一日の中でも時間によって全く違う表情を見せてくれるトルコ イスタンブール。日が沈む時間に、何回も繰り返し行ってみたくなる絶景スポットを、旧市街にスポットを当てて3つご紹介します。
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【1】ガラタ橋付近
ガラタ橋は、イスタンブールの旧市街と新市街を結ぶ橋で、ボスポラス海峡に注ぐ金角湾に架かっている橋です。2階構造になっており、上の階は車やトラムが走り、連日釣り人たちで賑わっています。下の階はレストラン街になっており、名物サバサンドを売るお店が多く建ち並んでします。
ガラタ橋から眺める景色は、夜が近づくとより一層きれいになります。新市街のほうを見渡せば、急坂の途中にそびえ立つライトアップされたガラタ塔がきれいに映えます。ガラタ橋にも明かりが灯り、行き交う船がいい雰囲気を演出してくれます。また反対側の旧市街に視線を移すと、壮大なモスク群の背後に日が沈み、空の色が徐々に変わっていく様子がいかにも異国情緒満載でトルコらしい景色です。
【2】スレイマニエ・モスク(スレイマニエ・ジャーミィ)
ガラタ橋から旧市街を見たときに見えるモスク群のひとつが、スレイマニエ・モスク(スレイマニエ・ジャーミィ)です。
このモスクの庭から見える景色も非常に美しいです。スレイマニエ・モスクは旧市街の丘の上に建てられているため、庭からは新市街のガラタ塔はもちろん、さらに遠くの方のボスポラス海峡やボスポラス大橋、アジア側の街まで見渡すことができます。イスタンブールの街に徐々にライトが灯りはじめる様子を大パノラマで見渡すことができるスポットです。
- スレイマニエ・ジャーミィ
- イスタンブール / モスク / 観光名所
- 住所:Profesör Sıddık Sami Onar Caddesi 16/1-25地図で見る
【3】ミム・カフヴェ エミノニュ店
ガラタ橋やスレイマニエ・モスクから徒歩で行くことができるミム・カフヴェ(mim kahve)のエミノニュ店は、夕方から夜にかけて来店すると、昼間とはまた違った表情をみせてくれます。
ミム・カフヴェの店内は、ガラタ塔側がガラス窓になっていて、反対側の壁面には個性的な絵画が描かれています。
日が徐々に沈んで辺りが暗くなっていくにつれて、ガラス窓に反対側の壁面の絵画が反射し、市内の夜景と絵画の美しいコラボレーションを楽しむことができるのです。
イスタンブールの絶景を楽しむことができるカフェはたくさんありますが、このようなトリックを楽しめることができるのはミム・カフヴェならでは。温かいコーヒーやチャイを飲みながらイスタンブールの夜景を眺め、その日の疲れを癒してみてはいかがでしょうか。
- ミム カフヴェ エミノニュ店
- イスタンブール / カフェ・喫茶店
- 住所:Demirtaş Mahallesi,Devoğlu Sokak, No 10,Fatih,İstanbul地図で見る
- Web:https://www.instagram.com/mimkahve/
おわりに
絶景スポットが数多くあるイスタンブールの中でも、特にヨーロッパ側の旧市街にスポットを当てて紹介しました。ご旅行の際は時間を調整して、イスタンブールの夕暮れ時の絶景を楽しんでみてはいかがでしょうか。
価格は2018年11月現在(1TL約21円)