バンコク
バンコク観光
現代的な街並と歴史が調和した東南アジア随一の大都市

【バンコク・Leaf】オシャレで美味しくてお手頃価格!ランチタイムは在タイ日本人マダム率95%のタイ料理レストラン

取材・写真・文:

Madam Satoko
タイ在住

2016年7月28日更新

7,412view

お気に入り

写真:Madam Satoko

タイ在住の私のお気に入りレストランの一つ、Leafはバンコクの日本人が集中して住むエリアにあり洗練された雰囲気で美味しい上にお手頃価格、という誰もが嬉しいお店。価格査定に厳しい在タイ日本人マダムにも人気の高いレストランです。ランチタイムの日本人マダム率なんと95%!これは訪問マストのレストランです。

この記事の目次表示

CNNに「世界一美味しい」と認められたマッサマンカレーをお手頃ランチセットで

  • 写真:Madam Satoko

世界有数のランチ激戦区―元バンコクのフリーペーパー編集長個人的認定

タイは日本の製造業を中心とする日系会社が非常に多く進出しており、バンコクは世界でも在タイ日本人の多い都市上位に位置します。

話に聞く他の国と事情が違い「帯同家族ビザ滞在者の就労禁止」=企業駐在員のお父さんを基として発行されるビザで滞在する妻や子供は基本的に働けません。つまり、夫の駐在についてきた妻は全員専業主婦となります。早朝に夫や子供を送り出して家事を一通り済ませてしまうともう手持無沙汰。午前中は昼前に終わる習い事に行きそのまま仲間とランチ、という需要が非常に高いのです。

多くのレストランが品質はアラカルトそのままを維持しながら価格をぐっと落とし込んだランチセットを用意してその需要に対応しています。
ランチの種類はタイ料理はもちろん和食やインド料理など星の数ほどあり、どれもそれぞれの特徴を生かした個性豊かなセットが沢山あります。今回は「世界で一番美味しい料理に選ばれた」という素敵なキーワードを絡めながら私がお勧めするランチセットを紹介します。

マッサマンカレー、私自身も初めて食べた時「なんておいしいの!」と思ったカレーです

2002年より在タイ、マッサマンカレーとは在タイ半年目ぐらいで出会いました。市場のおかず売りカウンターで弱火で温められている大きな鍋の中の鮮やかなオレンジ色のカレー。お玉で掬うと鶏の胸肉が骨もそのままの形状でゴロっと無造作に出てきました。日本ほか多くの外国を訪問していましたがそんな料理は見たことなく、それだけで驚きでした。

  • 写真:Madam Satoko

こんな感じでの市場が私とマッサマンの出会いの場所。

そのうえ、小玉の紫玉ねぎは切らずにそのまま、ジャガイモは十字に切っただけ、という野菜類もお目見えし「お母さんが手抜きで作ったカレーを凌駕する大雑把さ」を体現しておりました。

うむー、どんな料理なのか、、、世界中を回った添乗員をも違う意味で唸らせつつ一口食べると、、、激ウマ!

一見スパイシーなオレンジ色はココナッツベースでとてもマイルドかつほんのり甘く、鶏肉はふんわりと芯まで煮込まれていました。ジャガイモはホクホクですし玉ねぎは甘味がにじみ出てこれまた絶品。そしてお玉では見れなかった共に煮込まれた生ピーナッツが香りと食感のアクセントとなりました。

見た目の大雑把さとはかけ離れ予想外に美味しい一品でした。故に、マッサマンカレーが世界一に選ばれた時は「わかる!私も一票!!」と思ったものでした。

せっかくならフォトジェニックで上品なマッサマンを

タイの屋台や市場の姿は絶好の写真素材ですが、自分の食事であれば落ち着いた場所であることや衛生感なども検討ポイント。そして出来ればお手頃価格で、というのは誰もが思うところですね。

今回ご紹介するLeaf、店内は「南国の洗練」を体現しています。車の行きかう表通りから15mぐらい入っているためわさわさ感もなく、ちょっとした隠れ家ビストロ風なのもいいところ。入口はオーナーのセンスの良さが発揮されて素敵なウエルカムスペースになっています。

  • 写真:Madam Satoko
  • 写真:Madam Satoko

ランチセットは多くの選択肢から好きなものを組み合わせることが出来ますが、今回はマッサマンカレーセットのご紹介

  • 写真:Madam Satoko

タイの伝統的な前菜のミニ春巻き類、マッサマンカレー、オーガニック育成した栄養価たっぷりの黒米、箸休めのサワーピクルス、ハーブドリンク、デザートはタイフルーツサラダ、このセットで295バーツ(900円程度)と内容と価格の頃合いに厳しい在タイ日本人マダムも納得の素敵なセットです!

