写真：myao鹿児島のお酒と言えば、芋焼酎！と思う方も多いのではないでしょうか。実は焼酎だけではなく、鹿児島にはウィスキーの蒸留所も多いのです。今回は、レンタカーで鹿児島市方面から鹿児島最南端の「指宿」を目指しながら、酒蔵を巡るコースをご紹介します！
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ウィスキー&焼酎蒸留所巡りにおすすめのドライブルート
鹿児島中央駅から鹿児島最南端の指宿までは、ノンストップで最短1時間半程のドライブですが、往路はあえて日置市方面に向かい、西側から南を目指しましょう！！日置市から南下すると、酒造さんが多い道を通るので、酒造巡りをしながらドライブが楽しめます。
また、復路には最短距離となるルートを選んで鹿児島中央駅まで戻れば、行きと帰りで異なる景色のドライブも楽しめます。
今回の記事では、レンタカーで鹿児島市から日置市を経由し、指宿に向かうまでの間に立ち寄れる、蒸溜所や立ち寄りスポットをご紹介します。
写真：myaoちょっとひんやりとした貯蔵庫内では、静かにウィスキーが熟成されている
レンタカーはどこで借りる？
レンタカーは借りた店舗で返す、というのが安く抑えるコツです。鹿児島空港近辺のレンタカー店で借りて、そのお店に返すのが理想ですが、飛行機到着時間や予定などによっては、鹿児島中央駅近辺で借りて空港で返したい(又はその逆)…と思われる方も多いはず。
筆者が利用したバジェットレンタカーは、県内であればワンウェイでも乗り捨て料金が掛からずに借りることができます。空港や駅まで送迎もあり、とても便利でしたよ。
お洒落！映える！「嘉之助蒸溜所」
- 写真：myaoエントランス
最初にご紹介するのは、日置市で2018年に始動したばかりのまだ新しい嘉之助蒸溜所。新しいジャパンクラフトウィスキーの可能性を感じる商品を展開しています。
- 写真：myaoショップ店内
- 写真：myao
スタイリッシュなショップエリアに一歩足を踏み入れると、どこからともなくウィスキーの香りが。蒸溜所の見学には事前予約が必要ですが、ショップエリアはいつでも入店可能です。ここでしか買えないウィスキーや、桜島小みかんを使ったジンなどを販売しており、お土産に良いですよ。
- 写真：myao限定ウィスキーを手に入れれたらラッキー。
- 写真：myao45mlの小さな瓶はお土産にもオススメ。¥396
見学予約について
- 所要時間：45分〜1時間程度
- 開催時間：①10:00〜11:00 ②13:00〜14:00 ③15:00〜16:00
- 見学料：1,000円（テイスティングを含む）
- 休館日：月火曜、年末年始（臨時休業あり）
- 予約：希望見学日の4日前までに予約
- 写真：myao敷地内には、テキーラの原料であるアガペが植えられている。
- 嘉之助蒸溜所
- 鹿児島 / 工場見学
- 住所：鹿児島県日置市日吉町神之川845‑3地図で見る
- 電話：099-201-7700
- Web：https://kanosuke.com/
地元密着型！「道の駅 きんぽう木花館」
- 写真：myaoどちらかといえば地元の人が多いこちらの道の駅。
日置市の「嘉之助蒸溜所」から次に紹介する南さつま市の「マルス津貫蒸溜所」へ向かう途中、国道270号線沿いにある道の駅に立ち寄ってみましょう。こちらは観光客も少ないのか、地元密着な道の駅で、ローカル感がとても良いです。おすすめは、こちらの西郷どんがパッケージの黒砂糖で108円。
- 写真：myaoしょうが味が美味しかった。¥108←違う道の駅では少々値上げしてました。
筆者は、ドライブのお共として運転しながらパクパク食べましたが、お土産にもプチプライスで良いですね。お値打ちにお土産が手に入ります。
