三重県鳥羽市にある鳥羽国際ホテルは、鳥羽湾が一望できるリゾートホテルです。こちらのロビー横にあるカフェでは、お手頃な価格でランチをいただくことができます。素晴らしい景色を楽しみながら、地元の名物を気軽に味わってみてください。
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三重県鳥羽市にある鳥羽国際ホテル
鳥羽国際ホテルは、三重県鳥羽市にあるリゾートホテル。JR・近鉄鳥羽駅からほど近い岬に建ち、鳥羽湾の美しい海や、沖に浮かぶ島々が眺められるのが特徴です。開業以来、多くの賓客を受け入れてきており、鳥羽エリアの高級なホテルとして人気があります。
カフェでランチを味わおう
ホテルのエントランスそばにあるラウンジカフェでは、美しい景色を眺めながら、ランチやスイーツ、ドリンクがいただけます。宿泊者以外も利用でき、価格も高級ホテルとしては手頃なので、気分転換したいときなどに最適です。2024年3月には、「ザ・ロビーラウンジ」と名称を変更し、リニューアルオープンしました。
店内からの眺望
カフェは、白を基調とした明るい内装で、リゾート気分に浸れます。大きなガラス張りとなっているので、眺望もとても素晴らしいです。
大小の島々が浮かぶ鳥羽湾が一望できるので、リラックスしてランチやティータイムを楽しめるでしょう。時折、鳥羽湾めぐりの観光船が通ったりするので、しばらく眺めていても飽きることがありません。
地元の味が楽しめるランチ
ランチは、和食膳「和~NAGOMI~膳」(2,310円 税込)と、「伊勢まぐろ 和風ライスバーガー & 鯛の潮(うしお)バーガー」(1,650円 税込)、海の幸パスタ(1,870円 税込)の3つのメニューが用意されています。
筆者は、和~NAGOMI~膳をいただいてみました。内容は月替わりですが、この日は、おかずが6品と、ご飯ものとしてそうめん、おにぎりが付いていました。このそうめんには、薄味のお出しが入っているので、お吸い物としてもいただけるとのことでした。
料理には、伊勢まぐろの造り、伊勢鶏の冷製など、地元伊勢志摩の食材が使われています。伊勢まぐろは、適度に脂が乗っており、中トロのような味わいで、美味しくいただけました。
また、志摩地方の名産の檜扇貝(ひおうぎがい)は、ポテト焼きにして提供されていました。ポテトには、これも地元でとれる海藻「あおさ」を混ぜており、良い香りが感じられます。こちらのお皿には、ナスの田楽が添えられていました。
その他、南蛮漬け、太刀魚の揚げ物も、上品な味付けで美味しくいただけます。ボリュームとしては控えめですが、後でスイーツなどを味わいたいという方には、ちょうど良い量かもしれませんね。
名物チーズケーキやアフタヌーンティも!
こちらでは、ドリンクや美味しいスイーツもいただけます。特に、45年以上変わらない製法で作るこだわりのチーズケーキは、ホテル名物とも言える人気商品で、遠方から訪れて味わう人もいるそうです。
ちょっと贅沢な気分を味わいたい方には、アフタヌーンティ(1人 3,960円税込)はいかがでしょうか。3段式ティースタンドに、ホテル特製のスイーツやスコーンなどが盛り付けられています。飲み物も、英国王室御用達の紅茶、ハーブティーが用意されるので、優雅な気分に浸れそうですね。なお、アフタヌーンティは、前日18時までの予約制なっています。
テラスに出て潮風を感じよう
カフェでの食事やティータイムを楽しんだら、テラスから景色を楽しんでみてはいかがでしょうか。カフェの横にあるエントランスホールから、出られますよ。
テラスからは、美しい鳥羽湾の海が一望できます。ソファーに座って、心地よい潮風を感じるのも気持ちが良いものです。沖には大小の島がありますが、正面に見えるのは、答志島(とうしじま)です。このあたりでは一番大きな離島で、約1,500人ほどが暮らしています。この答志島には、市営定期船で渡ることができます。
右端に移動すると、沖の方まで見渡せる爽快な景色が楽しめます。こちらからは、手前に菅島が、奥に小さく神島が眺められます。対岸は、愛知県渥美半島の伊良湖岬(いらごみさき)です。
東の方からは、港の景色が楽しめます。市営定期船が出ている「鳥羽マリンターミナル」や丘の上に建つ旅館のほか、鳥羽市の有人離島のうち、本土から一番近い坂手島も良く見えますよ。
- 鳥羽国際ホテル カフェ&ラウンジ
- 鳥羽 / カフェ・喫茶店 / ランチ / ケーキ / ハンバーガー
- 住所:三重県鳥羽市鳥羽1-23-1 鳥羽国際ホテル オーシャンウイング2階地図で見る
- 電話:0599-25-3121
- Web:https://www.tobahotel.co.jp/
ホテルの客室は広々!宿泊もおすすめ
筆者は、ランチや休憩、温泉入浴がセットになった日帰りプランで予約していたため、客室を利用することができました(※2021年5月現在、このプランは提供されていません)。こちらでは、客室の様子などを紹介しますので、宿泊される際の参考にしていただけますと幸いです。
オーシャンウイング・山側 レギュラースイートの客室
鳥羽国際ホテルには、沖に向いて立つ「オーシャンウイング」、港に面した「ハーバーウイング」、別館の「潮路亭」がありますが、筆者が利用したのは、「オーシャンウイング」のレギュラースイートです。お部屋は56平方メートルと広く、最大4名まで宿泊できます。入ってすぐの部屋にはソファーがあり、奥が寝室となっています。
山側となるため、海が目の前に見えるわけではありません。しかし、小高い山々の緑が美しく、景色は良好です。すぐ下には、ホテルの駐車場やチャペルが見えています。
南東の窓からは、旅館が立ち並ぶ近鉄鳥羽駅方面と港が眺められます。海側と比べると開放感では劣るかもしれませんが、その分安くなるのでお得かもしれませんね。
浴室は、トイレと別々になったセパレートバスとなっていますが、別館「潮路亭」の温泉大浴場も利用することができます。
内湯では、天然温泉のナトリウム塩化物泉が、露天風呂では、真珠製品の製造・販売を手掛ける「ミキモト」のグループ会社が開発した「パールオーロラ風呂」が楽しめます。筆者も入浴しましたが、とても気持ちがよく、リフレッシュすることができました。
- 鳥羽国際ホテル潮路亭
- 鳥羽 / ホテル
- 料金(目安):16,300円〜104,606円
- 宿泊時間:14:00〜11:00
- 住所:三重県鳥羽市鳥羽1-23-1地図で見る
- Web:https://www.shiojitei.jp/
おわりに
鳥羽国際ホテルのカフェでいただくランチは、高級ホテルとしては手頃な価格ながら、地元の食材が美味しく調理されており、満足できるものです。ちょっとした記念日などにはメインダイニング、日常の気軽なリフレッシュにはカフェと、使い分けてみても良いでしょう。
- 鳥羽国際ホテル
- 鳥羽 / ホテル / リゾートホテル
- 料金(目安):15,950円〜89,537円
- 宿泊時間:14:00〜11:00
- 住所:三重県鳥羽市鳥羽1-23-1地図で見る
- Web:https://www.tobahotel.co.jp/