写真：ririco和歌山県の人気の観光地・白浜にある景勝地の「三段壁(さんだんべき)」は、青い海を楽しむことができる絶景スポットですが、その地下に圧巻の波しぶきや歴史を堪能できる、幻想的な三段壁洞窟が広がっているのはご存知ですか？
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三段壁・三段壁洞窟とは
三段壁
写真：ririco
吉野熊野国立公園内、和歌山県白浜町にある「三段壁」は、海岸線沿いの長さ約2km、高さ最大50mの大岸壁で、展望台からは広く続く海の雄大な景色を眺めることができる人気の景勝地となっています。
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美しい夕日が眺められるスポットとしても有名で、「恋人の聖地」に認定されています。
三段壁洞窟
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「三段壁」の地下36mには、波浪による侵食で海食崖に形成された「三段壁洞窟」が広がっており、入場料を払うと、エレベーターで降りて洞窟内を200m周回することができます。
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洞窟の内部に荒波が押し寄せる大迫力の光景は、圧巻の一言です。
三段壁洞窟の楽しみ方
洞窟探検気分を味わう
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三段壁洞窟内は、灯籠などの間接照明の明かりを頼りに、200mの順路をぐるっと周回します。薄暗い洞窟を歩くのは探検のようでワクワク感がたまりません。
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洞窟に流れ込む荒波を堪能
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洞窟内では、洞窟に流れ込んでくる荒波を間近で見ることができます。岩肌にぶつかり大量の水しぶきをあげながら押し寄せる波の大迫力を様々な場所からじっくり楽しみたいです。
洞窟内展望台
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洞窟の海に面した先には展望スペースがあり、開けた海や洞窟内に押し寄せる波を近くで見ることができます。光に煌めく水面もとても綺麗です。
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十像岩という、岩肌に10体の石像が見えるという珍しい奇岩も間近で見ることができます。
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潮吹き岩
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洞窟にある「潮吹き岩」は、海水が入ると圧力で上に空いた穴から海水がくじらのように吹き出すという珍しい岩。看板を頼りに波の流れに合わせて吹き上がる岩を是非探してみてください。
日本最大の「牟婁大辯才天(むろだいべんざいてん)」
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洞窟内のたくさんの灯籠の明かりに照らされた祠には、日本最大の水の神「牟婁大辯才天」が祀られているパワースポットがあります。
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珍しい湧泉を利用した温かい手水舎。良質な温泉で、手がすべすべになります。
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たくさんの灯篭に照らされた空間はとても幻想的で美しいです。
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地上の受付では、御朱印も授与していただけます。
歴史を感じよう
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三段壁洞窟は、平安時代に活躍した熊野水軍の舟の隠し場所であったと伝わっていて、史実をもとに武具等を再現した資料が展示されている「熊野水軍番所小屋」があります。
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また戦国時代に鉄砲伝来とともに鉛の需要が増大したため、こちらでは鉛の採掘もされていました。その「瀬戸鉛山鉱山採掘場跡」の鉱穴(まぶあな)を見ることができます。
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三段壁からの絶景も満喫
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洞窟探検した後は、三段壁の展望スペースから絶景を堪能。さっきまでいた洞窟はどこかな？と探してみるのも楽しいです。
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最後に
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事前に旅行代理店やチケットサイトなどで前売り券を購入すると割引料金で購入が可能です。
- 大人(中学生以上)1,300円→1,000円
- 小人(小学生)650円→500円
三段壁の近くにローソンがあるので、ロッピーからローソンチケットで購入できます。
- 三段壁洞窟
- 白浜町（西牟婁郡） / 自然・景勝地 / パワースポット / 洞窟
- 住所：和歌山県 西牟婁郡白浜町2927-52地図で見る
- Web：http://sandanbeki.com/
- 三段壁
- 白浜町（西牟婁郡） / 自然・景勝地 / 観光名所 / ツーリング
- 住所：和歌山県西牟婁郡白浜町2927−52地図で見る
- 電話：0739-42-4495
- Web：http://sandanbeki.com
この記事を書いたトラベルライターから一言
- 写真：ririco
初めて訪れたときは三段壁からの景色しか見ていなかったのですが、三段壁洞窟に入ってみて、その幻想的な空間と荒波の大迫力を感じることができる空間の虜になっていました。訪れる時間など変えても楽しめそうです。是非体感してみてください。(ririco)
