【北海道・浦幌】一度見たら絶対気になる！「おっぱい神社」とは？

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• 「おっぱい神社」とは？
• 「おっぱい神社」の見どころ
•    乳石
•    おっぱい守
• その他の境内の見どころ
•    浦幌神社
•    伏見稲荷神社
•    バイク交通安全祈願 名刺奉納所
•    縁結び夫婦桂
• おわりに

「おっぱい神社」とは？

地元で「おっぱい神社」として有名な「乳神(ちちがみ)神社」は、大正時代の中頃が始まりと言われています。

• 写真：SaoRi

浦幌町の西北部、池田町との境にある瀬多来地区の森の奥で、ナラの木に乳房のような二つのこぶがあるのを発見した老婆が、「孫のために、母親に乳を授けて下さい」と祈願したところ、その願いが叶ったことが信仰の始まりとされています。

• 写真：SaoRi

昭和37年の台風により、そのナラの木は倒れてしまいましたが、かろうじてこぶが残ったため、地元の瀬多来神社の境内に小さな祠が建てられ、こぶがご神体として祀られました。

しかし、その後、瀬多来地区の過疎化が進んでいったため、乳神様の御神徳をもっと多くの人々に広めたいと考えた関係者らにより、昭和57年に現在の浦幌神社の境内に御神体が移されました。

• 写真：SaoRi

以来、浦幌神社の境内社「乳神神社」として鎮座し、地元民から「乳神さん」や「おっぱい神社」の名で親しまれ、子宝・安産・縁結び・病気平癒（婦人病）の守護神として信仰が広まっていきました。

• 写真：SaoRi

現在では、十勝からはもちろんのこと、北海道全域や全国各地から安産祈願や母乳授け、子宝を願いに多くの人々が訪れる神社です。

「おっぱい神社」の見どころ

おっぱい神社を参拝される際に、ぜひ合わせてチェックしておきたい見どころについてご紹介します。

乳石

乳神神社御本殿の右横には、乳房のような形をした天然石「乳石」が祀られています。

• 写真：SaoRi

昭和57年に浦幌町厚内箱石の沢で発見されたもので、触ると御神徳を授かるといわれているので、ぜひ合わせて参拝されてみて下さいね。

おっぱい守

乳神神社では、乳神様の御神木であるナラの木にちなんで一つ一つ手作りされた、ナラの木彫りのお守り「おっぱい守（初穂料1,000円）」が売られています。

• 写真：SaoRi

母乳授けや子宝、安産、病気平癒(婦人病)などのご利益があるので、ぜひチェックしてみて下さいね。

その他の境内の見どころ

乳神神社がある境内には、他にも境内社や、ご利益のあるスポットなど、見どころが数多くあります。

いくつかご紹介させて頂くので、参拝時の参考にしてみて下さいね。

浦幌神社

ご紹介した乳神神社は浦幌神社の境内にあり、浦幌神社には御祭神として天照皇大神（あまてらすすめおおかみ）と八幡大神（やはたのおおかみ）が祀られています。

• 写真：SaoRi

八幡大神は勝負の守護神であることから、試合必勝や試験合格などに特にご利益があるとされています。

• 写真：SaoRi

これから勝負ごとに挑まれる予定がある方は、ぜひ必勝へのお導きをご祈願してみて下さいね。

伏見稲荷神社

伏見稲荷神社は大正10年に京都の伏見稲荷神社より分霊を受け、浦幌町室町で祀られていましたが、昭和13年に浦幌神社の境内に遷されました。

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御祭神は宇迦之御魂大神（うかのみたのおおかみ）で、商売繁盛や産業興隆、仕事成功や立身出世の神様として信仰されています。

• 写真：SaoRi

特に、会社経営者や営業マンの方が多く訪れ、自分の名刺を奉納し、商売繁昌・仕事成功・立身出世を祈願されていきます。

バイク交通安全祈願 名刺奉納所

北海道の国道38号線沿いに鎮座していることから、春から秋にかけて多くのライダーが参拝に訪れるため、平成27年にライダーの方の交通安全祈願と、快適なツーリングが楽しめるよう「名刺奉納所」が建立しました。

• 写真：SaoRi

「名刺奉納所」では、「祈願名刺」に交通安全の願い事を書き、交通安全祈願をすることができます。

• 写真：SaoRi

多くのライダーの方々が訪れ、毎年約1,000枚以上の「祈願名刺」が奉納されるそうです。北海道でツーリングを楽しまれる予定の方は、ぜひお祈りに寄ってみて下さいね。

縁結び夫婦桂

各境内社が並ぶ高台を少し降りていくと、根元から二股に分かれた桂の大木が立っています。

• 写真：SaoRi

夫婦桂は、縁結びや恋結び、夫婦円満の象徴とされています。縁結び祈願の短冊(初穂料100円)が用意されているので、魅力ある縁を祈ってみていかれてはいかがでしょう？

おわりに

「おっぱいの神様」として古くから信仰されてきた「おっぱい神社」や、その他の見どころの数々はいかがだったでしょうか？

• 写真：SaoRi

最初はその名前だけに魅かれて参拝に訪れた方でも、神社の歴史に触れたり、たくさんのご利益あるスポットを巡れたりと、きっと楽しめるに違いありません。

参拝にはもちろん、観光にもオススメな神社なので、ぜひ一度訪れてみて下さいね。