写真：れいちゃん日本から飛行機であっという間に行ける韓国。とくに、福岡から釜山はすぐそこで、飛行機なら1時間もかかりません。だけど、移動そのものを楽しむなら、フェリーがオススメです。福岡から釜山へ、乗るだけで旅の気分が味わえる、フェリーの楽しみ方を紹介します。
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韓国への船の旅
日本各地から韓国へ運行している船便
日本と韓国を結ぶ船便は、各地から、いくつかのルートがあります。
フェリーは、福岡～釜山・下関～釜山が毎日、大阪～釜山が週3便、鳥取県境港～韓国の東海（ドンヘ）が週1便、運行しています。
また、高速船は、2社が運行しています。それぞれ、福岡～釜山1日2～3便、対馬～釜山1日1～2便です。
アミューズメントフェリー・ニューかめりあ
写真：れいちゃんアミューズメントフェリー ニューかめりあ
今回紹介するのは、福岡～釜山の間を運行している大型客船、アミューズメントフェリー・ニューかめりあです。
「かめりあ」とは、英語でツバキのこと。釜山市の市花はツバキで、福岡市の市花はツバキ科のサザンカ。この両市に共通する花であることから、「かめりあ」という船名になったそうです。
ニューかめりあに乗ってみよう
乗り場案内
福岡からの乗り場は、博多港国際ターミナル。
- 写真：れいちゃん博多港国際ターミナル
博多駅からは、博多駅西日本シティ銀行前Ｆ乗り場から、西鉄バス88番。天神からは、天神ソラリアステージ前2A乗り場80番から、西鉄バス80番。どちらも20分弱で、終点「博多港国際ターミナル」に到着します。
また、同じバス停から通常のバスの他に、連節バスBRTにも乗れます。広くて快適。大きな荷物があっても楽に乗れます。
- 写真：れいちゃん連節バスBRT
釜山での下船・帰りの乗船は、釜山港国際旅客ターミナル。
- 写真：れいちゃん釜山港国際旅客ターミナル
2015年に新しいターミナルに移転したばかりで、新しくて広くなり、とても快適。2017年9月現在、ターミナルの周辺は、まだ建物も少なくがらんとしていますが、新しいスポットの建設を目指して、工事が進んでいる最中です。
行きは昼の便、帰りは夜の便で
行きは、12:30に博多港を出発、18:00に釜山港に到着する昼の便。5時間半の船旅です。
帰りは、釜山港での乗船終了が20:00（出航は22:30頃）、博多港での下船開始が翌朝7:30（それ以前に港には着いています）と、夜の便になります。
乗り場での手続きは、1時間前には終わらせておきましょう。昼の便と夜の便、それぞれに違った楽しみ方ができますよ！
お得なチケットやキャンペーンも！HPでチェック
ニューかめりあのHPでは、随時、割引チケットや、キャンペーンなどが紹介されていることがあります。お得なパッケージツアーもあります。お得に旅したい人は、最新情報をチェックしておきましょう。
フェリーの中を楽しもう！
まずは部屋を確保
乗船したら、まずは部屋に荷物を置いて、自分の場所を確保しましょう。
最も手軽でリーズナブルなのは、二等客室。相部屋で、1人ずつ、布団と枕、荷物棚があります。韓国の方と同室になることも多いので、韓国語と日本語が入り混じって聞こえてくると、すでに韓国に来ているような気分に！テレビや電源、更衣室もあります。
- 写真：れいちゃん二等船室
また、ゆっくりしたい方には、個室がオススメです。一等洋室、一等和室、特等室、特別室とあり、まるで移動するホテル。チケット購入時に選べますので、旅のスタイルに合わせて選ぶと良いでしょう。
レストランと売店に行ってみよう
乗船完了後、レストランの営業が始まりますので、行ってみましょう！
- 写真：れいちゃんレストラン
昼の便は、バイキング（1,000円）です。和食、洋食、そして韓国料理もあり、すでに韓国に来ているような気分が味わえます。
- 写真：れいちゃんお昼のバイキング
- 写真：れいちゃんバイキングの料理。キムチやチゲなど、韓国料理も。
夜の便では、夕食は、定食や単品メニュー。こちらも、韓国料理・和食・洋食と、バラエティに富んでいます。朝食は、バイキング（800円）です。
売店・免税店もあります。お菓子やおつまみ、おみやげ、ソフトドリンクやアルコール類、日用品など、ちょっとしたものは手に入ります。
- 写真：れいちゃん売店
自動販売機コーナーもあり、ビールやジュース、お菓子、おつまみ、軽食を販売しています。また、給水室があるので、飲料水やお湯も手に入ります。
ゆっくりしたい人も、アクティブに過ごしたい人も、それぞれの楽しみ方で
せっかくですので、船内を探索するも良し、景色を楽しむのも良し、部屋でゆっくりするのも良し・・・お気に入りの過ごし方を見つけましょう。
パブリックのスペースには、あちこちにテーブルと椅子が設置されています。海の景色を眺めながら、ゆったり過ごすのにもピッタリ！空いていれば、誰でも気軽に利用できます。時間帯によっては、食べ物や飲み物を持ち込んでおしゃべりしている人たちも多く、とってもにぎやか。
- 写真：れいちゃん気軽にくつろげるパブリックスペース
本を読んだり、静かに過ごしたい人は、サロンを利用すると良いでしょう。
- 写真：れいちゃん静かに過ごせるサロン
展望風呂もあります。大きな浴槽につかって、ゆっくりと旅の疲れを癒すことができます。カラオケやゲームコーナーもありますので、お友達と一緒にわいわい楽しむ船旅も良いかもしれません。
また時々、ロビーでイベントやパフォーマンスが開催されることがあります。いつもではないので、もしちょうどイベントをやっていたら、ラッキーかも。
- 写真：れいちゃん時にはイベントも！
お気に入りの場所で、お気に入りの時間を過ごしていると、到着は長いようであっという間ですよ！
海を眺めて、旅の気分を味わおう
- 写真：れいちゃん広々とした甲板デッキ
船の旅の醍醐味は、なんといっても、海の景色を眺めることではないでしょうか。せっかくなので、甲板デッキに出てみましょう。行きと帰り、それぞれに表情の異なる景色が楽しめます。
福岡から釜山へ～昼の便の楽しみ
博多港を出発。だんだんと、街が小さくなってきます。博多湾に浮かぶ、能古島や志賀島、玄界島などの島も見えてきます。
- 写真：れいちゃん博多港を出発
14時～15時くらいには、長崎の対馬のそばを通ります。ここまで来れば、まもなく国境です。
釜山が近づいてきました。高層ビルが並ぶ景色に、韓国らしさを感じます。
- 写真：れいちゃんもう少しで釜山に到着
釜山港大橋。この橋の下をくぐると、まもなく到着です。
- 写真：れいちゃん釜山港大橋
釜山港国際旅客ターミナルへ、入港です。
- 写真：れいちゃんフェリーから見た釜山港国際旅客ターミナル
帰りは夜景を楽しもう
帰りは夜の便。釜山の夜景が楽しめます。
- 写真：れいちゃん夜の甲板デッキ
- 写真：れいちゃん釜山の夜景
- 写真：れいちゃん釜山港大橋もライトアップ
朝、起きたら、そこは博多港。早起きして船から朝日を見るのも、気持ちいいですよ！
- 写真：れいちゃん博多港に入港
- 写真：れいちゃん博多港国際ターミナルに到着
