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キーワード2: 食べる!
カムデン・マーケットの中には、テイクアウトもイートインもできる、様々なジャンルのフード店があります。イタリアン、バーガー、グルテンフリーのチリ、ベトナム、スモークハウス、インド、イスラエル、スムージー、ビーガンのラップ、とんかつ、フライドチキン、ステーキハウスなど、あげ始めたら終わりません!
ここでは、イギリスらしさを味わえるお店など、オススメのお店を3つご紹介します。マーケットにあるフード店の情報は、オフィシャルサイトでも見ることができます。載っていないお店は、行ってのお楽しみに!
17. POPPIE’S
イギリスの食事といえば、フィッシュ&チップスを思い浮かべる人も多いのではないでしょうか?ロンドンに店舗を構える老舗の専門店が、ここカムデン・ロックにキオスクを立ち上げました。サクサクに揚がったバター(イギリスでは衣をバター/butterと呼びます)が、魚の旨味と油をしっかりと包んで逃がしません。レモンと塩、お好みでビネガーも振ってから、ロンドンでも指折りのフィッシュ&チップスをお楽しみください!
- ポピーズ
- ロンドン / 洋食・西洋料理
- 住所:Unit 339 - 341 Camden Lock Place London NW1 8AH地図で見る
- Web:https://www.camdenmarket.com/food-drink/poppies
18. Miss Poppy Cakes
ヴィンテージなティールームに腰を落ち着けて、お茶とケーキで一休みしませんか?可愛らしい食器とインテリアの店内は、不思議の国のアリスのティーパーティーのようです。そして、ガラスケースに並ぶカップケーキ、チーズケーキ、チョコレートケーキ、キャラメルプッディング、ブラウニー、タルト、レモンケーキなどを見たら最後、食べずに去るわけにはいかないでしょう!
- Miss Poppy Cakes
- ロンドン / カフェ・喫茶店 / スイーツ
- 住所:Camden Stables Market, Chalk Farm Rd. Unit 739, NW18AH地図で見る
- 電話:07564135416
- Web:http://www.misspoppycakes.co.uk/home/4572052450
19. THE OTHER SIDE
フライドチキンのバーガーが名物のお店です。クリスピーな食感を出すために2度揚げされた骨なしのチキンフィレは、見ただけでお腹がなりそう!その上には特製ソースのsmoked honey butterがかかり、ピクルス、キャベツ、そしてカリカリのベーコンをバンズで挟んで、ガブリ!車のキッチンで作っていますので、熱々をテイクアウトしてください。
- アザーサイド
- ロンドン / ハンバーガー
- 住所:West Yard Camden Lock Place London NW1 8AF地図で見る
- Web:https://www.camdenmarket.com/food-drink/other-side
キーワード3: 聴く!
カムデン・マーケットの歴史は、音楽なしでは語ることはできません。現在も音楽とファッションを発信し続けるそのパワーを、是非、ライブ音楽を通して体感してみてください。
20. DINGWALLS
500人を収容することができる会場は何と19世紀に建てられたヴィクトリア建築の建物で、1973年にオープンして以来、多くの賞を獲得して来ました。フー・ファイターズやザ・ストロークなどのアメリカのバンドをはじめ、マムフォード・アンド・サンズなどのイギリスの有名なバンドも演奏しています。
最新のイベント情報や、その他の会場で行われるイベントの情報は、随時オフィシャルサイトに掲載されます。
- ディングウォールズ
- ロンドン / 建造物
- 住所:Middle Yard, Camden Lock, London NW1 8AB地図で見る
- Web:http://dingwalls.com/
キーワード4: 笑う!
「深夜2時まで踊って、飲んで、食べて、笑って過ごす」、そんな憩いの場として愛されてきたその姿は、現在も変わりません。週末にはコメディアン達が集まり、観客は楽しくリラックスした時間を過ごします。
カムデン・マーケットの宝探しの旅の終盤をマーケットの来客者と共に笑って過ごせば、お土産話しに尽きない思い出の詰まった旅行になるでしょう。そして、気がついたら、すでに再来の計画を考えているかも知れませんね。
21. Comedy Loft
金曜日から日曜日までの3日間、そしてクリスマスなどのスペシャル企画があります。チケットを購入してショーを楽しんだ後は、その後に始まるパーティーに参加してワインや食事、音楽やダンスなど、自由に楽しむことができます。
- コメディ・ロフト
- ロンドン / エンターテイメント
- 住所:11, East Yard, Chalk Farm Rd, London NW1 8AB地図で見る
- Web:http://www.thecomedyloft.co.uk/camden-comedy/
おまけ
カムデン・マーケットに興味を持たれた方のために、ここでは、マーケットの発展の背景や歴史などについて、簡単にご紹介します。
カムデン・マーケットのはじまり
1974年、鉄道の建設予定地だった場所に数店舗のクラフトショップが集まり、日曜日だけ営業する仮設のマーケットができました。日曜日に営業することは法律で禁止されていた時代なので、当時では異例のことです。そして、1976年に鉄道建設の計画が頓挫し、仮設マーケットの規模が大きくなります。人々が集まると同時に住宅などの居住地も広がり、現在のカムデン・タウンを形成していきました。
新しいもの、古いもの、カムデン・マーケットには何でも集まる!
仮設のマーケットとしてスタートしたカムデン・マーケット。隣接するディングウォール・ダンシングホール(Dingwalls dancing hall)は、「食事、お酒、腕利きのバンドによる生演奏とダンスが、深夜2時まで楽しめる場所」として大盛況していました。
切っても切れない音楽とファッションの関係は、マーケットの発展の中心的な存在です。モッズやロック、パンクなどの音楽を愛する人々がファッションアイコンになり、彼らが買い求めた革のジャケットや破れたリーバイス、履き古されたドクターマーチンのブーツは、たちまち人気のファッションアイテムになりました。マーケットにはそれらの商品を中心に販売するヴィンテージ店が出現した一方で、オリジナルブランドを立ち上げる店も現れます。その中には、ストリートスタイルのデザインで表彰を受け、靴を中心に取り扱う人気ブランドのRed or Deadなどがあります。
馬のブロンズ像があちらこちらにあるのは、なぜ?
マーケットの中には、Stables MarketやHorse Tunnelと呼ばれるエリアがあります。Stableとは馬小屋を意味するのですが、その名の通り、このエリアには主に鉄道の運搬などで利用されていた馬の小屋や専門の病院がありました。多い時には800頭近い馬が行き来していたそうです。現在は、馬小屋のスペースはマーケットの店舗として活用されています。
エイミー・ワインハウスのブロンズ像
2011年、27歳の若さで亡くなったイギリスのシンガーソングライター、エイミー・ワインハウス(Amy Winehouse)は、日本にも多くのファンを持つミュージシャンでした。彼女が最後に住んでいた自宅はカムデンにあり、Roudhouseに現れたのが、大衆に見せた最後の姿でした。
2014年、カムデンの象徴的な存在でもあった彼女のブロンズ像が、イギリス人の彫刻家によってStables Marketに建てられました。
- カムデン・マーケット
- ロンドン / 市場・朝市
- 住所:Camden Lock Place London NW1 8AF地図で見る
- Web:https://www.camdenmarket.com/