トルコ最大の都市、イスタンブール。世界遺産に登録されている旧市街の中でも、特に観光スポットが密集しているのがスルタンアフメット地区です。今回は、ちょっと休憩したいときにも気軽に立ち寄ることができるおすすめのカフェを4つご紹介します。
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【1】見晴らしが最高!「セヴン・ヒルズ・レストラン」
スルタンアフメットの観光の目玉ポイントであるアヤソフィア博物館とブルーモスク(スルタンアフメット・ジャーミィ)、さらにボスポラス海峡が注ぐマルマラ海を一望できるのが「セヴン・ヒルズ・レストラン」です。
ここは実はホテルなのですが、宿泊客以外でも最上階のテラス席を利用することができるのです。レストランですが、カフェメニューも充実しており、チャイ(トルコの紅茶)やトルココーヒーだけでも気軽に利用することができます。もちろん、トルコならではの朝食メニューやボリューム満点のトルコ料理も取り揃えているのが魅力です。
スルタンアフメットにある数あるカフェの中でも、絶妙な角度でアヤソフィアとブルーモスクを見ることができるのは「セヴン・ヒルズ・レストラン」ならではです。
- セヴン・ヒルズ・レストラン
- イスタンブール / 洋食・西洋料理
- 住所:Cankurtaran,Tevkifhane Sk. No:8 Kat:3,34122 Fatih/Istanbul地図で見る
【2】最近できた穴場のカフェ「イスタンブル・カフヴェハネスィ」
以前まではトルコ美術のギャラリーとして美術品や本を展示しているのみでしたが、近年カフェとしてオープンしたのが「イスタンブル・カフヴェハネスィ」です。2019年9月時点でまだまだ気づかれていない穴場ですが、アヤソフィア博物館やブルーモスクから徒歩3分くらいのところにあるので、ちょっと腰を下ろしたいときにぴったりのカフェです。
メドレセというイスラム神学校の中庭を利用したテラス席は、外の喧騒を忘れさせてくれるくらい静かで落ち着いた空間。開放的な雰囲気のカフェが好きなかたにもおすすめです。もちろん、ギャラリー内のレトロな雰囲気の中でカフェタイムを楽しむのも風情があって素敵です。窓際の席からはブルーモスクを見ることができますよ。
- イスタンブル・カフヴェハネスィ
- イスタンブール / カフェ・喫茶店
- 住所:Cankurtran Kabasakal Cd. No:5 34122 Fatih/Istanbul地図で見る
【3】アラスタ・バザールから徒歩30秒!「ソファ・カフェ」
ブルーモスクのおひざ元にあるアラスタ・バザールは、コンパクトな空間にトルコ土産がぎゅっと詰まっている観光客にはありがたい市場です。ブルーモスクを訪れたら誰もが訪れるこの市場の入り口から、徒歩たったの30秒のところにあるのが「ソファ・カフェ」です。
ホステルの一階部分がカフェ・レストランになっており、宿泊客でなくても利用することができます。BGMはトルコの音楽ではない洋楽が流れており、まるでトルコとはまた別の国のバーにでも来たかのような、ちょっとおしゃれな空間。ほどよく薄暗い照明がいい雰囲気を演出しており、落ち着いた空間が好きなかたにはおすすめのカフェです。
【4】Wi-Fiが使える!充電もできる!「ポイカ・コーヒー」
旅行中、Wi-Fiが使えたらいいのに!とか、カメラや携帯の充電がピンチ!というとき、結構ありますよね。そういうときにおすすめのカフェが、トラムのスルタンアフメット駅から徒歩約1分のところにある「ポイカ・コーヒー」です。
緑のペイントがキュートなカフェで、店内の壁面の絵やインテリアも心休まるデザインになっています。「ポイカ・コーヒー」は、旧市街のカフェにしては料金がかなり良心的なのも嬉しいポイントです。例えば、旧市街でカフェやレストランでチャイを注文するとなるとだいたい5TL(約95円)くらいからのお店が多いのですが、こちらのカフェでは3TL(約57円)です。
またWi-Fiも使うことができ、壁側の席ではコンセントを利用することができるため、充電もできます。駅チカで、低価格、携帯の充電もできるという、旅行者にはかなりありがたいカフェです。朝食やトーストなどの軽食メニューもあるので、小腹が空いているときにもおすすめです。
おわりに
アヤソフィア博物館やブルーモスク以外にも、トプカプ宮殿や地下宮殿などの見所が満載のスルタンアフメットでは、一度や二度は必ず休憩したくなります。そんなときに気軽に入ることができるカフェを厳選して4つご紹介しました。観光の途中に疲れたら、ぜひ立ち寄ってみてください。スルタンアフメットの観光についてはこちらの記事も参考にしてみてくださいね!
※価格は2019年9月現在(1TL約19円)