マッサマンは元からマイルドタイプですのでスパイシーなものが苦手な方にもおすすめです。ランチセットは数種類あるので数人で行ってメインをシェアする、なんてのも手ですよね。それぞれが上品に盛られているランチセットは写真映えもし、SNSに投稿してみんなを羨ましがらせるのも旅行の楽しみですね。

タイゴルフ観光大使を務めた石川遼選手のお気に入りタイ料理

ランチでお店の実力が分かったらディナーで戻ってくる、というのは在タイ日本人マダムの間でも良く使われるお店チェック方法。“タイ料理=トムヤンクン打破委員会”会長 (勝手に就任) としては是非お勧めしたいトムカーガイ。ココナッツミルクベースながらスパイシーかつ酸っぱいという、タイ料理の神髄発揮のようなお料理です。

  • 写真:Madam Satoko

以前プロゴルファーの石川遼選手がタイのゴルフ観光親善大使を務めておられ「トムカーガイが一番好きなタイ料理です」とおっしゃっておられました。酸っぱさが疲れを取り、ココナッツミルクがヘルシーな満腹感を感じさせ、スパイスが新陳代謝を促進するプロのアスリートもその効果を認める一品です。200バーツ(600円程)

もう一つ、こちらは「辛い物が大好き!」という方向け。とろりととろけるようなサーモンをプリック・キーヌーという唐辛子の中でも特に辛味度の高いものを使ったグリーンソースで頂きます。慣れない人がうっかり食べると口の中が火事!なんてことになりますのでご注意ください。450バーツ(1,400円程度)。

  • 写真:Madam Satoko

今まで食べた中で最高ランクのマンゴープリン

最後は南国らしくマンゴープリンを。完熟した甘くジューシーな種類のマンゴーを丁寧にすりおろしクリームと合わせてうまみを引き出しています。乗っている緑のものはパンダンというハーブを使ったシフォンケーキ、黒いものは黒米種のもち米をココナッツミルクで炊き上げたもの。

日本の皆さんに「甘いもち米」というと「、、、え~、、、(疑いのまなざし)」となりますが、マンゴー大福が一つになる前と思えば納得いただけるでしょうか。一度食べてみてください、目からウロコですから。

そしてこのマンゴープリン、マダムサトコ自称ちょっと長めの人生の中でも美味しいトップ3に入ります!見た目が美しいのも素敵ですよね。「お腹いっぱいだしデザートは半分こしようか」として注文したけど美味しくってもう一つおかわり、とデザートは別腹を地で行くこと間違いなしです!195バーツ(600円程)

  • 写真:Madam Satoko

オシャレで美味しいのにお手頃価格、タイ初心者さんもリピーターさんにもそのコストパフォーマンスの高さは十分感じていただけると思います。

  • 写真:Madam Satoko

タイ屈指の高級私立病院・サミティベート病院向かい。この看板が目印です。

リーフ・タイ・ビストロ
バンコク / アジア料理
住所:120/6 Soi 49, Sukhumvit Rd.地図で見る
電話:06-2048-8351(0-2040-9601)
Web:https://www.facebook.com/leafthaibistro

バンコクの旅行予約はこちら


バンコクのパッケージツアー(新幹線・飛行機付宿泊プラン)を探す

バンコクのホテルを探す

バンコクの航空券を探す

バンコクの現地アクティビティを探す

バンコクのWi-Fiレンタルを探す

この記事で紹介されたスポットの地図

関連するキーワード

※記事内容については、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

あなたにオススメの記事

同じテーマの記事


【タイ】ゲテモノあり!夜のカオサン通りをディープに楽しもう

バックパッカーの聖地と言われるタイのカオサン通りは、びっくりする光景が日常化しています。そして昼に見せる顔と、夜に見せる顔で異なるのですが、夕方から夜になるにつ...


タイに行ったら、これ食べよ!おすすめスイーツ

タイではレストラン、スーパー、屋台、どこに行っても気軽に甘いものが食べられます。素朴な味がうれしいスイーツや、食べるのが惜しいほど美しいスイーツなど、種類も豊富...

【バンコク】トトロの世界!ジブリ公認「メイのレストラン May's Garden House Restaurant」

2018年6月にタイ・バンコクにオープンしたジブリ公認レストラン「May's Garden House Restaurant(メイのレストラン)」は、『となりの...

【バンコク】絶対行きたいマンゴースイーツ専門店「マンゴタンゴ」&「メイクミーマンゴー」

タイに来たからには甘くておいしいマンゴースイーツを食べずには帰れません!気軽に入れておしゃれで、お土産も買えちゃう♪外せないマンゴースイーツ専門店「マンゴタンゴ...

【バンコク・Baan】「飛び切り美味しい隠れ家タイ料理」に行ってみませんか

元バンコク発刊情報誌編集長ですので「レストランは詳しいでしょ」というイメージからか、どなたかと食事という時のお店選定は私の任務。今回紹介する【バンコク・Baan...

トラベルライターインタビュー Vol.3 Emmyさん

【トラベルライターインタビューVol.3】一人旅を応援する記事を多数執筆!Emmyさんならではの人気記事執筆のコツやその原動力に迫ります