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【シドニー】ナイトアウト時の基礎知識と、初心者でも行きやすいおすすめスポット!

取材・写真・文:

神奈川在住
訪問エリア:13ヶ国

2018年4月24日更新

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写真:cobhcmayu

海外へ旅行へ行ったなら少しくらい夜遊び(ナイトアウト)を楽しみたい、と思っている方も少なくないと思います。筆者は居酒屋の多い日本ではなかなか味わえない、パブ文化を味わうことも、現地の文化を学ぶよい機会になるのではないかと信じています。そこで今回はシドニーでのナイトアウト時の基礎知識と、おススメのお店、さらにはお夜食のおススメをご紹介したいと思います。

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パブとバーの違い

まずはパブ、バーとの違いをご紹介させていただきます。一概にとは言えませんが、ご参考になればと思います。

パブとは

Public house の略で、昔は「社交の場」としての位置付けでした。そのため古いパブには広いホールがあったり、会議室的な部屋があったりもします。中には宿泊施設が備わっているなんてお店もあります。ドリンクはビール、ワイン、ウイスキーなどを主に提供し、食事も割とお腹にたまるきちんとしたものを出すところが多いです。

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バーとは

「お酒をだす場」としてしっとりと、ホテルの上階やひっそりしたような場所にあります。パブで提供されるようなドリンクもだしながら、ジンやウォッカなどアルコールの強いお酒をベースとしたカクテルを出すところが多いです。

同じレストラン内にあったとしても、カウンターが作られたりしているお店もあります。フードはフィンガーフードと呼ばれる、手で簡単に食べられるものがよく揃えられています。

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ナイトアウト時に気を付けたいこと

①ロックアウト

シドニーに限ったことではなく、海外で夜遊びする場合注意したいのが、ラストドリンクやロックアウトの制度。どちらも英語の通り、ドリンクがその時間以降買えなくなってしまう「ラストドリンク」、その時間以降の入場(再入場含む)ができなくなる「ロックアウト」のことです。シドニー対象エリアでは2018年3月現在、1:30am以降のパブ、バー、クラブへの入場禁止、酒類の販売は3:00am以降できなくなっています。

一方で対象エリアを外れれば、もう少し遅くまでやっていたりするので、移動するか、24時間営業のカジノへいくのが定番です。ロックアウト対象エリアはCBD、Kings Cross、Cockle Bay、Darlinghurst、Rocks、Surry Hills、といったような、セントラル駅から向こう全体といったイメージです。

  • 写真:cobhcmayu

②服装

パブではあまり問題になっている場を見かけたことがありませんが、バーやクラブ、またはカジノへの入店の際に特に気を付けたいのが服装です。ドレスコードにひっかかると、セキュリティに止められてしまいます。

多くのお店が掲げているスマートカジュアルは「少しきちんとした身なり」という曖昧な意味。なので女性はあまり気にしなくても問題ないかと思いますが、男性の場合はチノパンにシャツくらいがいいと思います。短パンやサンダルは避け、女性もビーチサンダルはNGという認識程度で平気でしょう。

③ID

忘れてはいけないのがID、必ず入場の際チェックがありますので、セキュリティのお兄さんに見せましょう。みんなが入れても、持っていなければそこでアウトです。旅行中であればパスポートの携帯は義務ですし、忘れないようにしましょう。お酒をリカーショップで買う際も、IDを尋ねられる場合がありますので注意してください。

④私物の管理

荷物を軽くしていくのは大事なポイント。カード社会のシドニーでは極論をいうと、ケータイとカード一枚で済んでしまいます。大きな荷物はクロークに預けたりして、極力スリや盗難への不安を少なくしましょう。女性はクラッチバックなど、常に携帯できるものがおススメです。

ドリンクも自分の管理下です。少し席をはずす際は、友達にドリンクをみていてもらうように頼んだり、自分でドリンクを持ち歩いたりするのは当たり前のことです。目を離したすきに何か盛られるなんてことも起こり得ます。他人事だと思って何かあってから後悔するよりも、少しの警戒心を持ちましょう。

