旅の楽しみといえばその土地ならではの食!イスタンブールのチェンゲルキョイでは、見た目も鮮やかな巨大ワッフルが有名です。ワッフルの注文の仕方や、チェンゲルキョイでのその他の楽しみ方、行き方をご紹介します。
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チェンゲルキョイとは?
イスタンブールはボスポラス海峡によってアジアとヨーロッパに二分される、トルコ最大の都市です。今回ご紹介するチェンゲルキョイ(Çengelköy)は、ボスポラス海峡に面するアジア側のエリアです。
美しい景観や海峡沿いにあるカフェやレストラン、大きなワッフルが有名で、週末になると地元の人たちの憩いの場となり、大賑わいになります。
名物の巨大ワッフルを食べよう!
顔の大きさほどもあろうかというワッフルはチェンゲルキョイの名物。カフェやレストランに負けないくらいワッフル屋さんが多く、どのワッフル屋さんで注文するか迷ってしまうほどです。名物ワッフルの注文の仕方や、おすすめの食べ方をご紹介します。
注文してみよう!
どこのワッフル屋さんでも値段や味、注文の仕方はほぼ同じです。気に入ったお店にまずは入ってみましょう。すると、大きなショーケースの中に色とりどりの果物やソースなどのトッピングの材料があるのが目につきます。
トッピングしてほしいものを店員さんに指差しで伝えると、次から次へとワッフルにトッピングしてくれます。どれだけトッピングをしても値段は同じなのが驚きです!ワッフルの価格はだいだい15~20TL(約300~400円)くらいです。
友達とシェアして食べるのがおすすめ!
ただでさえ大きなワッフルに大量のトッピングをしたら、なかなか一人で食べきることができません。持ち帰り用にするとせっかくの見た目が台無しになってしまうこともあるので、店内で友達と一緒に切り分けて食べるのがおすすめです。
トルコらしいおすすめのトッピングは赤い粒のザクロです。少し種がありますが、みずみずしくてその他の甘いトッピングのいいアクセントになります。
チェンゲルキョイのその他の魅力
海峡沿いを散歩してみる
ボスポラス海峡に面するこのエリアは、風通しがよく、天気の良い日は絶好のお散歩スポットとなります。対岸のヨーロッパ側へ架かるボスポラス大橋と行き交う船が風情ある景観を作り出しています。
海峡を間近に感じることができるカフェに入る
チェンゲルキョイの海峡沿いには、優美な景観を見ながら食事を楽しむことができるカフェやレストランがたくさんあります。そのなかでも有名なのが、「チェンゲルキョイ・ターリヒ・チュナラルトゥ・チャイ・バフチェスィ」です。エントランスにある大きな木が出迎えてくれます。
テラス側の席からは、雄大なボスポラス海峡を間近に見ることができます。チャイ(トルコの紅茶)や軽食などを楽しみながら、リラックスした時間を過ごすことができます。
- チェンゲルキョイ・ターリヒ・チュナラルトゥ・チャイ・バフチェスィ
- イスタンブール / カフェ・喫茶店
- 住所:Çengelköy Mahallesi, Çınarlı Cami Sk. No: 4 A, 34680 Üsküdar/İstanbul地図で見る
チェンゲルキョイへの行き方
チェンゲルキョイには埠頭がありますが、船便はあまり多くないので、同じアジア側にあるユスキュダルからバスで行くことをおすすめします。ヨーロッパ側の新市街からアクセスする場合は、ベシクタシュなどの埠頭から船でユスキュダルまで渡ります。ヨーロッパ側の旧市街からなら、エミノニュからは船で、シルケジ辺りからならマルマライ(海底鉄道)でユスキュダルへ渡りましょう。
ユスキュダルの埠頭近くにある「ミフリマー・スルタン・ジャーミィ」辺りはバス停になっているので、ここから15系統のバスに乗ります。混んでいなければ、ユスキュダルから20分ほどで着きます。
- チェンゲルキョイ(バス停)
- イスタンブール / 駅・空港・ターミナル
- 住所:Çengelköy Mahallesi, 34680 Üsküdar/İstanbul地図で見る
おわりに
チェンゲルキョイはイスタンブールの主要な観光スポットからは少し離れたところにあるため、あまりガイドブックなどでは紹介されていませんが、行く価値ありの穴場スポットです。チェンゲルキョイだけの観光なら、半日あれば十分に満喫できるでしょう。ぜひ旅程に組み入れてみてはいかがでしょうか。
※価格は2019年3月現在(1TL約20円)