【沖縄】サンゴを知って二倍感動！阿嘉島の絶景ポイント3選

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• 【絶景ポイント1】阿嘉大橋（あかおおはし）
• 【絶景ポイント2】ニシハマ展望台
• 【絶景ポイント3】天城展望台
• 【立寄りポイント】さんごゆんたく館
•    サンゴのことを知ろう！
•    サンゴとサンゴ礁の違いは？
• 最後に

【絶景ポイント1】阿嘉大橋（あかおおはし）

阿嘉大橋は、阿嘉島を代表する絶景ポイントです。阿嘉島とお隣の慶留間島（げるまじま）を繋いでいます。

• 写真：Kikuchi阿嘉大橋

架橋以前の交通手段は小型船舶のみだったそうで、悪天候や急患が出た際に不便を強いられていましたが、平成10年6月にようやく開通しました。橋長530メートルで、ゆるやかなアーチを描いているのが特徴です。製作、設計、施工において特色を有するとして、平成10年度土木学会田中賞（作品部門）を受賞しています。

• 写真：Kikuchi緩やかなアーチを描く阿嘉大橋

橋の中央付近では、海の青さをばっちり望むことができます。グラデーションになっている様子に思わず息が漏れてしまいます。

• 写真：Kikuchiサンゴ礁がよく見える

阿嘉島から見て橋の右側に広がる景色と、左側に広がる景色が全く違うので、どちらも鑑賞することをおすすめします。

• 写真：Kikuchi阿嘉島側から見て「左」を向くと
• 写真：Kikuchi阿嘉島側から見て「右」を向くと

【絶景ポイント2】ニシハマ展望台

阿嘉島を代表するビーチにニシハマビーチがあります。そのニシハマビーチを一望できるのが、ニシハマ展望台です。

• 写真：Kikuchiこちらが頂上

木の階段を登ること10分程度で頂上に到着します。階段を登っている最中にも、少しずつビーチの美しい表情が見えています。

• 写真：Kikuchi徐々にビーチが見えてくる

頂上からは、ひときわ青いニシハマビーチを眺めることができます。サンゴ礁の様子もよく分かります。阿嘉島は島内のほとんどが森林原野で占められていますので、海と反対側の景色を見ると森が一面に広がっています。

• 写真：Kikuchiビーチを一望

帰りはもと来た階段を下ります。余談ですが、筆者はニシハマビーチの近くで天然記念物のケラマジカと出会いました。人には慣れていますが、触れないように注意しましょう。ケラマジカにはノミがいるそうで、触れるとかゆみがひどくなる場合があるそうです。

• 写真：Kikuchi木の階段

【絶景ポイント3】天城展望台

こちらはコンクリートの坂道を登った先にある展望スポットです。大きな駐車場広場から海を見渡すことができます。

• 写真：Kikuchi広場の様子
• 写真：Kikuchi広場奥の小道を進む

また、広場の脇に小道がありますので、さらにその道を進んでいくと、ダイナミックな景色が広がります。道が狭く足元も悪いのでご注意下さい。

• 写真：Kikuchiオーシャンビュー

特にサンセットが美しいと評判ですので、お時間のある方は夕方に訪問してみてもいいかもしれません。

• 写真：Kikuchi日が沈むタイミングもおすすめ

阿嘉島は小さな島ですので、ご紹介した絶景スポット同士はレンタサイクルで巡ることが可能です。各スポットの移動時間は10分～15分程度です。それぞれ違った魅力がありますので、ぜひ複数ポイントの散策にチャレンジしてみて下さい。

• 写真：Kikuchi絶景スポット位置関係

【立寄りポイント】さんごゆんたく館

サンゴのことを知ろう！

「さんごゆんたく館」とは、慶良間諸島国立公園が有するサンゴ礁の保全と情報発信を目的とした施設です。2018年3月にオープンしたばかりで、観光客向けのビジターセンターも兼ねています。

• 写真：Kikuchi「さんごゆんたく館」外観

まだ新しく、施設も清潔感が溢れています。外にはベンチがあったり、館内でも飲み物が頂けたりと休憩所としても利用可能です。

• 写真：Kikuchi館内の様子
• 写真：Kikuchi書籍コーナーと休憩スペース

館長さんはサンゴの研究者ということで、館内にはたくさんの書籍やサンゴについてのパネル展示が並んでいます。自然環境について学びたい方にはもってこいの施設となっています。スタッフの対応も大変丁寧で、たくさんのお話を聞くことができます。

• 写真：Kikuchiアンケートに答えるとポストカードがもらえる

阿嘉島もサンゴの恩恵を受けて発展してきた島です。ここで少しサンゴについてご紹介します。

サンゴとサンゴ礁の違いは？

サンゴは動かないけれども動物です。イソギンチャクに近い仲間だそうで、近付いてくるプランクトンを触手を使って捕まえ食べます。

体の中に住む「褐虫藻（かっちゅうそう）」が光合成によって作る栄養も利用しているため、光合成に必要な光を十分に得るよう、浅くて水の透き通った海に住むのだとか。美しい海にサンゴが多い理由が分かりますね。光合成をするということで、植物のような性質を持っているのも大きな特徴です。

• 写真：Kikuchiサンゴ

一方サンゴ礁とはサンゴが死んだあと、長い時間がかかってその石灰質の骨格が積み重なってできる地形を呼ぶのだとか。サンゴ礁は自然の防波堤の役割があり、外洋から打ち寄せる激しい波を食い止め、住民の暮らしを守っています。

また観光・漁業資源の提供、生物多様性、教育・研究の場になるなど、サンゴ礁からの恩恵は数えきれません。阿嘉島を旅して、ぜひサンゴのこと、サンゴ礁のこと、地球環境のことに思いを馳せてみませんか？「さんごゆんたく館」はその意味で大変おすすめのスポットです。

• 写真：Kikuchiサンゴ礁保全情報が豊富のビジターセンター

最後に

今回ご紹介した絶景スポットと合わせてぜひご訪問頂きたいのが、阿嘉島のビーチです。透明感溢れる美しいビーチがたくさんありますので、以下のまとめ記事でチェックしてみて下さい！アクセス方法も以下の記事で詳しく紹介中です！