神戸
神戸観光
日本を代表する港町が魅せる異国情緒漂う街並み

シュラスコ料理と神戸の夜景【ブラジリアーノ】

取材・写真・文:

兵庫在住
訪問エリア:44都道府県

2019年10月17日更新

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お手頃価格でカジュアルにブラジル式BBQ「シュラスコ」が楽しめる【ブラジリアーノ】は、シュラスコ料理店に必須のサラダバーはもちろん、ブラジルのソウルフードもビュッフェにずらり。もちろんBBQも本格的!景色も神戸のハーバーが一望でき、カップルからファミリーまで楽しめます。

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「churrasco = シュラスコ(シュハスコ)料理」とは

「シュラスコ」といえばブラジルのBBQ!というイメージですが、実際にはアルゼンチンやウルグアイなど、中南米の広域に渡って食べられているBBQです。

牛、豚、鶏といったお肉の大きな塊を 鉄の串 に刺して、炭火にじっく〜り当てるのがシュラスコの特徴。外側はカリカリ、でも中はジューシーでミディアムレアのように焼きあがります。

そのお肉を、ナイフで一口サイズにカットしながら食べるのが、また良いんです。味付けに 岩塩 を使うのも特徴。焼く前に岩塩をふりかけることで、お肉の旨味が十分に感じられるんですヨ。

食べ放題の「シュラスカリア」

ブラジルの現地での正確な発音は「シュハスコ」なので、現地をリスペクトしている方々の間では「シュラスコ」では無く「シュハスコ」と言い、シュラスコ専門レストランを、シュラスカリア または シュハスカリア churrascaria と言います。(当記事では、シュラスコ、シュラスカリアと表記します。)

シュラスカリアは、基本的に 食べ放題 。店員さんが串に刺さったお肉を持ち歩きながら、各テーブルを回ってくれるので、食べたいものをいただく、という感じ。生野菜やチーズのビュッフェがあるのも定番です。

また、片面が 、もう片側が のチップがあるのも定番。「緑」を上にして置いておけば「お肉ください」、「赤」を上にして置いておけば「お肉ストップ」という意思表示です。これを見ながら、お肉を配膳する店員さんが店内を廻ります。

でも、日本にあるシュラスカリアは高級志向のお店がほとんど。「何かの記念日に、お祝いに」というシチュエーションでは良いのですが、普段使い…と思うと値が張るのですよね…

でも!神戸ハーバーランドにある老舗のシュラスカリアは、カジュアルかつリーズナブル、ブラジルの雰囲気も楽しめるんです。今回はそのお店をご紹介します。

神戸ハーバーランド【ブラジリアーノ】がオススメな理由!

筆者がお勧めするシュラスカリアは、【ブラジリアーノ】。神戸ハーバーランドの umie モザイク 3Fのレストラン街にあります。

モザイクができたばかりの1992年にOPENした老舗シュラスカリアであり、国内だけではなく国外の有名人もたくさん訪れている証の色紙が店内にびっしり!

あの伝説のF1レーサーのセナを始め、南米の有名なサッカー選手のサインも多々あり、いかにこのお店が有名なのかが伺えます。

でも、日本のシュラスカリアなのに、とってもCPが良いんです!ラテン系なノリの店員さんも面白く、シュラスコももちろん美味しい!などなどお勧めポイントをまとめると・・・

1. 肩肘張らないカジュアルな雰囲気、でもお肉は本格的
2. サラダバーやビュッフェが超充実、ブラジル料理も楽しめる
3. これだけ美味しいのに安い
4. THE KOBE の景色が素敵
5. 店員さんがラテン系で楽しい

もちろん人によって評価は変わると思いますが、満足度に対するCPは高い!これは間違いありません。このお勧めポイント5つについて、もう少し詳しくご紹介いたします。

1. カジュアルな雰囲気でもお肉は本格的!カリッとジューシーで旨〜い

店内は広々としており、 “ブラジル本場にありそうな街の食堂” といった雰囲気。肩肘張らないで気軽に食事が楽しめますし、小さなお子様連れのファミリーもたくさん居ます。

まず最初に リングイッサ (ブラジル風ソーセージ)と フランゴ(鶏手羽)を持った店員さんが来てくれ、その後に クッピン(セブ牛のコブ)、牛バラ、豚バラ、豚もも、ハツ、サーロイン、ガーリックステーキ などなどを、ランダムに店員さんが持って回ってくれます。

その中でも、「これは食べなきゃ!」と言うお肉は ピッカーニャ Picanha!日本で言う「ランプ」や「イチボ」といった牛のお尻の肉のことです。

ピッカーニャはサシ(霜降り脂)がなく、とても健康的な赤色が特徴。炭火でじっくり焼いているので、外側はカリカリですが、なかは良い〜感じにレアです。

モーリョも旨い!

日本には「焼肉のタレ」がありますが、シュラスコにも定番のタレがあります。それが 「モーリョ・ヴィナグレッチ」。ポルトガル語(ブラジルの母語)に直訳すると「お酢のタレ」、いわゆるビネガーソースです。

シュラスコは、焼く前に岩塩で味をつけているので、基本的にはタレなどはなくても美味しいのですが、モーリョ・ヴィナグレッチ は別格!お酢がベースなので、お肉の脂っぽさをさっぱりしてくれますし、野菜もたっぷり。

玉ねぎ、ニンニク、パプリカ、ピーマン、パセリなどなどいろんな野菜が入っており、ミキサーなどにかけない、みじん切りなのがまた良いんです。

しかも、ブラジリアーノ では、パクチー入り のモーリョも!パクチー大好きな人には嬉しいですね。

お肉でお腹がいっぱいになったら、最後は 焼きパイナップル をぜひ。火を通すことで、パイナップルに甘みが増すので、いわゆるデザートフルーツです。

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この記事を書いたトラベルライター

じっとしているのは耐えられない旅行好き&飲兵衛です
日本在住ですがアメリカで生活したこともあり、その時にすっかりアメリカ大陸の自然に魅了されました。それ以来、帰国しても日本の自然の素晴らしい場所をあちこち旅行するのが好きです。1児の母でもありますので、“子連れで行くとどんな旅になる?!”という視点も織り交ぜていろんな場所をご紹介できればと思っています。
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