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今ドキ北京っ子はここに行く!グルメもお土産選びも外さない北京・若者の街5選

取材・写真・文:

埼玉在住
訪問エリア:23ヶ国

2019年1月14日更新

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写真:ある通訳案内士

中国の首都北京は、言わずと知れた万里の長城や故宮(紫禁城)といった世界遺産で有名な観光都市でもあります。そんな北京ですが、東京の人たちが東京タワーや浅草ではなく新宿や渋谷で遊ぶように、北京に住んでいる北京っ子が日常行く街もあるはずですよね! この記事では、小・中・高と学生時代を北京で過ごした北京っ子が案内してくれた、若者の街を5つご紹介しますね。

この記事の目次表示

【1】三里屯

  • 写真:ある通訳案内士クリスマス仕様もオシャレ

最近アツいのはやはり「三里屯(サンリトン)」! 東京で例えるなら、原宿・渋谷・六本木のキレイめな部分が混ざって、一つのエリアになったとでも言えばいいでしょうか。もともと大使館が多いエリアだったことから、1990年代あたりからバーがオープンし始めました。北京で外国人の遊び場となっている様子は六本木のようですし、有名なブランドショップから若者の最先端の流行を反映したお店まで共存している様子は、渋谷や原宿のようです。

オシャレな建物が並ぶ三里屯 Villageの正面とも言える場所には、ユニクロやスターバックスの入っているカラフルな「太古里」があり、真冬でも若者を中心として多くの人々で賑わっています。その前には、モダンなオブジェがあり、六本木ヒルズを彷彿とさせますね。

三里屯 Villageの道路を挟んで向かい側には、森ビルのような大手デベロッパーSOHOのビル群が立ち並んでいます。三里屯 Villageは休日だけでなく、平日もオフィスワーカーたちで賑わうようです。

三里屯 Village
中国 / 町・ストリート
住所:三里屯 Village地図で見る

【2】西单

  • 写真:ある通訳案内士北京の空は意外とキレイ?

「西单(シーダン)」は渋谷のような若者の街です。勉強に疲れた北京の学生たちは、あまり買うものがなくても、気分転換に西单でウィンドーショッピングをしたり、カフェに行ったりして、友達と楽しむとのこと。新しいお店もドンドンできています!

西单
中国 / 町・ストリート
住所:西单地図で見る

HEYTEA(喜茶)

いくつかある大型ショッピングモールでのんびり買い物をするだけでもいいですが、最近人気沸騰中な「HEYTEA(喜茶)」というチーズ×奶茶(中国のお茶)のお店にもぜひ足を運んでみてください! 君太百货というショッピングモールにあります。

東南アジアだけでなく、日本でもタピオカ飲料(奶茶の概念がわからない日本人には説明が少々難しく感じますが、実はタピオカ飲料は奶茶のお店が提供)が人気となって久しいですが、本場中国でも、雨後の筍のように奶茶店が誕生しています。

  • 写真:ある通訳案内士大勢のスタッフさんが総掛かりでひたすらお茶を作る

もちろん全ての奶茶店が人気になるわけではなく、オシャレで美味しそうなのに人気があまりなさそうなお店も散見されます。そんな中「HEYTEA(喜茶)」は大人気! 大勢のスタッフさんが機敏にドリンクを作っているにも関わらず、平日でも30分待ちは当たり前。北京の人たちは働いていないのかな・・なんて思ってしまうくらいの盛況ぶりです。

中国人は基本的に温かい飲み物を好むので、「HEYTEA(喜茶)」で提供されるドリンクも温かく、冬に飲んでも嬉しいですし、砂糖の量やお茶の種類を自分で決められるのもありがたいです。一つ500円くらいはしますが、大盛況でした! 日本にもそのうち進出するかもしれないですね。

HEYTEA(喜茶)
中国 / カフェ・喫茶店
住所:HEYTEA(喜茶),西单地図で見る
Web:http://www.dianping.com/shop/114891653

【3】南锣鼓巷

  • 写真:ある通訳案内士歴史を感じる街並み

昔ながらの四合院建築をオシャレな店舗にリノベーションしたエリアが、「南锣鼓巷(ナンルオクーシャン)」です。胡同(伝統的な町)がレトロな観光地へと様変わりしています。日本でいうと、埼玉にある「小江戸」と呼ばれる川越にある蔵造りの町並みのような感じでしょうか。スイーツ屋さんから雑貨屋さんまでたくさんのお店があり、歩いているだけでも楽しいです。

南锣鼓巷と名付けられたのは約700年前の元の時代であり、長い歴史を持つ地区です。最近では、バックパッカー向けの安宿も増えています。今回は筆者が印象に残ったお店やグルメを以下にいくつかご紹介します!

南锣鼓巷
中国 / 町・ストリート
住所:南锣鼓巷地図で見る

文宇奶酪

  • 写真:ある通訳案内士牛乳プリンに小豆をのっけた感じ

清の時代までは宮殿だけで伝承することが許されていた「文宇奶酪」の红豆双皮奶(20元=340円)は、牛乳プリンに小豆が載ったようなもので、日本で売ったら大人気になりそうなお味でした!

冰糖葫芦

  • 写真:ある通訳案内士ついつい食べたくなる冰糖葫芦@老北京

冰糖葫芦は冬に中国北方でよく売られているお菓子で、山査子(サンザシ)を串にいくつか刺し、その上から水飴をかけてコーティングしています。なかなか酸っぱいのと独特の味がするので、日本人の中では好みが分かれそうですが、北京っ子の味に挑戦してみるのも楽しいです! 山査子以外に、イチゴやキウイなどを刺しているものもあります。

そこかしこのお店だけでなく、路上でも手に入ります。路上で買えば、一串で10元(170円)よりは安いです。

老北京
中国
住所:老北京,南锣鼓巷地図で見る

小象同学的泰式奶茶

  • 写真:ある通訳案内士寒気の中、暖かいタイティーを(タイでは考えにくい状況)

観光地らしくオシャレで興味深いお店の一つが「小象同学的泰式奶茶」です。文字通りタイのお茶のお店ですが、そこそこ人気なようでした。タイ留学経験のある筆者からすると、メニューが必ずしもタイっぽい訳ではありませんでしたが、いろいろ考え、実践して、ビジネスチャンスをつかんでいく中国の人たちのアイデアは、面白いなあと感じましたね。

鈴木食堂

  • 写真:ある通訳案内士海外で日本のものを食べると落ち着くのはやはり日本人だからか

中国のネットで、「2018年に必ず 食事をしたいレストラン」と紹介されているのが日本料理屋の「鈴木食堂」です。外観は看板も何もないので非常にわかりづらいですが、中に入ると超満員で、平日の早めのランチでも15分待ちでした。隠れ家のような佇まいも人気の秘訣かもしれません。

ハンバーグがイチオシのようなので注文してみましたが、ジューシーで美味しかったです! ランチセットを注文したので、ライスや味噌汁、サラダなどがついてきましたが、日本人の筆者が食べても違和感はなく、美味しく感じられるお味でした。定食で千円弱くらいでした。

南锣鼓巷を巡る際の注意点

メインストリートはほとんど店舗ですが、少し脇道に入ると、完全に住宅地という場所もあります。生活している人々の迷惑にならないよう巡りましょう!

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この記事を書いたトラベルライター

インドでIT企業に勤めていたバックパッカー
タイのバンコク留学や、インドのチェンナイ駐在を経験した通訳案内士登録者です。
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