絵画の巨匠ゴッホがオランダ人だったということをご存じでしたか?ゴッホの故郷オランダには、270点以上ものゴッホの作品を所蔵している「クレラー・ミュラー美術館」があります。広大な国立公園内に建っているクレラー・ミュラー美術館は混雑とは無縁!名画をじっくり鑑賞することができますよ。
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オランダ国立「クレラー・ミュラー美術館」
名画を数多く残した巨匠「ヴィンセント・ファン・ゴッホ」。誰もが知っているゴッホの代表作といえば「ひまわり」ですが、それ以外にもゴッホはたくさんの作品を世に残しています。世界中あちらこちらの美術館でゴッホの作品を鑑賞することができますが、なんと、ゴッホの故郷オランダにはゴッホの作品を270点以上も所蔵している美術館があるんです。
今回ご紹介するオランダ国立「クレラー・ミュラー美術館」は、アムステルダムから車で約1時間。広大で緑が多い国立公園の敷地内に建っています。公園内には、なんと、全長40kmを超える自転車専用道路があるんです。ここでは自転車を無料でレンタルすることができますよ。
ゴッホの作品を270点以上も所蔵しています
クレラー・ミュラー美術館が所蔵しているゴッホ作品の内訳は、約90点の絵画と180点以上もの素描です。この美術館は、アムステルダムから車で約1時間、列車やバスを乗り継いで行くと2時間もかかるような場所にあるので「美術館が混雑していない」というのがうれしいところ。もちろん、ゴッホ以外の作品もあります。クレラー・ミュラー美術館は名画がたくさんあるのに混雑とは無縁です。のんびり鑑賞しましょう。
ゴッホの名画にご対面!
クレラー・ミュラー美術館には、ゴッホの作品ばかりを40点近く集めて展示している部屋があります。その部屋は、右を見ても左を見てもゴッホの作品ばかりという贅沢な展示内容になっています。うれしいことに、クレラー・ミュラー美術館はフラッシュを使わなければ写真撮影が可能です。作品と説明を撮影して残しておくと、いい思い出になりますね。
女性の指がキラリ!近寄ってみると?
この絵「ルーラン夫人の肖像」は、遠くから離れて見ると、指だけがキラキラしているように見えます。何が光っているのかと近寄ってみると、指の部分だけ絵の具が立体的に重ねられていることがわかります。指輪がキラリと光って見えるように描かれているんです。絵に近寄ったり離れたり。鑑賞者が少ないので、筆のタッチまでも十分に鑑賞できるところがクレラー・ミュラー美術館のいいところです。
水の動きまでも!
この絵「アルルの跳ね橋」も近寄って見てみましょう。水の動きを表現する筆のタッチ。近寄って水面を見てみると、上手なのか上手じゃないのか素人にはよくわからない描き方です。離れて絵を見なおしてみると、水の透明感と水の動きがよく表現されています。ゴッホはこんなタッチで水の動きを表現していたんですね。感心してしまいます。
クレラー・ミュラー美術館、いかがでしたか?
こんなにゆったり名画を鑑賞できるのはありがたいかぎりです。
ゴッホの名画を鑑賞しに、オランダへ出かけてみませんか。
- クレラー・ミュラー美術館
- オランダ / 博物館・美術館 / 美術館
- 住所:Houtkampweg 6, 6731 AW Otterlo,Netherlands地図で見る
- 電話:+31 318 591 241
- Web:http://krollermuller.nl/jp