空港からのアクセスも抜群で、美味しいものが多い福岡・博多。出張や旅行で訪れたことがある方も多いのでは?そして博多を訪れる楽しみの1つに、グルメがあるのではないでしょうか?博多にはB級グルメがたくさん!とんこつラーメン、水炊き、鉄なべ餃子、屋台料理…どれもお手頃で美味しいですよね。今回はビジネスホテルの集中する中洲川端エリアで、短い滞在期間でも楽しめる、比較的リーズナブルな絶品グルメをご紹介します。
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「まるさん餃子」で、福岡名物・鉄なべ餃子を!
福岡の名物・鉄なべ餃子はその名の通り、黒い鉄なべで焼き上げる餃子です。鉄なべごと持ってきてくれるので、アツアツのまま食べられます。筆者のオススメは、中洲川端の「まるさん餃子」です。
他の地方の餃子と違うのは、薬味に福岡名物の柚子胡椒をいれて頂くことです。もちろん、他の餃子同様餃子のタレとラー油で食べても美味しいのですが、ちょっと厚めの皮に包まれた大きくてジューシーな鉄なべ餃子には柚子胡椒が程よいアクセントになっていてとても美味しいです。是非試してみてくださいね。
鉄なべ餃子と素朴で美味しいお惣菜を
「まるさん餃子」は、地元の常連客で賑わうお店で、餃子だけでなく日替わりのお惣菜やおつまみメニューも充実しています。鉄なべ餃子は焼き上げるのに少々時間がかかるので、待っている間にカウンターにずらりと並んだお惣菜の中から、何品か選んで食べるといいですね。
お惣菜は1品350円程度と、とてもリーズナブル。筆者は、このお店の名物のポテトサラダをチョイス。見た目にも美しく、味も他のお店のポテトサラダとは違う美味しさ。フレッシュなトマトがアクセントになっていて、懐かしく優しい味わいです。
焼き餃子だけでなく水餃子も!
「まるさん餃子」は鉄なべ餃子はもちろんですが、水餃子もとても美味しいですよ。皮が厚めなので、水餃子にするとプリプリ感が増します。こちらも薬味に柚子胡椒をいれて頂きます。
あまり広くない店内ですが、座敷席もありとても落ち着ける雰囲気。子連れでは入りにくいお店も多いですが、とてもアットホームで安心感があります。ただし人気のお店なので、確実に入店したい場合は、ピーク時間よりも入店をずらすか予約することをオススメします。
やっぱり外せない博多ラーメン「一蘭 本社総本店」へ
福岡を訪れる人のほとんどが食べるもの、それはやはり博多ラーメンではないでしょうか?コクのあるとんこつスープに、まっすぐですこし硬めの棒ラーメンがよく合います。お腹が空いてても大丈夫。ほとんどのお店では替え玉が100円程度の追加料金で頼めます。
お店で食べるも良し、屋台で食べるも良し。朝早くから夜遅くまでどこかしらで食べられるラーメンは、旅行者にとってもとても便利な食べ物です。今回筆者が訪れたのは、全国に支店があることで有名な「一蘭 本社総本店」です。
風格のある佇まい
中洲川端駅から川に向かって数分歩くと、ひときわ目立つ店構えが見えてきます。一蘭と言えば、仕切られたカウンターで味に集中して食べるスタイルが有名で、総本店も2階は個別席ですが、1階席はオープンスペースになっていて家族や友達とワイワイ言いながら食べられるようになっています。
24時間営業なのも嬉しいところ。時間を気にせずいつでも食べられます。福岡での滞在時間が短いけど、どうしてもラーメンが食べたい方にもオススメです。アルコール類やデザートもあり、カフェ感覚でも利用できるのもいいですね。筆者が訪れた時は抹茶フェアをやっていて、抹茶ビールや抹茶ラテ、抹茶の杏仁豆腐などがありました。
ちょっと変わったオーダーシステム
一蘭に入ったらまずは写真のような紙を渡されるので、記入します。麺の固さやトッピング、ちょっと辛めの一蘭オリジナルの秘伝のたれの量もここでチョイスします。
ちなみに、この紙には名前(ニックネームでも可)を書く欄があるのですが、ラーメンが出来上がった時に店員さんがこのニックネームで呼びます。筆者の息子は大好きな恐竜の名前を書いたのですが、店員さんはとても長いその恐竜の名前をちょっと噛みながらもちゃんと呼んでくださいました。筆者はこの時少し恥ずかしかったので、ここには呼ばれても恥ずかしくない名前を書くことをオススメします。
一蘭には東京で何度か行ったことがありましたが、やはり総本店は味も格別ですし、総本店や博多の店舗にしかないメニューもありますので、是非行ってみてくださいね。お土産のラーメンも充実していますので、待ってる方へのお土産もお忘れなく。
- 一蘭 本社総本店
- 福岡市 / ラーメン / ご当地グルメ・名物料理 / モーニング・朝ごはん
- 住所:福岡県福岡市博多区中洲5-3-2地図で見る
- 電話:092-262-0433
- Web:https://ichiran.com/
甘いものもはずせない!蒸気屋の焼きドーナツ
一蘭を後にし、駅に向かって歩くと目に入るのが「蒸気屋」です。クラシックな外観で、中に入ると甘い香りがします。たとえラーメンの替え玉までして満腹になったとしても、甘い物は別腹⁈ついその誘惑に負けてしまうようなお店です。
素敵な店内
外観だけでなく店内もとても素敵です。「蒸気屋」は本店は鹿児島県にあり、鹿児島名物「かるかん」や、「かるかん」の中にカスタードクリームの入った「かすたどん」、「鶏卵素麺」などが有名なお菓子屋さんです。
もちろんそれらのお菓子もオススメなのですが、ここ博多にしかないオリジナルのお菓子に「焼きどうなつ」があります。ドーナツではなく、どうなつです。油で揚げていないどうなつは、とても優しく素朴な味わいで日持ちもするので、お土産にもぴったりですよ。
フレーバーもオリジナル以外に、焦がしバターやチョコレート、福岡名物あまおう味など色々あります。筆者は全種類買って、家族で食べ比べをしましたが、全員一致でイチゴ味が好みという結果に。みなさんも是非食べ比べてみてくださいね。
尚、この焼きどうなつは店内で焼きたてを頂くことも出来ます。無料でお茶も出してくださいますので、是非焼きたても食べてみてくださいね。こちらも絶品です。
おわりに
とにかく美味しいものが多い福岡。食べたいものが多過ぎて時間が足りなくなりますので、効率的に動くためにも、エリアを絞って行動されることをオススメします。また、どのエリアでもひと通りの福岡グルメを満喫できるようになっていますし、美味しい店ばかりなので、きっとまた訪れたくなるはずです。
空港からわずか10分ほどで博多に着くアクセスの良さは、日本国内でも随一。乗り継ぎなどで滞在時間があまりない場合でも、是非気軽に街を楽しんでくださいね。