台北MRT公館駅周辺は、近くに台湾大学があることから学校帰りに気軽に寄れるようなジューススタンドが点在しています。台北・公館でおいしい黒糖タピオカミルクというと「陳三鼎(チェンサンディン)」の青蛙撞奶(チンワー・ジュワンナイ)はあまりにも有名なのですが、すぐ近くの「墾丁蛋蛋奶(墾丁蛋蛋ㄉㄨㄞ奶・ケンディン・ダンダン・ドゥアイ・ナイ)」の黒糖タピオカミルクもおすすめです。手頃な価格でありながらも新鮮な牛乳がたっぷり使われていて、中に入っている黒糖タピオカはほんのり甘くてモッチモチです。
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台北学生の街・公館でタピオカミルクといえば?
台北学生の街・公館で黒糖タピオカミルクと聞くとまず「陳三鼎」が思い浮かぶ、という方は多くいらっしゃると思います。いつ行っても行列ができている人気店で、黒糖シロップと黒糖タピオカがたっぷり入ったタピオカミルク「青蛙撞奶」は、この店一番の人気ドリンク。2018年4月現在の価格は1杯40元(約146円)です。
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隠れた人気店「墾丁蛋蛋奶」
といっても公館で楽しめるタピオカミルク店はここだけではありません。二匹のカエルのロゴが目印の「墾丁蛋蛋奶」も黒糖タピオカミルクが楽しめる人気店で、時間帯によっては行列ができることも。ちなみに陳三鼎は月曜日が定休日なのですが、墾丁蛋蛋奶は月曜日も営業しています。
良心的な価格設定がうれしい
こちらが店頭に掲げられているメニュー表です。ドリンクはどれも1杯35元(約128円)と良心的。台北の物価がどんどん上昇している中、新鮮な牛乳を使った黒糖タピオカミルクが35元で楽しめるお店は貴重です。牛乳は「福楽」という、台湾の一般家庭でよく飲まれているブランドの牛乳が使われています。
お店ではいくつかのドリンクが提供されていますが、気になるのはやはり黒糖タピオカミルク「招牌(黒糖粉圓+鮮乳)」かもしれません。招牌(ジャオパイ)という言葉には「看板」という意味があり、この黒糖タピオカミルクはこのお店の看板メニューということになります。
他にも気になるドリンクがずらり。「総合」というドリンクには、なんと牛乳と黒糖タピオカに加えて、仙草ゼリーと緑豆まで入っているとのこと。また「蛋蛋拿鐵」には、牛乳と黒糖タピオカに加えてコーヒーが加えられているとのこと。つまり「黒糖タピオカラテ」ということですね。
黒糖タピオカミルク以外にも、いろいろと試してみたくなっちゃいます。
黒糖タピオカがもちもち!「招牌(黒糖粉圓+鮮乳)」
こちらは「招牌(黒糖粉圓+鮮乳)」で、牛乳に黒糖タピオカのみが入ったメニューです。新鮮な牛乳の味わいにほんのりと甘い黒糖タピオカがたっぷり入っていて飲みごたえがあります。黒糖の味がしっかりとしみ込んだ粒が大き目のタピオカはとにかくモッチモチ!
「陳三鼎」の黒糖タピオカミルクは黒糖シロップが多めに入っていることから甘みが強いのですが、「墾丁蛋蛋奶」は牛乳本来の味が際立っているように感じます。甘すぎるドリンクはちょっと苦手、という方には「墾丁蛋蛋奶」の方が合っているのかもしれません。
台北学生の街・公館で黒糖タピオカミルクを堪能!
ジューススタンドがいくつもある公館エリアは、タピオカミルクの激戦区とも言えるのかもしれません。街には買ったばかりのドリンクを飲みながらショッピングや食べ歩きを楽しんでいる方がたくさんいらっしゃいます。ぜひ、台北学生の街・公館でおいしい黒糖タピオカミルクを味わってくださいね。
※記事内の元から日本円への換算は2018年4月現在のレートを利用しています(1元=約3.65円)。