【大分】別府1日観光モデルコース！温泉・地獄巡り・グルメを楽しむ！

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• 10:00 レトロな「竹瓦温泉」で砂風呂体験
• 11:30 隠れた名所「座る木」
• 12:00 別府駅周辺でランチ
• 13:30 別府名物「地獄巡り」
•    色とりどりの地獄が楽しめる「かまど地獄」
•       「かまど地獄」が『鬼滅の刃』の聖地と言われる訳
•    国指定名勝の「海地獄」
• 15:00 天然の入浴剤「湯の花小屋」見学
• 15:30 明礬ブルーの「明礬温泉」を堪能
• 17:00 「岡本屋売店」の絶品プリン
• 終わりに

10:00 レトロな「竹瓦温泉」で砂風呂体験

別府には「別府八湯」と呼ばれる8つの温泉があります。まずは別府駅周辺の別府温泉からスタート。

名所中の名所「竹瓦温泉（たけがわらおんせん）」は、明治12年に創設された歴史ある温泉施設です。当初は竹屋根葺きでしたが、その後改築されたものが瓦葺きであったため「竹瓦」の名称がついたと伝えられています。

• 写真：Emmy

現在の建物は昭和13年に建設されたもので、威風堂々たる唐破風（からはふ）造りの屋根が魅力です。

• 写真：Emmy

こちらではレトロな温泉も興味深いですが、ぜひ砂湯を体験をしてみましょう。

浴衣で砂湯の上に横になると、スタッフが砂をどんどんかけてくれます。すっぽりと砂に埋もれる感覚は、実際に味わってみないとわかりません。じわじわと汗をかいてきて、体の芯まで温まります。

• 写真：Emmy砂湯1,500円

カメラやスマホを預ければ記念撮影もしてくれます。ちょっとおもしろい光景ですが、旅の記念になりますね。砂湯の後はシャワーで砂を落とし、内風呂に入る流れになります。

11:30 隠れた名所「座る木」

お次は隠れた名所に立ち寄ります。別府駅の近くにある海門禅寺の御札所には、ユニークな木があります。その名も「座る木」。テレビ番組『ナニコレ珍百景』にも投稿されました。

• 写真：Emmy

実際に見ると本当に座っているようでほっこりします。ぜひ隣に座ってみて下さいね。

12:00 別府駅周辺でランチ

別府駅周辺にはたくさんの飲食店があります。ここでお昼をいただきましょう。名物とり天や別府冷麺がおすすめです。

• 写真：Emmy大分に来たら食べたいとり天

13:30 別府名物「地獄巡り」

午後からは別府に来たら外せない「地獄巡り」です。個性豊かな7ヶ所の地獄がありますが、全部周るには半日は要してしまいます。そのため今回は、中でも人気&満足度の高い地獄を厳選して巡ります。

色とりどりの地獄が楽しめる「かまど地獄」

• 写真：Emmy泥が盛り上がるように湧き出る地獄

「かまど地獄」は、様々な色をしたバラエティ豊かな地獄を見ることができる人気の地獄です。泥地獄や真っ赤な地獄、天候によって色が変わる不思議な地獄もあります。

• 写真：Emmy天気によってブルーやグリーンに変わる地獄

• 写真：Emmy真っ赤な熱泥地獄
• 写真：Emmy地獄とは思えない程の美しさ

飲む温泉やエステ感覚で楽しめる天然スチームもあります。スタッフが地獄だけで見られるおもしろいパフォーマンスを見せてくれたり、満足度も高いです。ゆっくりと足湯に浸かることもできますよ。

• 写真：Emmy源泉かけ流しの足湯

地獄蒸しグルメも売られており、モチモチ柔らかのかんころ餅がおすすめです。

• 写真：Emmyサツマイモを混ぜ込んだ「かんころ餅」

「かまど地獄」が『鬼滅の刃』の聖地と言われる訳

実はこの「かまど地獄」は、人気漫画・アニメ『鬼滅の刃』聖地として脚光を浴びています。別府には主人公“竈門 炭治郎（かまど たんじろう）”と同じ名前の神社「八幡竈門神社（はちまんかまどじんじゃ）」がありますが、ここ「かまど地獄」はその八幡竈門神社とゆかりがあり、さらに人食い鬼の伝説など物語とリンクする部分が数多くあります。

• 写真：Emmy

ファンの間で噂となり、現在では全国各地からファンが巡礼に訪れるようになりました。

国指定名勝の「海地獄」

かまど地獄の隣にあるがの「海地獄」です。1200年前の鶴見岳噴火によってできたと言われている地獄です。大きなコバルトブルーの色をした地獄が海のようなので、「海地獄」と名付けられました。

• 写真：Emmy

とても美しい色をしていますが、なんと摂氏98度の熱湯です。沸き上がる蒸気も迫力があります。

• 写真：Emmy夏は大鬼蓮が咲き誇る日本庭園

海地獄は国指定の名勝になっているように、広大な日本庭園も見事です。夏には珍しい大鬼蓮が咲き誇り大変綺麗です。赤い鳥居が並ぶ白龍稲荷大神も必見。

• 写真：Emmy白龍稲荷神社

併設されているショップにはスイーツやお土産が売られており、そちらも楽しめます。

• 写真：Emmyショップの様子
• 写真：Emmy温泉グッズがたくさん売られている

15:00 天然の入浴剤「湯の花小屋」見学

地獄巡りの後は、別府温泉の一つ「明礬（みょうばん）温泉」へ移動します。明礬温泉エリアで訪れたいのが「湯の花小屋」です。湯の花とは天然の入浴剤で、江戸時代から伝わる製造技術は“国の重要無形民俗文化財”に指定されています。

• 写真：Emmy湯の花小屋

藁ぶき屋根の風情ある湯の花小屋は、温泉施設「みょうばん湯の里」の敷地内にあり、見学無料です。湯の花は保温効果が高く洗浄効果もあるため、皮膚病に効くとされています。もちろん湯の花や、湯の花を配合したスキンケア商品を購入することができます。

• 写真：Emmy

15:30 明礬ブルーの「明礬温泉」を堪能

湯の花小屋見学の後は、せっかくなので明礬温泉につかりましょう。こちらの「みょうばん湯の里」で入ることができます。

• 写真：Emmyみょうばん湯の里

屋上にある大露天岩風呂は別府一の高台にあるため、明礬大橋や鶴見岳、高崎山など雄大な景色を眺めながら温泉が楽しめます。明礬温泉は「明礬ブルー」と言われるグレーかかった白濁色が特徴です。

• 明礬ブルーと言われる明礬温泉

また、湯の花小屋を模した家族風呂もあり、お子さん連れに人気です。

17:00 「岡本屋売店」の絶品プリン

最後は岡本屋旅館の売店で売られている、行列のできる「地獄蒸しプリン」をいただきます。

• 写真：Emmy岡本屋売店

とろけるような舌ざわりのカスタードと、濃厚ビターなカラメルが絶妙の絶品プリン。硫黄分を多く含んだ高温の温泉噴気で蒸すので、まろやかに仕上がります。

• 写真：Emmy地獄蒸しプリン330円

古民家風の店内で、温かいお茶といただきましょう。もちろん持ち帰りも可能です。

終わりに

いかがでしたか？

見所いっぱいの別府を1日で堪能するプランをご紹介しました。観光スポットの移動は車が便利ですが、バスを利用して周ることが可能です。ぜひ別府に泊まって夜も温泉を楽しんだり、足を延ばして湯布院や他観光地も巡ってみて下さいね。