タイというと常夏のイメージですが、チェンマイの12月、1月はぐっと気温が下がる日も多く、温泉も人気です。自然を堪能しながら約1時間ドライブすれば、サムーン地区の素敵な温泉施設に到着します。
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まずはサムーン地区までのドライブを楽しもう
「サムーンセンター」があるサムーン地区は、チェンマイ市内の西側にあり、沢山の山々に囲まれた自然が豊かな地区です。やや勾配がきつく、カーブが多い道のりですが、舗装された道なので、バイクでツーリングを楽しむ観光客も多くいます。
途中には象を飼育する村があり、道端で餌やり体験ができるテントがありました。一回あたり100バーツ(約350円)。バナナやサトウキビが沢山入ったかごを受け取って、象たちにあげます。バナナも皮ごとパクパク食べてくれました。
象たちはとっても可愛くて名残惜しいですが、象たちのテントを後にしたら、サムーン地区に到着です。大きなタラート(市場)が村の中心地になっています。
山間にあるきれいな温泉施設「サムーンセンター」
タラートの前の道を少し進んで行くと、目を引くとても素敵な建物があります。こちらは「サムーンセンター」のホテル棟です。宿泊もできますし、入浴のみも可能です。入浴のみでも、予約を入れた方がベターです。
カフェが併設された建物が受付になっています。シンプルな建物ですが、驚くほど掃除が行き届いた清潔な空間です。料金は、貸切風呂が800バーツ(約2,760円)。男女別の大風呂が一人250バーツ(約860円)です。筆者は今回コロナの時期に訪れたからか、通常とは状況が異なるようで、貸切風呂二人利用で一人250バーツ/1時間でした。
料金を支払ったら、プールがある庭を過ぎていきます。プールの脇にある建物は、タイマッサージの施術が受けられる部屋になっています。マッサージは1時間300バーツ(約1,030円)。入浴とセットで申し込むと、500バーツ(約1,720円)です。
清潔で設備も充実した浴室
こちらが入浴ができる建物です。建物の右側と左側に浴室があり、筆者は右側の浴室を案内されました。
入ってまず驚くのは、ピカピカに掃除が行き届いた床と、整えられたドレッサー、トイレ、シャワールームです。
ロッカーには、男性にはパンツタイプ、女性にはサロペットタイプの布が用意され、裸で入浴する日本とは違いますが、これなら他人と入る大風呂でも気まずくなく入浴できると感じました。その他には小さなタオルとコームがセットになっています。大きなタオルは持参した方が良いかもしれません。
まるで日本⁉︎風情ある佇まい
少し高くなっている湯船を覗いてビックリ!まるで日本の温泉のような雰囲気があります。
周囲は竹垣で囲われ、さらに奥の庭は竹林となっていて、風が吹くと笹が擦れる音がします。お湯は少し白く濁っていますが、匂いはありません。深さも温度も丁度良いです。また、周囲にステップがあるので、温まったら半身浴もできます。日本の温泉旅館にいるような気分を味わえます。
洗い場側は、少しタイの雰囲気ですね。しかし、このように洗い場が並ぶ配置はタイでは他にないですし、シャンプーやボディソープがきちんと備えられているのも珍しいです。
温泉好きな方におすすめの施設
「サムーンセンター」はやや郊外にあるため、短期の旅行では行きにくいかもしれませんが、周囲には象と触れ合える場所や、こだわりのある宿泊施設やカフェも沢山あるので、色々と楽しむことができます。温泉好きな方はタイの温泉を楽しむ機会になると思います。また、中・長期で滞在される方にとっては、日本の温泉を恋しく感じた時におすすめの施設です。「サムーンセンター」で、ゆっくり疲れを癒すのはいかがでしょうか?
- サムーンセンター
- チェンマイ / 日帰り温泉
- 住所:142 หมู่ 9 ซอย บ้านเหล่า-แสนตอง Samoeng Tai, Samoeng District, Chiang Mai 50250地図で見る
- 電話:081-122-2324
- Web:https://m.facebook.com/SamoengCenter/