  • 写真:cobhcmayu

筆者厳選のパブ・バー・クラブ

ここでは数多くある中で、私が初心者向けであると判断したパブ、バー、クラブを1つずつご紹介します。シドニーにはホントに沢山のお店があるので、目的別に使い分けるのがキーです。

パブ部門:オールハンズ・ブリューイングハウス(All Hands Brewing House)

ダーリンハーバーにある、ビール醸造設備のあるパブです。水際ですので晴れた日の屋外もおススメできる、素敵なパブです。ビアタンクを目の前にして飲む、出来たての地ビールが◎

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オールハンズ・ブリューイングハウス
シドニー / 居酒屋・バー
住所:22 The Promenade, Sydney NSW 2000 オーストラリア地図で見る
Web:https://www.allhandsbrewinghouse.com.au/

バー部門:ザ・バクスターイン(The Baxter Inn)

世界のベストバー50にランクインしている有名なバーです。カクテル、スタッフの質、雰囲気、どれをとっても文句なしのお洒落バー。シドニーにきたら一度は訪ねて頂きたいバーです。

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ザ・バクスターイン
シドニー / 居酒屋・バー
住所:152-156 Clarence St, Sydney NSW 2000 オーストラリア地図で見る
Web:http://thebaxterinn.com/

クラブ部門:ザ・アーガイル(The Argyle)

クラブは人によって好みが分かれると思いますが、旅行者からローカルまで多くの人で週末は盛り上がるという点で選出。お気に入りの理由は、ソファからハイチェアまで多くの席を設けているところ。

また、高級日本食レストランsakeダイニングで食事後にアーガイルへ抜けると、入場するのに並ぶ長い列をスキップすることもできます。

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ザ・アーガイル
シドニー / 居酒屋・バー
住所:18 Argyle St, The Rocks NSW 2000 オーストラリア地図で見る
Web:http://www.theargylerocks.com/

お夜食のススメ

夜もふけてくると、小腹もすいてきます。帰り道にパクッとなにか食べたい!そんな時におススメのお夜食がこちらです。

パイフェイス(Pie face)

日本にも上陸済みのミートパイショップ、本場オーストラリアではもちろん種類も多く、さらにピットストリート店は朝5時まで営業しています。レギュラーサイズ(AUD4.9ドル~/約400円~)やミニサイズ(AUD3ドル~/約250円~)などがあり、ポイっと口にいれたい時にぴったりです。

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パイフェイス ピットストリート店
シドニー / ファーストフード
住所:109 Pitt St, Sydney NSW 2000 オーストラリア地図で見る
Web:https://pieface.com.au

ミスタークラックルズ(Mr.crackles)

オーストラリアでは豚の皮がカリッカリになったものを、クラックルズと呼びます。なぜそう呼ぶのか、擬音語なのか真意は定かではありませんが。そのクラックルを思う存分楽しめるサンドを、朝の4:30まで売っているのがこのお店です(金土曜日のみ延長営業)。

クラシックロール(AUD14.5ドル/約1,100円)がおススメですが、期間限定ものもあるので是非トライしてみてください。

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ミスタークラックルズ
シドニー / その他グルメ
住所:155 Oxford St, Darlinghurst NSW 2010 オーストラリア地図で見る

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この記事を書いたトラベルライター

ビールと甘いものが大好き!社会人トラベルライター
神奈川県の山奥出身、社会人メタラートラベルライターです。
私のお気に入りスポットが皆さんのお気に入りになるようにと、国内外問わず拙いながらも投稿させていただきますので、よろしくお願いします。

学生の時の留学でオーストラリアに恋をし、その後2年間ワーキングホリデービザで滞在していました。根っからのオーストラリア愛好家です。ベジマイトを美味しく頂くために日々研究しています。

訪問したことのある国:ハワイ、ニュージーランド、オーストラリア、イタリア、バチカン市国、イギリス、フィリピン、インドネシア、マレーシア、タイ、韓国、アメリカ(カリフォルニア州、オレゴン州)、メキシコ、カナダ
現在ニュージーランドにワーキングホリデービザで滞在中。

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