皆さま、年末年始のカウントダウンはどこで過ごしますか?お家でまったり、初詣へ、イベントでワイワイ。様々な過ごし方があると思いますが、アムステルダムの年越しカウントダウンが激ヤバなのはご存知でしょうか?どのくらい激ヤバなのか、今回はアムステルダムの年越しカウントダウンのご紹介です!
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アムステルダムの年越しカウントダウンの様子
- 出典:www.flickr.comTijsNew Year in Amsterdam 01
「危ないから、外に出てはいけません!」とアムステルダムっ子が良く言われているという、噂のアムステルダムの年越しカウントダウンですが、なにがそんなに危険なのでしょうか?年越しカウントダウンの街の様子と、注意点をご紹介いたします。
花火と爆竹だらけの街
- 出典:www.flickr.comFred Clausen Is this new year or a war zone?
実はオランダでは、花火を打ち上げられるのは大晦日の18時〜元日の午前2時までと法律で決まっています。なので、アムステルダムの人たちは、大晦日にここぞとばかりに花火や爆竹をあげまくるのです。
人が集まっていても御構い無し、中には自宅の窓から打ち上げ花火をあげている人も!!とにかく、花火と爆竹の応酬なので毎年負傷する人も多いようです。街には「ATTENTION!」の看板が建てられ、よく読んでみると「ケガしても自己責任で」とすら書かれているのです。
危険度が特に高いのは「ダム広場」
アムステルダムの中心地である「ダム広場」では、大晦日の夜には毎年何かしらのイベントが開催されています。11時過ぎくらいから人が集まり始め、11時45分くらいには、人のすし詰め状態になります。しかし、そんな状態にも関わらず相変わらず花火をしている人もいます。危ないったらありゃしません。
年明け10秒前になるとみんなでカウントダウンを行い、年明けと同時に壮大な花火が打ち上がります。その瞬間が、盛り上がりのピーク!まさに興奮のるつぼです。ちなみに、多くの人が集まるダム広場付近には、警察官もたくさんいます。
またダム広場だけではなく、大晦日のアムステルダムでは様々な場所でイベントが行われているので、レストランやBAR、クラブなどに行っても楽しめるでしょう。なかでも中華街のニュイマークトは「花火の狂人」と言われるほど、かなり過激な花火のショーが行われております。爆竹の量もかなり多いので、訪れる際には気をつけて下さい。
そこかしこで花火が。帰りの手段は事前に確認しよう
- 出典:www.flickr.comAlix Guillard Fireworks in Amsterdam
先述した通り、当日は「ダム広場」のみならず、様々な場所で花火や爆竹が鳴っていてお祭り騒ぎです。通りたい道で花火をしている人がいたら、無理やり通ろうとせず、出来る限りその道を避けたり、花火が消えるのを待ったりして安全にやり過ごしましょう。ちなみに筆者は、通常ならば徒歩10分で着く宿へ、花火を避けながら30分かけて帰りました。新年の早朝、タクシーはほぼ捕まりません。帰りの手段は、事前に確保しておきましょう。
- 写真:kaaaaana色んな場所から飛び交う花火
- 出典:www.flickr.comDokiai Aikido 070101-0134
また、アムステルダムの1月の夜中の気温は0度程度で、極寒です。最大限の防寒が必要ですので、こちらも重ねて注意が必要です。
お正月名物!?爆竹の道
年越しイベントを終えた翌日のアムステルダムの街中には、元日の名物(?)の爆竹の道が出来ています。どれだけすごい爆竹の嵐だったのか、上の写真から多少お分かりいただけるかと思います。アムステルダムっ子にとっては、お正月に爆竹の道を歩くのが恒例になっているようです。
この記事を書いたトラベルライターから一言
私は、アムステルダム在住の友人とダム広場のカウントダウンイベントに参加しました。友人も私も、カウントダウンイベントがこんな激しいものとは知らず、フリーライブあるから行ってみよー!くらいのノリで行ったので、泣きそうになりました(笑)。年明けの瞬間は、間近で打ち上げ花火を見ることができたり、近くの人と「ハッピーニューイヤー!」を言い合ったりと、とても楽しかったです。この楽しさと緊張感は、行った人でないと味わえないと思います!!(kaaaaana)