バンコク
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現代的な街並と歴史が調和した東南アジア随一の大都市

【バンコク・バーンパッタイ】極上の安全清潔ストリートフードを

Madam Satoko

2017年1月11日更新

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タイの屋台はダイナミックな調理法が間近で見れて安くて美味しい、という旅行なら絶対訪問したい要素が詰まる一方、衛生や安全といった課題、旅行中せっかくの貴重な一食をもうちょっといいものにしたい、という希望があったりもしますね。今回ご紹介する「バーンパッタイ」は、雰囲気やメニューは屋台、衛生の心配もなく豪華版、SNS映え間違いなし、と旅行者のツボをすべて押さえています。旅行者そしてメディアの方々にも是非ご紹介したいお店です。

「え、こんな庶民な通りに?」そう思ったらもうお店の思うツボです。

「絶品のパッタイがあるんですけど」。こんなことを聞いてもタイ在住15年を超える筆者は、大体なんとなく一通り食べた気になってました。ホテルやレストランが好きなので屋台メニューであるパッタイと言われても「うーんパッタイねえ」といった感じ。

バーンパッタイは、オリエンタルホテルやシャングリラホテルといった、歴史の長い世界的に著名なホテル至近にあります。歴史が長いとは古い町並みの中にあるのと同意でもあり、だからこそホテルの周りは昔ながらのタイの風景が今も脈々と受け継がれています。

野菜が発泡スチロールからむき出しで売られ、その横では揚げ物屋台が絶賛軽食販売、そんな雰囲気の小道にお店はありました。

極々普通のタイの小道にある何でもない料理屋さん。んー、店内は多少塗りなおした感はあるかなあ、という程度で特に目立ってどうということもありません。

その印象を見越したのか、同行者が「これが絶品だから」とあれこれ注文してくれました。

それほどまでに言うパッタイとは。

こんな感じで始まったパッタイの旅、長期在住だからこそ盲目になる罠にこれほどまで囚われていたのか、と我ながらその囚われっぷりにビックリしました。タイ料理はよく知っている、どうせxxxでしょ、こんな事を思い出した人たちに是非お勧めしたいお店です。


どうせ普通でしょ、の罠

こんな思い込みがどれほど機会損失につながっているのか、じっくり検証してみました。

「どうせ」に囚われてました①ドリンク

まずはドリンクから。左:タイ風ミルクティー100THB,右:ライムソーダ120THB

タイ風ミルクティーと言われるコンデスミルクたっぷりの紅茶に、何の飾り気もないコップにライムジュース。うむー、普通だわ、どうせドロ甘でしょ、と思って飲んだら普通と違いさらりとした甘さにとがっていない酸っぱさ。ん、これはタイやアジアの過剰な甘さとは合わないという人にもピッタリです。

「どうせ」に囚われてました②豪華パッタイ

今でもパッタイは、発泡スチロールのお皿に山盛で何と20-30バーツ(60-90円)、箸ではなく竹串二本が箸替わり、そこらじゅうの屋台でいつでも食べられる特別感ゼロのものです。

「どうせパッタイだし、豪華って言ってもせいぜいお花が飾ってあるぐらい?」と思っていたら出てきたのは何とカニさんとバッチリ目が合う、という見たこともないパッタイ!280THB

もう一つは同じく屋台メニューであるチキンのマリネ炭火焼を載せたもの。複数屋台が並ぶところであれこれ買いつけ、自分でこういう風にすることもありますが、こんな美味しそうに美しく仕上がるとは驚きです。190THB

味はまたこれが昔ながらの濃甘タイ式しょうゆを使っていました。近年の健康志向はタイ人本人が「タイ料理は健康に悪い」と油控えめ甘さ控えめ濃い味付け控えめ、としており単なる物足らないものになりつつありましたが、ここでは昔ながらの味が楽しめます。

「どうせ」に囚われてました③グリルポーク、210THB

日本に住んでいらっしゃる日本人の方とのタイ料理と言えば「パクチーは抜いて」「辛くないものがいい」などが定番のリクエスト。いつの間にか「マアこれなら誰の好き嫌いも問題のないメニュー」と言うのが構築されこの無難メニューの中に入っているのが「ポークネックグリル」、日本でいう豚トロです。

豚トロがお勧め、と注文するのを聞きながら「あーどうせまた豚トロ、ねえ」と思いましたが、出て来て目を向けもせずフォークで刺して何気なしに食べると、、「んほー、これ、全然違う!」と唸るほどでした。

豚トロを甘い味わいでマリネし炭火焼。もち米を煎って香ばしさをだし粉砕して軽くまぶしています。豚トロは素焼きのことが多いためマリネは意外でしたし、もち米粉まぶし自体はタイの東北部の料理にあるものですが、豚トロと合わせるのはほとんどありません。

この店に連れてきてくれた同行者も「どうせ」と言いながら誰かに連れてこられ、今までの自分の思い込みを洗い流すまさに「洗礼」を受け、次に伝えるべき人を選定したんのでしょうか。洗礼者として選ばれたことに感謝です。

「どうせ」に囚われてました④デザート、120THB

タイのデザートはココナッツベースで芋やカボチャのシロップ煮で、お玉で掬ってがさっと入れただけ、の安いし美味しいけど美味しそうには見えないのがタイのデザートの課題、と思ってるところへ運ばれて来たのがこれ。

美しいじゃないですか、とデザートに語り掛けてしまいました。ココナッツミルクは別添とし、地味になりがちなタロイモとココナッツ果肉にお花を添えて上品に仕上がってました。「どうせ田舎っぽい芋デザート」という囚われが見事に打ち砕かれています。

ココナッツの天然の甘さに歯ごたえが残るぐらいで湯がいたタロイモのコンビはやはり味は最強、一口ずつ食べながら「愛されて美しく育ったねえ」としみじみ思いました。

屋台タイ料理の「どうせ」から抜け出よう

タイまたはアジア旅行も慣れてくると在住者並に「どうせ」に捕らわれることも増えてくるでしょう。このお店を訪問すると「どうせ」に捕らわれ自由でない自分の在り方に突然ぶつかるかもしれません。

自分が作った狭い価値観と硬い思い込みを打破し、ストリートフードへの惜しみない愛と情熱を自由に楽しんでみませんか。

バーンパッタイ
バンコク / アジア料理
住所:21-23 Soi Charoen Krung 44, Bangkok, 10500
電話:+66(0)2060-5553-4
Web:http://www.baanphadthai.com/

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※この記事は2016年12月6日の取材に基づき公開した情報です。
 記事内容については、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

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