イギリスといえば、アフタヌーンティー。女子なら絶対体験したい事の一つですね。でもドレスコードやオーダーが二人からなど、決まり事が面倒だったりします。そんな時、大英博物館のコート・レストランは気軽に楽しめるのでお勧めです。
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アフタヌーンティーのちょこっとガイド
アフタヌーンティーとは?
イギリスは、アフタヌーンティー発祥の地ですが、最初に始めたのは某王女とも侯爵夫人とも言われています。当時のイギリスでは、朝夕2食だったことから、空腹を満たすために始められたのがきっかけです。現在は、午後から、もしくは2時以降から提供するお店が多く、サンドイッチとスコーン、ケーキのセットと紅茶を頂くのが基本スタイルです。
アフタヌーンティーの種類
アフタヌーンティーにも種類があり、グラスのシャンパンがつく、シャンパンアフタヌーンティーや、メイン料理付きのハイティー、スコーンと紅茶のみのクリームティーがあります。頂く時間や、お腹の空き具合など、お好みで選べます。ただし、高級ホテルなどでは、アフタヌーンティーを2名からしかオーダーできないこともあるので事前にご確認を。
アフタヌーンティーのマナーは?
高級ホテルやレストランで頂く場合は、ドレスコードが設定されていることが多いので事前確認をお忘れなく。スタンドは2段~3段がポピュラーで、スコーンは温められて別添えになることも。頂く順序は一般的に、ケーキスタンドの下段から上段へ、サンドイッチから順に、スコーン、ケーキが基本ですが、今はさほど厳格ではないようです。
スコーンは、ナイフで上下2つにカットしたあと、手で食べやすい大きさに。スコーンによっては、崩れやすいので優しく取り扱いましょう。お好みですが、クロテッドクリームとジャムをのせて頂きます。食べきれない場合はお持ち帰りも可能です。
大英博物館のコート・レストラン(Court Restaurant)
大英博物館には、家族向けでボリューム満点のメニューが充実しているギャラリー・カフェ、サンドイッチやケーキが楽しめるカフェテリア形式のコート・カフェと、これからご紹介するコート・レストランの3か所があります。
お勧めの理由
ドレスアップして、高級ホテルで優雅なアフタヌーンティーも魅力的ですが、実際のところ、旅行中は、ほぼカジュアルファッションで歩くことが多いもの。「ホテルに戻り、ドレスを着替えて靴やバッグも合わせて」と考えると、意外に面倒だったりします。
その点、今回ご紹介する大英博物館内にあるコート・レストランは、カジュアルでOK。お値段もリーズナブル。しかも、大英博物館の見学ついでに、気軽に立ち寄れるのも魅力です。
それから、もう一つ。大英博物館は、とにかく広くて、みどころもたくさん。かなり歩くので、休憩をいれるのにも最適です。アフタヌーンティーを目的にするというよりも、休憩ついで!という感じのせいか、回転も早めです。かといって、居心地が悪いこともなく、スタッフも感じの良い方たちばかりです。
コート・レストランのアフタヌーンティーはこんな感じ
コート・レストランのアフタヌーンティーは£33(¥6,040)。他には、Prosecco(白のスパークリングワイン)付きアフタヌーンティーが£38(¥6,955)。クリームティーが£11(¥2,013)です。サンドイッチは、ハム&プラムチャツネ、スモークサーモン&クリームチーズ、チキン&セロリ、玉子サンドの4種類。スコーンは2つ。
お約束のクロテッドクリームもたっぷりで嬉しいですね。
そして、特筆すべきは、ケーキ類。この日のケーキは、マカロン、オレンジケーキのミルクチョコガナッシュのせ、ラズベリージャム入りのリコッタスポンジ、チョコタルトの4種類でしたが、どれも甘すぎないのが嬉しい。激アマだったり、ビジュアル重視のものとは違い、見た目は、非常に地味なのですが、酸味とのバランスやコク、深みを感じるチョコレートなど、個人的には高得点でした。
全体的にも程よい量で、無理なく頂けるというのもポイントが高かったです。大英博物館見学の際は、お勧めです。もちろん、博物館は無料ですから、アフタヌーンティーを目的にすることも可能です。ティータイムは、11:30~16:00です。
(※記事内の金額は、2023年7月現在の為替で計算しています。)
- コート・レストラン
- ロンドン / カフェ・喫茶店
- 住所:大英博物館内, Great Russell Street, London WC1B 3DG地図で見る
- Web:http://www.britishmuseum.org/visiting/eating.aspx
- 大英博物館
- ロンドン / 博物館
- 住所:Great Russell Street, London WC1B 3DG地図で見る
- Web:http://www.britishmuseum.org