- 道の駅 きんぽう木花館
- 鹿児島 / 道の駅・サービスエリア / ファーマーズマーケット / そば打ち体験 / 体験・アクティビティ
- 住所：鹿児島県南さつま市金峰町池辺1383地図で見る
- 電話：0993-77-3833
- Web：http://www5.synapse.ne.jp/konohanakan/
樽の貯蔵庫必見！カフェで休憩必須！「マルス津貫蒸溜所 」
- 写真：myao
- 写真：myao
国道270号線を南下し、南さつま市に入ると「マルス津貫蒸溜所 」があります。こちらは、本土最南端のウイスキー蒸溜所。温暖な気候と良質な水資源に恵まれた津貫は、本坊酒造発祥の地でもあります。
受付をすれば、見学は自由に可能。高さ26メートルのシンボルタワーとなる旧蒸留塔内では、歴史漂うレトロな蒸留装置と、当時の様子をパネルで垣間見れます。
- 写真：myao
また、石蔵樽貯蔵庫では、ウィスキーの香りが漂う中、自然と時にゆだねられた熟成の様子を見学することができます。
- 写真：myao
- 写真：myaoちょっとひんやりとした貯蔵庫内では、静かにウィスキーが熟成されている
Cafe Bar＆Shop本坊家旧邸「寶常(ほうじょう)」
- 写真：myao
蒸溜所に隣接する本坊家旧邸「寶常（ほうじょう）」は、本坊酒造二代目社長である本坊常吉が暮らした邸宅です。
- 写真：myao中庭を眺めながら、一息は最高。
1933年に建築された邸宅は、季節ごとに表情を変える庭園を眺めながら、ウィスキーの有料試飲や、コーヒーなどをいただける場所となっています。
- 写真：myaoこちらでは気になるウィスキーの試飲もできる。(有料)
- 写真：myao
- 写真：myaoデザートセット¥600
とても素敵な場所ですので、是非ドライブ途中の一息に立ち寄ってみてください。
- 本坊家旧邸 寶常
- 鹿児島 / 建造物 / カフェ・喫茶店 / 歴史的建造物
- 住所：〒899-3611 鹿児島県南さつま市加世田津貫６６１５−１地図で見る
- Web：https://www.hombo.co.jp/company/kura/mars-tsunuki....
- マルス津貫蒸溜所
- 鹿児島 / 工場見学 / 穴場観光スポット
- 住所：鹿児島県南さつま市加世田津貫6594地図で見る
- 電話：0993-55-2121
- Web：https://www.hombo.co.jp/factory/mars-tsunuki.html
レトロ感漂う！薩摩酒造花渡川蒸溜所「明治蔵」
- 写真：myao
国道270号線をさらに南下すると枕崎市に入ります。枕崎市には、薩摩酒造の「明治蔵」があり、こちらは明治時代から続く焼酎の蒸留所です。
スタッフによる見学案内は時間が決められていますが、自由に見学することも可能です。昔ながらの焼酎作りの様子を間近に見ることができます。
- 写真：myao
蔵の奥へとさらに進むと、町を展望できる立神楼が。92段の階段を上り、是非上まで上がってみてください。天気が良ければ遠くに屋久島も望むことができます。ここでしか買えない焼酎も是非、ゲットしてくださいね。
- 写真：myao
- 写真：myao
- 薩摩酒造 明治蔵
- 鹿児島 / 酒蔵見学 / 穴場観光スポット / 酒蔵
- 住所：鹿児島県枕崎市立神本町26地図で見る
- 電話：0993-72-7515
- Web：http://www.meijigura.com/
最後に
鹿児島の南端、指宿までは電車もありますが、酒蔵を巡ったり、景勝地巡りにはレンタカーの方が便利です。レンタカーを借りてしまっては試飲が出来ない！と残念に思いますが、公共交通機関ではなかなか不便なところにあるのが酒蔵。ここはレンタカーを借りて、不便な場所へもどんどん行ってみましょう！
