ラオス人民民主共和国(通称:ラオス)北部にある古都・ルアンパバーン。かつてラーンサーン王国(1353年-1975年)の王都として栄えた都市で、カーン川とメコン川の合流地点に位置しています。ラオスを象徴するその町並みは、歴史的・文化的な点から評価され、1995年にユネスコの世界遺産として指定されました。のんびりと過ごすラオスの人々と大自然に出会えるルアンパバーン。疲れた心を癒し「明日からまたがんばろう」と元気をもらえる場所です。
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世界遺産の街「ルアンパバーン」とは
ラオスは、東南アジアのインドシナ半島に位置しており、周辺にはベトナムやタイ、ミャンマー、中国があります。国全体の約70%は高原や山岳地帯で、自然豊かな国の一つです。
公用語はラオ語、通貨はキープ(Kip:1円=約74Kip、2017年3月時点)。日本との時差は、日本時間マイナス2時間です。
そのラオス北部にある古都・ルアンパバーン。前述の通り、かつてラオスの前身であるラーンサーン王国の首都だったこともあり、伝統文化の中心となっています。
現在も、歴史建造物が多く残され、寺院は外観を楽しむだけでなく、中に入って見学することも可能(一部有料)。代表的な寺院として、典型的なルアンパパーン様式の「ワット・シェントーン」や「ワット・マイ」などがあります。
日本からルアンパバーンへは、タイのバンコクやベトナムのハノイ、ラオスの首都ヴィエンチャンなどを経由して行くのが一般的です。
ルアンパバーンの町並みが一望できるプーシーの丘
ルアンパバーンに来たらぜひ訪れてほしいプーシーの丘。ルアンパバーンの中心部近くに位置する150mほどの小高い丘で、328段の階段を登りきると、頂上にたどり着きます。
頂上まで登ると、ルアンパバーンの町並みを一望することができます。夕方に訪れると、山並みに沈んでいく夕日とメコン川がコラボレーションした絶景に出会えます。
夕日を見に来る観光客も多いので、「絶対にベストスポットで夕日を拝みたい!」という方は、夕方より少し前に丘に登って、場所を確保しておくのがおすすめです。明るいうちにカメラで撮影する位置などを決めておけば、メコン川とのツーショットがきれいにとれます。
お土産を買うならナイトマーケットで
毎日17時過ぎになると、メインストリートのシーサワンウォン通りにテントが張られ、ナイトマーケットが開催されます。カラフルな刺繍製品などが売られているモン族のマーケットで、雑貨や衣類などを安く手に入れたい方におすすめです。
各店舗テントを張ってくれているので、雨の日でも安心。マーケットは王宮博物館の前あたりまで続いてます。
観光客相手ということもあって、価格は少し高めに設定されているものもありますが、日本で買うよりは断然安いです。マーケットのいいところは、欲しいものがあったら値段交渉ができるところ。店舗によっては、交渉次第でおまけをつけてくれたり、安くしてくれたりします。
ラオス通貨のKipはもちろん、米ドルも使えますので、お買い物しすぎてラオス通貨がなくなっても安心。現地の空気を味わいながら、ビール片手にナイトマーケットをお散歩するのもおすすめです。
- ルアンパバーン・ナイトマーケット
- ラオス / 市場・朝市
- 住所:Sisavangvong Road, Luang Prabang, Laos地図で見る
ブランチに最適!サクサクのクロワッサンが食べられるカフェ
ナイトマーケットが開かれる通りを、寺院・ワットマイを左手に見ながら15分ほどまっすぐ行くと、右手側にカフェ・レストラン「Le Banneton Cafe(ル・バントン カフェ)」が見えてきます。
店内にパン屋さんがあるので、食べたいパンをショーケース越しに見ながらオーダーすることができます。英語やラオス語が話せなくても、目で見て、食べたいものが選べるのはいいですよね。
ラオスはもともとフランスの統治下にあったため、本格的なパンを食べることができるます。
ここでのおすすめは、バターをたっぷり感じられるサクサクのクロワッサン。チョコレート入りもありますが、まずはシンプルにプレーンのクロワッサンをオーダーしてみてはいかがでしょうか?
通りに面したテラス席も数席あるので、店内で食べるものよし、テイクアウトして外で食べるもよし。ツクツク(人力車)を見ながら、ゆったりとした時間を過ごせます。
朝は少し遅めに起きて、ブランチを食べに赴いてみるのもいいかも。
- ル・バントン カフェ
- ラオス / カフェ・喫茶店
- 住所:46 Sakkhaline Road, Luang Prabang, Laos地図で見る