江東区内の「清澄白河フジマル醸造所」は、できたてワインを極上のイタリアンとともにいただける、都内でも希少なワイナリー(ワイン醸造所)併設レストランです。1Fがワイナリー、2Fがレストランという珍しい店内をご紹介します♪
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都内でも珍しい、ワイナリー併設レストラン「清澄白河フジマル醸造所」
日本国内のワイナリーといえば、山梨や信州など、ブドウ畑が広がる静かな農村にあるとイメージする方が多いのでは。しかし実は、東京都内にもワインを醸造するワイナリーが4ヶ所もあるんです。
- 出典:www.photo-ac.comワイナリーといえば、こんな場所にあるイメージ?
筆者が訪れた「清澄白河フジマル醸造所」では、1Fのワイナリーで醸造したばかりのフレッシュなワインを、すぐ階上のレストランで味わうことができます。供されるお料理は、熟練のシェフが腕を振るう本格イタリアン。レストランを併設したワイナリーとして、都内でもとても希少な一軒です。メディアにもたびたび取り上げられ、遠方から訪れるワインファンも大勢いるそう!
住宅街に突然現れるワイナリー&レストラン
「清澄白河フジマル醸造所」があるのは、近年ブルーボトルコーヒーを筆頭とするカフェブームに沸く、江東区清澄白河エリア。オシャレなショップも次々にできていますが、基本的には静かな下町の住宅街です。小さなマンションや一軒家が建ち並ぶ中で、まさかワイン造りが行われているとは想像もつきません。
シャッターの手前に可愛らしい手書きの立て看板が置かれ、2Fのレストランへと誘ってくれます。立て看板の左手、メニュースタンドを目印に階段を上りましょう。(無骨な外階段なので最初はとまどいますが・・・)
- ブルーボトルコーヒー 清澄白河フラッグシップカフェ
- 錦糸町・両国・清澄白河 / カフェ・喫茶店 / 女子旅 / モーニング・朝ごはん
- 住所:東京都江東区平野 1-4-8地図で見る
- Web:https://store.bluebottlecoffee.jp/pages/kiyosumi
異素材をうまくミックスさせた、おしゃれな大人のレストラン
2Fに着くと、これまた可愛らしいペールグリーンのドアがお出迎えしてくれます♪レストランの店内は、無機質なコンクリートと暖かみのある木の家具がうまく調和した、洗練された空間。写真は昼間に撮影したものですが、夜は照明が落とされ、ぐっとムーディーな雰囲気になりますよ。
レストランはディナー以外に、土日祝日限定でランチタイムもオープンしています(ランチメニューはなく、レギュラーメニューからアラカルトで頼む形式です)。また、フロアの一部はワインの試飲ができる「テイスティングルーム」になっており、食事をしなくともワインだけを楽しむことも可能。たくさんの人に好みのワインに出会ってほしい、というお店側の心意気を感じます。
2018年11月から平日もランチ営業開始!
2018年11月1日から、水・木・金曜限定で平日のランチ営業が始まるそうです!営業時間は、週末ランチと同じ11:30~14:00(L.O.14:00)。特別なランチメニューがないのも週末と同じですが、平日ランチ営業時のみパスタをご注文の方には、サラダとパーラー江古田のカンパーニュがサービスで付きます。詳しくは公式Facebookにて。
自家ワイナリーで醸造した国産ワイン以外にも、種類豊富なボトルがずらり
テーブルに案内されたら、さっそくワインを選びましょう。「清澄白河フジマル醸造所」の主役は、もちろん自家ワイナリーで醸造する100%国産のワイン。同店では、仕込みの段階ではできるだけ人の手を加えずに、ブドウ本来の味わいが楽しめるワインを目指しているそう。他では見ない淡い色合いのワインや、濁りのあるワインなど、一味違った一杯がいただけます。
- 出典:www.facebook.com山梨県「City Farm」産のマスカットベイリーAとメルローを、1Fのワイナリーで醸造したワイン
ワインリストは下の写真以外にも数種類あり、ワインの数が多すぎて選ぶのが難しいほど。そんなときは、好みの味わいやブドウの種類などをソムリエに相談してみて。堅苦しくなく、ワイン初心者にも分かりやすい言葉でいろいろ教えて下さるので、きっとお気に入りのワインに出会えるはずです!