台北の賑やかな街・西門町の路地裏にあるガチョウ肉料理店「千暉鵝肉店」は、コスパの高さから地元民がごった返す人気店です。ガチョウ肉、滷肉飯、煮卵、茹で野菜を一つずつ頼んでも500円以内という驚きの安さ。超ローカルなこのお店でスムーズに食事できるよう、事前に攻略方法をチェックしておきましょう。
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台北・西門町の人気ガチョウ肉料理店「千暉鵝肉店」
日本ではなかなかガチョウ肉を食べる機会はないかもしれませんが、台湾ではよく食べられているお肉の一つです。台湾の原宿とも呼ばれる西門町の路地裏にある「千暉鵝肉店(チエンフイアーロウディエン)」は、食事時には多くのお客さんでごった返す、ガチョウ肉料理の人気店です。
お店は大きな通りから細い路地裏に入ったところにあります。少し分かりにくいので、通り過ぎないよう気をつけてくださいね。
注文は基本的に口頭で!地元民ばかりのローカルな雰囲気
お店は正午になると同時に開店です。正午前にお店の前にはすでに列ができています。入り口で前の方から順番に口頭で注文していき、席につきます。少人数で訪れている場合、相席になる確率は高いです。
お店の方はメモを取ることなく、ほぼ記憶のみで料理を作り、運んでいるようです。そのため時々「〇〇を注文した人!?」と料理名を叫び、お客さんが挙手をする形で料理を運んでいました。
あらかじめメニューをメモしておいて対策を
そのため地元の言語がわからない場合、どうしたら良いのだろうと戸惑ってしまうかもしれません。対策としては、メモに注文内容をあらかじめ全て書いておき、そのメモを机の上に置いておくとお店の方にとってもわかりやすくて良いかもしれませんよ。
ガチョウ肉料理と滷肉飯、副菜の数々
しばらくすると料理が運ばれてきます。どの料理もとってもおいしそう!
こちらはお店の看板メニューの鵝肉(ガチョウ肉)です。ガチョウ肉は70元、140元、200元分とお好みの量で注文することができ、写真は70元(約252円)分です。
お肉は歯ごたえがありとてもジューシーです。肉の旨味とタレの相性が抜群で、ご飯がすすみます。ただし骨があるので、気をつけながら食べる必要があります。
4種類頼んで500円以下というコスパの良さ!
ここは滷肉飯(ルーロウファン)もおいしいので、ガチョウ肉と一緒にぜひ食べていただきたいメニューです。肉にしっかりと味が付いていて、日本人好みの味わいだと感じます。
一緒に台湾風煮卵・滷蛋もぜひ。煮卵にもお肉が少しのっているので、煮卵ごとご飯にのせていただいちゃいましょう。滷肉飯は20元(約72円)、滷蛋は10元(約36円)とお手頃価格がうれしいです。
こちらは燙青菜(季節の茹で野菜)です。なぜかお店のメニュー表には載っていないのですが、レギュラーメニューです。この日は大陸妹(ダールーメイ)という、レタスのような野菜でした。シャキシャキしていておいしいです。価格は30元(約108円)。
このようにガチョウ肉、滷肉飯、煮卵、茹で野菜と4種類の料理を注文しても、日本円で500円いかないというのはコスパが高いと感じます。1人でも色々な種類の料理を一度に楽しめるので、台北ひとり旅で利用するのもよいですね。
コスパ高い人気店でガチョウ肉料理を!
ここのお店はとにかくコスパが高いことから食事時はお客さんでごった返し、お店の方はとにかく忙しそう。丁寧な接客を求める方や、ゆっくり落ち着いて食事をしたいという方にははっきり言ってこのお店は向かないでしょう。
ローカル感たっぷりなお店で、地元民に混じってコスパの高い食事を楽しみたい、という方にはとてもおすすめのお店です。
※記事内の元から日本円への換算は2019年12月現在のレートを利用しています(1元=約3.6円)