油」のお味は?
こちらは冰火菠蘿油と正宗絲襪奶茶のセット「太守套餐」です。価格は80元(約308円)。焼きあがったばかりのメロンパンは、手に持つとほんのりあたたかいです。
焼き色もとってもきれい。
上の部分を少し持ち上げてみると、厚く切った冷たいバターが挟まれているのが見て取れます。「これはぜったいカロリー高い……!」とドキドキしつつ、さっそくひとくちいただいてみます。
メロンパンは表面はサクッと、生地全体はふわっとやわらかいです。そしてひんやりバターが口の中でとろ~っと溶け出していきます。あたたかくてふわふわのパンと、とろとろのバターの組み合わせは、思ったよりも重さを感じず絶妙な組み合わせ!小腹がすいた時の食べ歩きにぴったりです。
セットのミルクティーと相性抜群
セットのミルクティーも、ほどよい甘さとひんやり感でメロンパンの味を引き立ててくれます。
台北で焼きたてメロンパンを食べ歩き
台湾には香港発祥の料理をいただけるお店がたくさんありますが、このひんやりバターを挟んだメロンパン「菠蘿油」も人気グルメの一つです。次回台北に来られたら、ぜひ台湾グルメとともに香港式メロンパンを味わってみてくださいね。
※記事内の元から日本円への換算は2021年4月現在のレートを利用しています(1元=約3.85円)
- 何太守港式菠蘿包專売店
- 台北 / スイーツ
- 住所:台北市中正區汀州路三段167號地図で見る
- 電話:02-2368-0006
- Web:https://www.hotaiso.com/