沖縄には160もの離島があります。本島から飛行機で行く島、船で行く島…など様々。「離島」と聞くと遠い場所というイメージになりがちですが、車で行ける島があるんです。それが、浜比嘉島(はまひがじま)。今回は、ショートステイでも気軽に訪れることができる離島、浜比嘉島をご紹介します!
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浜比嘉島の基本情報
浜比嘉島は、面積2.09平方キロメートル、周囲6.69キロメートルの小さな島です。沖縄本島の中部に位置しており、平安座島・宮城島・伊計島と合わせて計4つの島が連なっています。本島からは海中道路で繋がっているため、車で気軽に足を伸ばすことができます。
- 出典:goo.gl
那覇空港からレンタカーやタクシー等で行く場合の所要時間は、1時間半ほど。右も左も海に挟まれた、長い海中道路を抜け、浜比嘉大橋を渡ると浜比嘉島に到着!一足踏み入れると、離島独特の雰囲気に包まれます。
島全体がパワースポット?!
パワースポットが点在する浜比嘉島。島全体がパワースポットと言われることもあるほどです。今回は、その中でも代表的なアマミチューの墓とシルミチューをご紹介いたします。
アマミチューの墓
アマミチューの墓は、琉球開びゃく伝説で有名なアマミチュー、シミルチューの男女二神と他の神が祀られていると伝えられる、貴重な霊場。毎年行われる年頭拝みには、多くの島民が参加し、豊穣・無病息災・子孫繁栄を祈願します。
浜比嘉大橋を渡り、東へ。海沿いの道を1kmほど進んだところにあります。標識は立っていますが、通り過ぎ注意!綺麗な海の上にポツンと浮かんでいる岩が見えたら、それがアマミチューの墓です。横は港のようになっており、車を停めることができます。
一見ただの岩があるだけに見えますが、大きな岩の端をよく見ると、潮が引いているときに現れる道があります。これが、アマミチューの墓へと続く道です。
この道を進んでいくと、岩でできた階段が見えてきて、その上にアマミチューの墓があります。潮が満ちているとき等、入れないこともあります。
アマミチューの墓の前には、公衆トイレがあり便利です。きれいに整備されていてトイレットペーパーも置かれており、誰でも気軽に使用することができます。
シルミチュー
シルミチューは、アマミチューとシルミチューの居住したところと伝えられています。アマミチューの墓と同様に、毎年年頭には、多くの島民が参加し、豊穣・無病息災・子孫繁栄を祈願します。また子宝祈願の霊場として知られ、沖縄各地から多くの人たちが祈願に訪れます。
浜比嘉大橋から車で約10分のところにあります。標識が出ているので道には迷わないですが、民家を抜けたり、途中道幅が狭いところがあったりと、大きな車の場合は通り抜けるのに少々困難な道もあります。入っていくことに不安になりますが、迷わず入っていきましょう。
シルミチューの手前には、車を停めることができる広い場所があります。車を降りて、森の中へ。もうこの時点でパワーを感じてしまいます。
奥へ進んで行くと、長い石階段が現れ、上に登るとシルミチューがあります。シルミチューの中で真剣に拝んでいる方もしばしば見られ、神秘的な空気が流れています。まさにパワースポット。体の中から何かが沸き上がるのを感じます。
沖縄ムード満点!古民家でごはんタイム
浜比嘉島には、沖縄ムード満点のこんなお店があります。
「てぃーらぶい」というこのお店は、方言で「日向ぼっこ」という意味だそう。雰囲気のある古民家で、メニューがクバの葉でできていたり、三線が置いてあったりと沖縄に遊びに来たことを改めて実感することができます。
料理はもちろん沖縄料理。メイン料理・ご飯もの・汁ものが選べるようになっており、加えて小鉢が付きます。素材の味を生かした味付けで、他とはまた違った沖縄料理が楽しめます。ゆったりとした雰囲気が流れており、気分もお腹も満たされます。
- てぃーらぶい
- うるま市 / 郷土料理
- 住所:沖縄県うるま市勝連浜56地図で見る
- 電話:098-977-7688
- Web:https://www.facebook.com/%E5%8F%A4%E6%B0%91%E5%AE%...
まとめ
離島独特の雰囲気やパワースポット、古民家での沖縄料理など... 気軽に訪れることができる沖縄の離島「浜比嘉島」。魅力がいっぱい詰まったこの島に、1度遊びに行ってはいかがでしょうか?ドライブにもってこいです。