もつ鍋、水炊き、ごま鯖、明太子。福岡といったら、何を思い浮かべますか?ご飯が美味しい、グルメな県のイメージはありませんか?そんな福岡に、日本一おいしいと言われる鰻屋さんがあるのをご存知でしょうか。テレビやネットでは、あの美食家で有名なタモリさんも通っていると言われている、名店中の名店「吉塚」さんです。本記事では福岡の鰻事情、名店の美味しい鰻料理ご紹介します。鰻が食べたくなること間違いなしですよ!
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福岡は鰻が有名?
福岡では柳川という地域を中心に、鰻のせいろ蒸しという郷土料理があるんです。普通、鰻料理といえば、うな重やうな丼が一般的ですが、鰻の蒲焼に錦糸卵などをのせて、せいろで蒸したお料理です。柳川には、鰻のせいろ蒸しが食べられるお店が多くあるそうですよ。
博多名代吉塚うなぎ屋とは
柳川の鰻のせいろ蒸しも気になるところですが、今回ご紹介する吉塚にはせいろ蒸しはありません。その代わり絶品のうな重があります!吉塚うなぎ屋は、鰻料理の専門店として明治6年に創業。鰻が有名な福岡で、知らない人はいない老舗のお店なんです。
博多区中州の川端商店街沿いの博多川に面した通りにあり、1Fはお店の玄関、2Fと3Fはお食事のフロアになっている、鰻屋さんには見えない大きなビルです。地下鉄やバスが栄える町の中心、中州にあるので、アクセスしやすい立地です。
美味しさの秘密
吉塚でまずびっくりしたのは、注文後すぐに鰻のタレが小皿で出てくること。普通タレは鰻にかかっていて、別ではついてこないですよね?更に驚くのは、出てくるお重は2段重ねです。ごはんと蒲焼が1段ずつ別々に入っているんです。ご飯の上に蒲焼を自分で載せても良し。蒲焼だけ頂いても良しなんです。
食べてみて更にびっくり!所々カリっとした焦げ目がついていて、今まで食べたうな重と食感が違うんです。
独特の食感の秘密は、お店独自の焼きの製法にあるそうです。火を通す際に鰻の表面に出る脂で、揚げるように焼いているため、カリっとした焼目がつきます。脂ののった鰻を使っている証拠ですね。
食感もさることながら、蒲焼の決め手のタレも美味しいです。創業以来、門外不出の味を守っているそうで、別皿でだされるほんのりと甘いタレは、お好みで上からかけてもいいんだそうです。ふっくらとした鰻の旨みが引き立つお味は、長い年月をかけて鰻を知り尽くした老舗ならではですね。
その他の鰻料理
吉塚は、うな重以外にも鰻料理がとても充実しています。骨せんべい、きも焼き、うざくなど、どれも絶品です。お酒を頂きながら1品料理を楽しんだ後、うな重を頂くのもオススメです。うな重以外にも、うなぎ丼、蒲焼もありますよ。
おわりに
名店中の名店ですから、なるべく予約をすることをオススメします。お席にもよりますが広い窓のあるお部屋は開放的で、窓から見える博多川や町の風景は風情があります。福岡に行ってまでうな重?いえいえ。福岡に行ったら、日本一のうな重を是非召し上がってください!!
- 博多名代 吉塚うなぎ屋
- 福岡市 / 和食 / 鰻(うなぎ)
- 住所:福岡市博多区中洲2丁目8番27号地図で見る
- 電話:092-271-0700
- Web:http://yoshizukaunagi.com/