デザインでホテル業界に革命を起こしたと言われる「エースホテル」。2020年春にはアジア初のエースホテルとして京都に完成する事でも注目を集めています。そんなエースホテルは、実はポートランドが本拠地ってご存知ですか?他のエースホテルとは一線を画す「エースホテル・ポートランド」のご紹介です。
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エースホテル・ポートランドとは?
世界中の旅好き、デザイン好きな人から注目される「エースホテル」。エースホテルは、古い建築をリノベーションし、新たに活用するというスタイルのデザインホテルです。1991年にシアトルで誕生し、本拠地はここポートランド!そしてポートランドのエースホテルは、歴史地区であるダウンタウンにあり、現在はポートランドの街のアイコン的存在となっています。
「エースホテル・ポートランド」は、その昔「CRYED HOTEL(クライドホテル)」という建物だったようで、昔の名残を感じられる部分もあるんですよ。
デザイン重視のおしゃれな客室
エースホテルは部屋ごとに違ったコンセプトになっており、ひと部屋ごとに違ったデザインになっているのが特徴です。そしてブランケットは日本でも大人気のペンドルトン製。そして、ちょっと嬉しいのはルームキーがアナログな「鍵」だったこと。近頃のホテルはカードキーが多い中、こういった鍵を使用しているのもいいなぁと思います。
ベッドサイドボードには「PDX」と書かれており、これはポートランドの空港の3レターコードです。上にはレトロなオーディオが置いてあり、USBで自分のスマホと繋げて音楽を聴くことも可能です。冷蔵庫は、扉が透明でまるでワインセラーのよう。自由に飲めるコーヒーやティーのセレクトもこだわりを感じるラインナップです。
トイレ&バスルーム
シャワーとトイレは非常にシンプルです。筆者が泊まった303号は、レトロなバスタブがありました。バスローブも、かわいいくてGOOD。スウェット地で着心地も良いんです。ポッケに手を突っ込んで吊るされている所が、ニクいですよね。そして、このバスローブはホテルで購入も可能。デザインもおしゃれなので、アウターでも使えそう!?
ホテルの至る所で見るアート作品
客室だけでなく、ホテル全体にアート作品やデザインが散りばめられていて、さすがエースホテルといった所。オーセンティックでレトロな雰囲気。シンプルですが、洗練されたデザインでポートランドの街にピッタリです。
ホテルはコンパクトですが、いろんなアート作品をホテル内で散策するのも楽しいですよ!
客室の一つが朝食用のダイニングとなっています
朝食メニューは$12(約1,320円)で食べられます。クロワッサン、コーヒー、グラノーラなど朝食らしいメニューです。地産地消の街ポートランドらしく、地元の食材を使ったメニューで、のんびりとモーニングを味わってみてはいかがでしょうか?
エースホテルの近くには、有名なコーヒーショップもあり朝食を摂るには困らない場所ですが、ホテルで食べる朝食もなかなか良いですよ!