現地語が飛び交うエネルギッシュな朝市は、台湾のローカル感を味わうのにおすすめのスポットです。台北・雙連朝市の人気店「燕山湯圓」は、あったか湯圓スープや肉入り粽がとてもおいしくて、散策の合間に朝ごはんやランチを楽しむのにぴったり。
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台北・雙連朝市の人気店「燕山湯圓」
台北MRT雙連駅2番出口を出ると、そこには地元の買い物客で賑わう雙連朝市が広がります。現地語が飛び交うエネルギッシュな様子はローカル感たっぷり。所々にグルメ屋台があったり南国フルーツが安く売られていたりと、観光としても楽しめるスポットです。
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人が集まるところにはおいしいものがあるのが台湾。雙連朝市周辺にもおいしいお店がたくさんあります。おすすめ店の一つが、ここ「燕山湯圓(イェンシャンタンユェン)」です。
ここは店名にもなっている湯圓(タンユェン)というお団子が入ったスープが人気で、地元の方や買い物客でいつも賑わっています。朝ごはんはもちろん、サイドメニューもいろいろあるので軽めのランチで利用するのもおすすめですよ。
注文の仕方
店内にはテーブル席がいくつかあり、イートインの場合は空いている席を探して座ります。混んでいれば相席になることも。メニューは壁に掲示されており、皆さん口頭で注文しています。現地の言葉がわからない場合は、紙に書いて渡すとスムーズです。会計は食事後となります。
あったか湯圓スープと肉入り粽で朝ごはん
こちらはお店の看板メニュー「鹹湯圓(シエンタンユェン)」という塩気のある湯圓スープと、「肉粽(ロウゾン)」つまり肉入り粽(ちまき)です。お値段は鹹湯圓が50元(約183円)、肉粽は45元(約164円)です。
肉入りのお団子が入ったあったかスープ「鹹湯圓」
鹹湯圓は出汁がしっかりでたセロリスープに、湯圓や葉野菜がたっぷりと入っています。台湾のスープ類は薄味であることが多いですが、こちらは塩気をしっかり感じるスープです。
もちもちの湯圓の中にはお肉が入っていて食べ応えがあります。お肉はとてもジューシー。軽い朝ごはんであればこのスープ1つで十分だと感じるかもしれません。
写真のスープはシンプルな鹹湯圓なのですが、この鹹湯圓に豬肝(豚レバー)が入った「豬肝鹹湯圓」や、粉腸(もつ)が入った「粉腸鹹湯圓」も提供されています。豚レバーやもつが好きな方は、ぜひ試してみてくださいね。
大きな豚肉が入った絶品ちまき「肉粽」
このお店の看板メニューは湯圓なのですが、肉粽もおいしいと評判です。肉粽には大きな豚肉が入っていてボリュームたっぷり。お肉だけでなく栗やしいたけ、卵黄などの具も入っていてとっても豪華。しっかりと味がついた肉粽に朝から大満足です。
雙連朝市の人気店で絶品朝ごはんを「燕山湯圓」
燕山湯圓は雙連朝市の中でも人気の高いお店なので、行列ができることもよくあります。寒い日にいただけば身体も暖まることでしょう。ぜひ、朝市散策の合間に地元の方に大人気のあったか湯圓スープを味わってみてくださいね。
※記事内の元から日本円への換算は2018年10月現在のレートを利用しています(1元=約3.65円)。