オランダの首都アムステルダム。かつて港町として栄えたこの町は、自由と活気、アートにあふれています。素晴らしい美術館があり、誰もが知る歴史があり、こじんまりとしつつも見逃せない観光スポット。今回は、そんなアムステルダムの観光スポットを3つご紹介します。
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アムステルダム中央駅から観光スポットへの行き方
アムステルダムのスキポール空港からアムステルダム中央駅までは、電車で約15分。アムステルダムの町は、中央駅から扇状に広がっていて、運河に囲まれています。
多くの観光スポットへは、この中央駅からトラムで行くことができます。
- アムステルダム中央駅
- オランダ / 駅・空港・ターミナル
- 住所:Stationsplein, 1012 AB Amsterdam, オランダ地図で見る
おすすめ観光スポット
1. アムステルダム国立美術館
オランダ最大のミュージアム。中央駅と同じ設計者による建物で、美しい外観です。非常に多くの展示物がある美術館なので、見たい作品やジャンルを予習しておくと効率的にまわれるでしょう。
オランダにまつわるものはもちろん、ヨーロッパからアジアの美術品が多く展示されています。
この博物館で1番人気のある作品は、レンブラントの「夜警」。中学校の美術の教科書で見た記憶がある人も多いのではないでしょうか。壁一面に広がる大きな絵で、いつも多くの人がこの絵の前で写真をとっています。
もう1つ有名なのが、フェルメールの「牛乳を注ぐ女」。筆者が行った時はこの絵が別の美術館に展示されていたため見られなかったのですが、ぜひ目に焼き付けておきたい作品です。
- アムステルダム国立美術館
- オランダ / 博物館・美術館 / 美術館
- 住所:Museumstraat 1, 1071 XX Amsterdam地図で見る
- 電話:+31 (0) 20 6621 440
- Web:https://www.rijksmuseum.nl/jp/general-information-...
2. ゴッホ美術館
世界的に有名な画家であるゴッホは、オランダ出身。西洋画に詳しくなくとも、1度は「ひまわり」や「自画像」を写真で見たことがあるはず。
ゴッホは非常に多くの作品を残していますが、この美術館には油絵だけで200点、素描は550点もの作品が所蔵されています。国立美術館の近くにあるので、2つの美術館巡りを1日で楽しむこともできます。
こちらの美術館では絵の写真を撮ることが禁止されています。日本語用のマルチメディアガイド(5€。約645円)があり、説明を聞きながら絵を見ると、よりゴッホの作品を深く知ることができるでしょう。
- ゴッホ美術館
- オランダ / 博物館・美術館 / 観光名所 / 美術館
- 住所:Museumplein 6, 1071 DJ Amsterdam, オランダ地図で見る
- Web:https://www.vangoghmuseum.nl/
3. アンネ・フランクの家
アンネ・フランクは、ヒトラーのユダヤ人迫害を受けた少女。「アンネの日記」は世界中で訳され、現代の私たちに戦争の悲惨さ・差別の惨さを伝えてくれています。そのアンネと家族がヒトラーのユダヤ人迫害から逃れて隠れていた家が、アムステルダムにあります。
外見は普通の家ですが、この裏にアンネたちの隠れ家がありました。本棚で隠した入り口の向こう側は、全ての窓を黒く塗りつぶした部屋につながっており、アンネたちがアウシュビッツ収容所に送られるまで2年間過ごした部屋・家具を、当時のままに見ることができます。
写真撮影は禁止ですが、実際に訪れることで、ユダヤ人迫害や戦争の過酷さ・歴史の重さを感じることができると思います。
常に1時間以上待つ行列ができているので、公式サイトでオンラインチケットを事前に購入しておくことをおすすめします。
- アンネ・フランクの家
- オランダ / 博物館・美術館
- 住所:Prinsengracht 263-267, 1016 GV Amsterdam地図で見る
- 電話:+31 20 556 7105
- Web:http://www.annefrank.org/
おわりに
いかがでしたか。アムステルダムののんびりとした空気を感じながら、今回ご紹介したおすすめスポット3選に、ぜひ行ってみてくださいね。