2014年に世界遺産に登録された群馬県富岡市の「富岡製糸場と絹産業遺産群」(以下、富岡製糸場)。最寄駅の上信電鉄・上州富岡駅の周辺エリアには、富岡製糸場以外にも楽しむことができる観光スポットがあります。今回の記事では、動物の生態を間近で見られる群馬サファリパークと、無料のバイキングが人気のこんにゃくパークをご紹介します。
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動物たちの自然な姿が見れる群馬サファリパーク
どんなところなの?
飼育頭数約100種、1,000頭羽の動物を飼育する動物園です。自家用車やレンタカーなど自身の車で園内を回ることができ、動物の生態が間近で見ることができるのが特徴です。
車がない場合は、定期的に運行されているサファリバスを利用しましょう。同じエリアに遊園地もあるので、時間があれば1日中遊ぶこともできます。
雨の日でも楽しめる動物園
サファリパーク内はほぼ車で周ることになるため、雨が降っていても、濡れることなく楽しむことができます。また、通常の動物園とは違い、放し飼いになっている動物たちの自然な姿を間近で見られるので、雨の日の生態を観察できるのも楽しみの一つです。
歩いて園内を見学できる場所も
普通の動物園と同様に、ウォーキングサファリゾーンと呼ばれる、園内を歩いてまわるエリアもあります。
ヤギやラマなどにエサをあげたり、野生のネコ科の動物(トラやチーターなど)を檻の上下から観察できるスポットもあります。ネコ科獣舎では定期的にバックヤードの見学会が行われており、飼育員の方の案内のもと、獣舎を見学しながら、「どのようにエサをあげているか」など裏話を聞くこともできます。
サファリパークでは絶滅の危険があるオオカミの繁殖活動も行われており、そのオオカミたちが見られる「オオカミの森」があります。敷地面積約2,400平米の林の中に作られており、シンリンオオカミをデッキから観察できます。
なかなか見ることのできない野生の姿も
群馬サファリパークでは、7月〜8月には「夕暮れサファリ」、曜日によっては「ナイトサファリツアー」が行われています。これらツアーの参加は、すべて専用のサファリバスへの乗車が必要です。興味のある方は、受付時間内に申し込みをすませましょう。昼間には見られない、夕方や夜の動物たちの姿が観察できる貴重な機会です。
アクセス方法は?
野生の王国・群馬サファリパークは、上州富岡駅から車で約15分の距離にありますので、駅から向かう場合はタクシーを使いましょう。なお、遠方から車で向かう場合は、上信自動車道・富岡ICで降ります。高崎駅から向かう場合は、車で約40分ほどです。
マイカーでの入園の際はガイドラジオを利用
入り口でガイドラジオを借りることができるので、マイカーでお越しの際はぜひ利用してみてください。ガイドラジオといっても、音声だけでなく、タブレットで渡されるので映像(画像)も見ることができます。
「今、サファリパーク内のどのあたりにいるのか」「どのような動物が園内にいるのか」など、サファリパーク内の案内をサポートしてくれます。ガイドラジオの料金は1台500円。人工衛生でガイドラジオの位置を把握していて、園内のどの位置にいるのかを都度把握できます。
入園料は?
高校生以上2,700円、3歳〜中学生は1,400円です。さらに、車で来園された方は、車1台につき300円の駐車料金が必要になります。また、車で来園せず、サファリバスになる場合は、別途500円の乗車料金がかかります。
ただし東京都内に在住の方は、2017年12月31日まで入園料が半額になる年間特別キャンペーンを実施中です。キャンベーンを利用の場合は、都内に住んでいることがわかる証明書の提示が必要になります。
- 群馬サファリパーク
- 富岡市 / 動物園 / 遊園地 / 遊び場
- 住所:群馬県富岡市岡本1番地地図で見る
- 電話:0274-64-2111
- Web:https://www.safari.co.jp/