台湾といえば、美食の国。小籠包やタピオカドリンク、牡蠣オムレツなど日本人にも人気の料理が豊富にありますが、中でも台湾のB級グルメと言える[魯肉飯(ルーローハン)]は特に人気。台湾の首都である台北市内には数多くの魯肉飯屋があり、その味を競い合っています。中でも随一の人気を誇るのが[天天利美食坊]。こちらの魯肉飯はその味もさることながら、他には無いトッピングができることで有名です。今回はローカルにも観光客にも大人気の天天利美食坊をご紹介します!
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台湾の原宿!西門街にあるローカル食堂
台北市民の足であるMRT、そのMRTの西門駅の出口6を出ると、台北随一のおしゃれエリアである西門街が広がっています。
台北の若者はここに集まると言っても過言では無い、最先端のファッションや雑貨が手に入る、まさに台湾の原宿のような場所。観光名所である中山堂からもほど近く、観光地としても人気です。
そんな西門街には、実はローカルの方々が集まる屋台や食堂があり、台北市民の胃袋を満たしています。今回ご紹介する、天天利美食坊もその1つなんです。
ローカルな外観、でも日本語メニューあり!
お店があるのは、まさに西門街の中心である、漢中街沿い。小さい店構えですが、お店の前にはいつも列が絶えません。ただし回転も早いので、5分〜10分ほど並べば店内には入れます。並んでいてもぜひ待ってみましょう。
店前の行列にはローカルの方々に混じって、評判を聞いてやってきた観光客の方の姿もちらほら。お店の前で並んでいると店員さんが入店前にメニューを見せてくれますので、時間を無駄にせずにすみます。
なんとこちらには日本語のメニューあり!お店の方に[日本語のメニューをください]というとメニューを差し出してくれます。簡単な日本語を理解してくれる店員さんもいらっしゃるので、安心して食べたいものを選べますね。
人気メニューは滷肉飯
こちらの看板メニューは滷肉飯(魯肉飯と字は違いますが意味は同じ)。しかし一番人気のメニューは[滷肉飯加煎蛋]、魯肉飯の半熟目玉焼き乗せなんです!この半熟卵トッピングが天天美利食坊人気の秘密。
程よく半熟に焼かれた目玉焼きをひっくり返すと、そこにはじっくりと煮込まれた肉の餡が...!見ているだけでもよだれが出てきてしまいそう。この餡が半熟の黄身とマッチして、とてもまろやかな味わいになり、台湾っ子から旅行者まで虜にしてしまうんです。
ちなみにこちらは、台湾名物の雞蛋蚵仔煎(牡蠣オムレツ)。もちろんこの牡蠣オムレツも絶品!滷肉飯とセットで頼まれる方が多いようなので、ぜひこちらもトライしてみてはいかがでしょうか?
せっかくならトライしてみたいローカル食堂
いかがでしたか?美食の国と言われる台湾には高級レストランから屋台まで様々な食事処があります。こちらの天天美利食坊は、比較的ローカル色の強いお店。お店は必ずしも清潔で快適!とは言えませんが、ローカルにも愛される本物の台湾の味が味わえるお店です。
この味とローカルの熱気は一見の価値あり。今回紹介したメニューだけでなく、だしの効いたスープの数々、台湾ラーメンや汁なし麺まで、様々なB級グルメを味わうことができます。
天天美利食坊は日本語のメニューもある通り、日本人旅行客でも比較的入りやすいローカル食堂です。台湾が初めての方も、リピーターの方も、台湾を訪れた際にはぜひ気軽に足を運んでみてはいかがでしょうか。