ロンドンを訪れる予定の方は是非、無料で楽しめる観光スポットの一つ、大英博物館へ行ってみてはいかがですか?今回は、イギリスだけでなく世界中の宝物や遺跡、文化が楽しめる大英博物館についてご紹介していきたいと思います。
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大英博物館って?
大英博物館とは、イギリスのロンドンにある世界最大規模を誇る博物館。世界中から集められた美術品、書籍、略奪品が収蔵されています。「大英博物館の見どころと言えばコレ!」と言いたいところですが、800点もの貴重な品々が揃っているため、個々にお目当の展示品は違うでしょう。
事前準備について
大英博物館のホームページには、日本語で書かれた見学モデルコースの案内があります。「1時間コース」「3時間コース」など、滞在時間によっておすすめのコースが記載されていますので、参考にされると良いでしょう。
また館内地図もアップされていますので、下調べを万端に、前もってどこに何があるのか把握しておくのがおすすめです。
大英博物館の魅力
世界一周の気分が味わえる展示エリア
まずは何処からみようか?と中に入ると、展示室がいっぱいあって悩んでしまいます。実はこの大英博物館、一点一点見ようと思うと丸1日かかってしまい、最後の方には疲れ切っている可能性もあります。自分が目当てにしているエリアから順に進むのが効率的でしょう。
古代エジプトエリア、ヨーロッパエリア、古代ローマ遺跡エリア、アジアエリア、アメリカ先住民エリア、アフリカエリアなど、世界各国の文化や遺跡、日常生活品用品、宝物がエリアごとに展示されているので、世界一周をした気分になります。
国の文化を感じよう
アメリカエリア、アフリカエリアは、特に先住民族の生活用品、部族ごとの武器などの展示物が多く、民族文化に興味がある人には見応えのあるエリアになっています。
古代エジプトエリアにはミイラやローマ帝国時代の遺跡が展示されています。ミイラはクリアケースの中に展示してあり、顔を近づけると、ミイラとの距離約10cmくらいなのではないか?と思うほどの近さで見学できます。
見学の仕方は皆自由
日本の博物館や美術館では、床に座って絵を描いている人などを見かける事はほぼありませんが、ロンドンでは博物館、美術館などで床に座ってスケッチをしている人を良く見かけます。
絵を勉強したり、何かのアイディアを発案したりなど、インスピレーションを求めてアーティストや画家が博物館や美術館に集まりますので、床に座っている人がいても日常の事なのです。
カフェとお土産
カフェで一休みしないと、本当に大英博物館は広いので疲れてしまいます。2階にカフェやレストランがあるので、無理せず休憩を挟んで楽しみましょう。
お土産は1階で購入できます。ポーチ、チョコレート、パンフレット、子供用ノート、キーホルダー、ポストカードなどが販売されており、絵柄は大英博物館に展示されている絵画のアイテムが多いです。ポストカードは種類が多いので、思い出に一枚購入しても良さそうですね。
おわりに
今回は、大英博物館についてご紹介しました。やはり全部集中して見るなら、数日に分けて行くのがおすすめですが、時間がない人は自分の「絶対ここは見たい!」というエリアは下調べして、優先的に見る方が疲れを気にせず楽しめます。
ロンドン観光の一つとしてぜひ楽しんでくださいね。
大英博物館を訪れる際の注意点
持ち込める荷物の大きさに制限があります
入り口正面向かって左にテントがあり、そこを通って博物館の中に入りますが、テントで荷物検査があります。大きな荷物がある人は、荷物チェック後に中に入るとクロークがあるので、預けるよう言われます。
館内に持ち込める荷物の大きさは、40cm×40cm×50cmの大きさまでです。
入場料金
入場料金は無料です。展示品の音声ガイドが各国の言語で用意されていて、大人は£6(約850円)、未成年者やシニア(60歳以上)は£5.50(約780円)で借りることができます。
また、博物館内には寄付金を入れられる箱が設置してあります。
- 大英博物館
- ロンドン / 博物館
- 住所:Great Russell Street, London WC1B 3DG地図で見る
- Web:http://www.britishmuseum.org