台湾を代表するお土産といえば、やはりパイナップルケーキですよね。今回オススメするのは、そんな大人気のパイナップルケーキを生地から手作りできる「郭元益」でのお菓子作り体験です。子どもと一緒に楽しめる特別体験はいかがですか。
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「郭元益」でパイナップルケーキ作り体験
「郭元益」とは
1867年創業の「郭元益(グォユェンイー)」は、台湾で150年に渡り愛され続けている、老舗お菓子メーカーです。2001年、MRT士林駅から徒歩5分ほどの本店にオープンしたお菓子博物館では、台湾で人気のパイナップルケーキを生地から手作りできる3時間の体験コースに参加できます。
パイナップルケーキ手作りコース
- 料金:300台湾ドル(約1,100円)+博物館入館料50台湾ドル(約150円)
- 開始時間:午前9:00/午後1:00の1日2回開催
- 体験時間:約3時間
- 最小催行人数:20人(人数が満たない場合は、他の組と合同開催)
- 予約制:1週間前までに要予約
日本円で1,250円程度で、パイナップルケーキを10個作ることができます。9個は箱に入れてお持ち帰り。1個は焼き立てを試食できます。下記に詳しく説明しますが、こちらのコースは、パイナップルケーキ作りだけでなく、お菓子博物館の見学や、郭元益自慢のお菓子とお茶のティータイムが付いたとってもお得なコースなのです!
パイナップルケーキ作りの流れ
建物4Fの調理室がパイナップルケーキ作りの会場です。建物に入ったら、エレベーターで4Fに向かいましょう。受付を済ませ、調理室に入ると、参加者の出身国の国旗が飾られた調理台に案内されます。手をキレイに洗ってスタンバイ完了です。
生地から手作り
各調理台の上には、1人10個分の分量が計量されたバター・小麦粉・砂糖や調理器具がセットされています。前にある先生用の調理台の天井は、先生の手元がよく見えるよう、大きな鏡になっているので安心です。また通訳のスタッフが日本語でも説明してくれ、様子を見に回ってきてくれるので、言葉がわからなくても、お料理が苦手でも心配なしです。
生地ができたら、棒状に細長くして10等分にします。パイナップルケーキの要となるパイナップル餡は用意されています。
生地でパイナップル餡を包み、型に入れたらもうすぐ完成。世界でたった1つのオリジナルパイナップルケーキになるように、最後は爪楊枝等で絵や文字を入れたり、クッキーの型で模様を付けたりして仕上げを楽しみます。動物の顔のクッキー型を先生が各調理台に配ってくれますが、よりオリジナリティーを出すために日本から用意しても楽しいと思います。
あとは焼き上がりを待つのみです。
お菓子博物館を見学
パイナップルケーキを焼いている間、お菓子博物館の見学ができます。調理室のある4Fの1つ上の階がお菓子博物館になっています。お菓子作りの道具や模型が展示されていたり、伝統的な中華菓子や台湾の歴史・文化の解説を聞くこともできます。
台湾の婚礼衣装コーナーでは、好きな衣装を着て、記念撮影も楽しめます。こちらのコーナーは、台湾の子どもたちにも大人気です。また、台湾でも日本同様、1歳のお誕生日に選び取りを行い、子どもの将来を占うとのこと。その選び取りを実際に体験できる遊びのコーナーもあります。
お菓子とお茶でティータイム
お菓子博物館を楽しんだ後は、調理室に戻り、郭元益のお菓子とお茶でティータイムが待っています。
出来立てパイナップルケーキを包んで完成
焼き上がったパイナップルケーキの粗熱が取れたら、パイナップルが描かれたレトロかわいいペーパーでパイナップルケーキを1つずつ包んで、箱詰めです。箱は9個入りなので、余った1つは試食用です。焼き立てのパイナップルケーキはサクサクで最高においしいですよ。
お菓子博物館の入館料50台湾ドルが、割引券に
受付の際に、お菓子博物館の入館料と同額・50台湾ドル(約150円)分の割引券がもらえます。調理室の隣にある売店で、帰りにお土産を買う際に使えます。
おわりに
いかがでしたでしょうか。こんなお得な体験はなかなかないと思います。個人的な意見ですが、台湾で人気のパイナップルケーキを色々と試食しましたが、こちらの郭元益で手作りしたパイナップルケーキがダントツ美味しかったです。
また筆者の子どもは1人で作るにはまだ小さかったので、大人の人数分の体験を申し込み、子どもはお菓子博物館の入館料のみ支払って一緒に体験しました。手作りなので賞味期限が1週間程度と短いですが、娘の作ったパイナップルケーキを祖父母へのお土産にしたところ、大変喜ばれましたよ。皆さんも是非、台北に行かれたら体験してみてください。
- 郭元益 お菓子博物館
- 台北 / スイーツ / 体験・アクティビティ / 博物館・美術館 / 博物館
- 住所:台北市士林區文林路546號1樓地図で見る
- 電話:886-2-2838-2700
- Web:http://www.kuos.com/museum/guide_tourist_jp.php