今回紹介する「多良間島」は、宮古島と石垣島の間にある島民約1,200人の島です。観光の名所は無いですが、きれいな海と空が広がる心癒されるのどかな島です。観光客も少なくゆっくりと島時間を過ごす事ができます。
この記事の目次表示
多良間島とは
多良間島は宮古島と石垣島の間にある沖縄の離島です。
周囲約19km、標高はもっとも高い所で34.2mと円形の平らな島です。
島の北側、宮古島からの船が着岸する前泊港から近い場所に集落があり、約1,200名の島民が生活しています。売店や宿泊施設などもこのエリアにあります。
島の主要産業はサトウキビ畑と酪農で、集落以外は緑豊かな風景が広がっています。
また、島の外周はサンゴ礁の海が広がり、シュノーケリングスポットが数多く点在する自然豊かな島です。
島に行くには
多良間島に行くには宮古島から飛行機、もしくはフェリーで渡ります。飛行機は宮古空港から1日2便、フェリーの場合は宮古島の平良港から1日1便運航されています。
飛行機は片道約25分で多良間島に到着します。フェリーを利用する場合は約2時間の船旅ですが、飛行機より安価で行く事ができますので、時間にゆとりがあるのであれば海の風景を楽しみながらのんびりと船旅を楽しむのもおすすめです。
- 前泊港シードリームたらま
- 多良間村(宮古郡) / 駅・空港・ターミナル
- 住所:前泊港シードリームたらま地図で見る
島での移動手段
島内では、多良間村が運行しているバスが港や空港と集落の間を運行していますが、運行本数などは少ないので、レンタカーやレンタバイク、レンタサイクルなどをあらかじめ予約しておくことをおすすめします。
島内には5軒ほどレンタル店があり、予約しておくと空港や港まで送迎してくれます。
レンタカーを使えば快適な島旅が楽しめます。また、周囲約19kmで起伏の少ない島ですので、時間に余裕があれば、レンタイサイクルでゆっくり島内巡りをするのも素敵な島旅となるでしょう。
島の集落
島の北部にある集落が、島生活の拠点となっています。宿泊施設や商店、レンタル店などもこのエリアにあります。
商店は集落の中心にあり、弁当やドリンクなどを購入する事ができます(数に限りがありますので注意が必要です)。ドライブや島内散策の際の昼食は、商店でお弁当を購入するといいでしょう。また、島内には飲食店が少ない為、島で宿泊する場合は2食付きでお願いするといいでしょう。
- 中央スーパー(多良間島)
- 多良間村(宮古郡) / スーパー・コンビニ
- 住所:沖縄県宮古郡多良間村字塩川113地図で見る
島を楽しむ
サトウキビ畑が広がる緑の中を、ドライブやサイクリングで走ると気分爽快です。
また、サンゴ礁の海に囲まれた多良間島には島のいたるところにビーチがあり、シュノーケリングや海水浴を楽しむ事が出来ます。観光客の少ない多良間島なので、プライベートビーチ感覚で楽しめるのが最大の魅力です。
島の北部にある「ふる里海浜公園」には、水納島(みんなじま)を望む遠浅のビーチが広がり、休憩所やシャワー施設もあるので、島のおすすめの海水浴スポットです。
水納島を望む
島の北側からは、多良間島の北西約8kmに位置する水納島を望む事ができます。
水納島は、周囲約6.5km、海抜21mの小さな島です。島に渡るための定期船は無いので、チャーター船「しらはま」を予約するか、多良間島から出ているツアーを探して参加する事になります。
- 水納島(多良間村)
- 本部町(国頭郡) / 島・離島
- 住所:沖縄県国頭郡本部町 水納島地図で見る
- Web:https://www.okinawastory.jp/about/miyako_area/tara...
まとめ
観光産業が少なく観光客もあまり訪れない島ですが、そこが多良間島の大きな魅力です。
食事の手配など不便さを感じる事もあるかもしれませんが、それも離島ならではの醍醐味です。慌てる事のないゆっくりとした島時間が楽しめる、多良間島ならではの島旅が楽しめます。