手軽に行けるアジアの中でも、エキゾチックでありながらヨーロッパの文化も併せ持ち、魅力あふれるマカオ。治安も良いので、女子旅にも人気です。そこで、マカオの基本情報とお勧めシーズンである10月から12月のファッションをご紹介します。
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日本からマカオへは?
日本からマカオへの直行便は、成田空港、関西国際空港、福岡空港から就航しています。また、香港とセットにしての旅行で、香港とマカオをフェリーで移動(約60~80分)する方法も人気です。
成田空港からマカオまでは、約5時間半の飛行時間となります。時差は日本より-1時間で、サマータイムはありません。
マカオの基本情報
公用語は?
公用語は、中国語(広東語)とポルトガル語となっていますが、日常会話のほとんどが広東語です。英語を話せる人は、高級ホテルやカジノ、外国人観光客が多く訪れるレストランやショップなどに限定されてしまいます。ローカルなショップやタクシー、路線バスなどでは、ほぼ英語が通用しないと考えてよいでしょう。
しかし、マカオは漢字文化圏なので、漢字を使った筆談で理解しあうことが可能です。旅行の際には、メモとペン持つか、事前にホテル名や観光スポットの漢字表記をアイフォンなどに保存しておくと便利です。
マカオの通貨は?
マカオの通貨単位はマカオパタカで、MOPと表記、通称パタカと呼ばれています。漢字では、澳門幣(葡幣)と表記。パタカの下に補助単位のアボス:Avosがあり、1パタカ=100アボスとなります。
紙幣の種類は1000、500、100、50、20、10パタカの6種類。コインは5、2、1パタカ、50、20、10アボスの6種類。ショッピングの場合、1,000パタカ紙幣はおつりがないと、断られる可能性が多いので、両替時には、100パタカ紙幣にしておいたほうが便利です。
帰国後、日本でパタカは両替ができないので、マカオで使い切るか、両替しておくことをお勧めします。また、香港ドル:HK$も広く流通しており、パタカと区別なく使えます。
中華系の店舗では、表記が元の場合もありますが、そのままパタカや香港$と考えて大丈夫です。100MOP=100元=100HK$という感じです。
※【為替レート】¥100=7.25MOP(2018年1月現在の参考数値)
電圧
マカオの電圧は、220ボルト、50ヘルツが基本です。コンセントの形も日本と違いB、BF、B3、Cタイプですので、日本の電化製品を持参する場合は、変換プラグを用意しましょう。
飲料水
マカオの水は、中硬水で塩素消毒されているので、ミネラルウォーターを買うようになります。5~10MOP(日本円:¥40~75)程度で購入できます。
トイレ事情
公衆トイレは少ないので、ホテルやレストラン、カフェのトイレを利用しましょう。トイレットペーパーがないこともあるので、ポケットティッシュは必須です。
マカオのベストシーズンは?
マカオの気候は、亜熱帯性気候に属しており、日本ほどではありませんが四季もあります。一般に春から夏は高温多湿、秋から冬は温暖で乾燥した気候となります。
1~4月は、晴天は多いのですが、乾燥した北風が吹いたりして寒い日もあります。また、1月下旬~2月中旬は、春節という中国の旧正月で、中国からの観光客が、どっと増える傾向にあります。イベントもたくさんあるけれど、混雑もすごいので避けた方が無難です。
5~9月は、湿度も高くなり、気温も30度近くまで上がることもあるので、観光スポット巡りには、結構きついでしょう。また、夏は雨季にもあたります。
その点、晴天が続き、湿度も低めで温暖な10~12月は、とても過ごしやすく、観光にも適している気温(約15度~23度)で、快適に歩くことができます。
ベストシーズン10月~12月の最適ファッション
長袖のシャツやTシャツの上にシャツや、コットンセーターかカーディガン、パーカー、ジャケットなどを合わせるのが、丁度良いでしょう。それにお好きなボトムスを合わせる感じです。長袖ワンピースにカーディガンを羽織るのも良いでしょう。
朝晩は気温が下がるので、スプリングコートや薄手のジャケットなどもあれば安心ですね。出発前には、マカオの天気予報サイト澳門地球物理・氣象局をチェックしましょう。
マカオ観光の足元
ホテルステイやショッピング中心のマカオ旅行なら、特に靴選びに気を付けることはありませんが、世界遺産観光を考えている方は、基本が徒歩観光なので、歩きやすいスニーカーなどがお勧めです。石畳の場所もあり、坂道を登る場所も多いので、ピンヒールは控えた方が無難です。