岩手県にある釜石市をご存知ですか?釜石市は「鉄の街 釜石」とも呼ばれ、昔から製鉄業が盛んな街なんです。そんな釜石市には高さ48.5mの釜石大観音や、製鉄業の歴史を知る事ができる施設などがあります。今回は、鉄の街 釜石の見所についてご紹介します。
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釜石市(かまいしし)って?
釜石市は、岩手県にある三陸海岸の南東部に位置しています。海沿いの街のため、漁業が盛んでサケやサバ、アワビ、ホタテなど様々な魚貝類が水揚げされています。また「鉄の街 釜石」とも呼ばれ、近代製鉄業発祥の地でもあり、現在でも大手企業の大規模な工場が市街地で稼働しています。
鉄の街 釜石を巡ってみよう
それでは「鉄の街」とも言われる釜石市を巡ってみましょう。釜石市には景色を楽しめる場所や、近代製鉄業の歴史を知ることができる場所など様々な見所がありますよ。
観音像の胎内めぐりができる「釜石大観音」
釜石を一望できる高台に建つ、真っ白な観音像は釜石大観音(鎌崎大観音)と呼ばれています。平和を祈念して昭和45年に建立されたんだそうです。高さは48.5mあり、胎内を巡ることができるだけでなく、敷地内には仏舎利塔や、恋人の聖地など様々な見所がありますよ。拝観料を支払ったら、早速、釜石大観音を参拝してみましょう。
まずは、胎内で神様巡り
1階で参拝をすませたら、胎内巡りをしてみましょう。胎内めぐりは、1階〜12階までの階段を歩いて巡ります。2階には拝殿があり、3階には三十三観音、4階以降の各階には七福神が安置されています。胎内を巡りながら神様巡りをすることができますよ。
最上階では釜石湾を一望
最上階まで歩みを進めると、釜石湾を一望できる展望台があります。
展望台は海抜120mの位置にあるので、晴れていればリアス式海岸の雄大な景色を楽しむことができますよ。景色を撮影する際は、カメラやスマホを落とさないように気をつけてくださいね。
ちなみに、この展望台はちょうど観音像の腕の辺りに位置しています。見上げれば、観音像の顔を真下から見ることができますよ。
御朱印をいただくことも可能
入り口横の総受付では御朱印をいただくこともできます。釜石大観音限定の御朱印帳も販売しているので興味のある方は、参拝の印に買い求めてみてはいかがでしょうか。
太平洋を見渡せる恋愛成就のパワースポットも
釜石大観音の足元には、恋愛成就のパワースポットもありますよ。2羽のカモメが寄り添うハートのモニュメントで、なんだか本当にご利益がありそうです。訪れた記念に、海に向かって鐘を鳴らしてみてはいかがでしょうか。この他にも、仏舎利塔や写真撮影スポットなどがありますので、訪れた際には拝観したり写真を撮ったして楽しんでくださいね。
アクセス
釜石駅からは車で約10分ほどの場所にあります。国道45号を釜石市内より、大船渡方面へ進みます。嬉石トンネルを抜けて歩道橋が見えたら斜め左の道を下り、道なりに進むと釜石大観音の駐車場があります。
- 拝観料:大人500円/中高生300円/小学生100円
- 釜石大観音
- 釜石市 / パワースポット / 観光名所 / 縁結びスポット
- 住所:岩手県釜石市大平町3-9-1地図で見る
- 電話:0193-24-2125
- Web:http://kamaishi-daikannon.com/
「鉄の歴史館」で鉄の歴史を知ろう
釜石大観音から車で5分ほどの場所にある鉄の歴史館は、鉄文化や近代製鉄業の歴史を知ることができる場所です。鉄の街と言われる場所を訪れるのなら、鉄の歴史を学ぶ、ちょっぴり真面目な学びの旅をしてみるのもいいかもしれませんよ。
駐車場のそばには、昭和8年まで使用していたSLや、大きな鉄鉱石などがモニュメントとして展示してあります。
館内では、演出シアターによる原寸大の高炉模型で行われる光と音の演出を見ることができます。光がとても幻想的で楽しく見る事ができますよ。その他にも、鉄文化の歴史や、近代製鉄についての展示を見ることができたり、鉄製品の遊具で実際に鋳造体験したりすることができます。
アクセス
釜石駅からは車で約15分ほどの場所にあります。国道45号を釜石市内より、大船渡方面へ道なりに進むと、右側に「鉄の歴史館」の看板が設置された交差点があります。その交差点を右折し、大平墓地公園方面へ進むとたどり着きます。
- 利用料金:大人500円/高校生300円/小中学生150円
- 鉄の歴史館
- 釜石市 / 博物館 / 子供が喜ぶ / 遊び場 / 歴史博物館
- 住所:岩手県釜石市大平町3丁目12番7号地図で見る
- 電話:0193-24-2211
- Web:http://kamaishi-kankou.sakura.ne.jp/wp/tetsureki