おんせん県・大分といえば、温泉しかないのでは・・・?いいえ!温泉だけでなく、観光やグルメを楽しめるスポットが県庁所在地・大分市内にあります!今回は、別府や由布院とあわせて行きたい大分市内の観光・グルメスポットを厳選してご紹介します。
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大分市内ってどんなところ?
大分市は別府湾のほど近くに広がる大分県の県庁所在地。JR大分駅を中心に、駅ビルや大分を代表する百貨店「トキハ本店」といった商業施設をはじめ、駅からバスで約30分のところにある「高崎山」エリアには、自然の猿が生息するスポットや水族館などがあり、1日で観光やグルメを楽しめます。
大分駅までは、JR博多駅から特急ソニックで約2時間から2時間30分、大分空港からは空港特急エアライナーで約1時間でアクセスできます。また別府駅からは在来線で約15分、由布院駅からも特急または在来線で約1時間で行くことも可能。電車の本数も多く出ているので、別府とあわせた大分観光の拠点としてもピッタリな町です。
【1】野生のニホンザルと戯れられる!「高崎山自然動物園」
野生のニホンザルを間近に見ることができる「高崎山(たかさきやま)自然動物園」。バス停から歩道橋を経由して坂道を上ったところにあります。入園券を買った後は、徒歩で野生のサルが生息する見学スポットへ行けるほか、「さるっこレール」と呼ばれるモノレールに乗って行くこともできます。
元々高崎山は、標高628メートルの高さを誇る釣り鐘のような形をした山。昭和27年(1952年)、当時の大分市長が周辺の農家に被害をもたらしていたことを考え、被害防止とサルを集めた観光資源にしようと試み、高崎山にある万寿寺別院(まんじゅじべついん)の和尚と協力して翌年3月、動物園としてスタートしました。
見どころのひとつが「サル寄せ場」。野生のニホンザルが約1,300頭生息しており、スタッフによる解説も聞けます。また30分に1回小麦、1日に2回芋のエサやりを行っており、その時になるとサルが一斉に集結!さらに集結の合間に股を開き、その間をサルが通り抜けると良いことが訪れるといわれています。股の間を通るサルの数が多くなれば多くなるほど、効果が高くなりますよ♪
また動物園から歩道橋を経由したところには、「おさる館」があります。ニホンザルや高崎山自然動物園の歴史について紹介するコーナーがあるほか、ショップや茶屋も併設しているので、あわせて立ち寄ってみましょう。
- 高崎山自然動物園
- 大分 / 紅葉 / 動物園 / 遊び場 / 観光名所
- 住所:大分県大分市神崎3098-1地図で見る
- 電話:097-532-5010
- Web:https://www.takasakiyama.jp/
【2】多彩な海の生きものたちとふれ合える!大分マリーンパレス水族館「うみたまご」
“体験型水族館”として人気を誇る大分マリーンパレス水族館「うみたまご」。約500種1万5,000点の生きものたちの姿を見学できるほか、アザラシやセイウチなどの海獣たちが奮闘するパフォーマンスを楽しめます。
館内には約1,250トンの大きさを誇る大回遊水槽があり、2階にあるマーメイドホールからは、ホシエイをはじめ、イサキやカスミアジなど、大分近海にある豊後水道に生息する約90種1,500尾の魚たちが泳いでいる姿を見ることができます。
1階にある「うみたまホール」でも魚たちが泳ぐ姿を見ることが可能。まるで潜水艦の中のようなホールで寛ぎながら、有意義なひと時を過ごせますよ♪
水族館最大の見どころが、海獣たちによるハイレベルなパフォーマンス!1日3回行われる「うみたまパフォーマンス」では、アザラシやトド、ペリカンなどの海の生きものたちがかわるがわる登場。約20分間かけて逆立ちなどのパフォーマンスを披露します。
また最後に出てくるのは、水族館の看板娘で女の子のセイウチ・ブブ。腹筋や投げキッスといったかわいらしいパフォーマンスを見ることができるほか、トレーナーさんとの掛け合いも楽しめます。パフォーマンスの後は、セイウチたちを間近で見られるほか、直接触ることも可能です。
2階にある屋外プールでは、2頭のハナゴンドウによるイルカショーも開催!宙を舞う大ジャンプをはじめ、ボールやフラフープを使った技を見ることができ、迫力満点のパフォーマンスを堪能できます。ショーは11時と14時の1日2回行われるので、見逃さないように注意しましょう!
さらに館内には、「動物とあそぶ×アートとあそぶ」をテーマにした新感覚のビーチ「あそびーち」があります。のんびりと泳いだり、ジャンプをしたりするイルカたちを間近で見られるほか、イワシの群れをイメージした巨大な滑り台や、自由にお絵描きができる「シェリー・キャンバス」などで遊べますよ♪
- 大分マリーンパレス水族館「うみたまご」
- 大分 / 雨の日観光 / 水族館 / 遊び場 / 観光名所
- 住所:大分県大分市大字神崎字ウト3078−22地図で見る
- 電話:097-534-1010
- Web:https://www.umitamago.jp/
【3】名物「琉球丼」の名店「二代目与一」
飲食店が密集する大分駅周辺。その中で大分県の郷土料理を味わえるお店が「二代目与一(にだいめよいち)」です。寿司をはじめとする海鮮料理を味わうことができ、地元市民からも人気を集めています。
人気の「琉球丼(りゅうきゅうどん)」は、薄くスライスした関アジをたっぷり使用した一品。酢飯の上に大葉を散らしており、さっぱりとした風味を堪能できます。赤だしの味噌汁と一緒に味わってみて。
【4】カフェ&ショップが併設した大分で話題のスポット「大分銀行赤レンガ館」
大分駅から歩いて7分のところにある複合施設「大分銀行赤レンガ館」。大正2年(1913年)、大分銀行の前身である二十三銀行の本店として建てられた施設で、東京駅・丸の内駅舎などを手掛けた辰野金吾(たつのきんご)が設計に携わりました。
- 大分銀行赤レンガ館
- 大分 / 建造物 / 女子旅 / 歴史的建造物
- 住所:大分県大分市府内町2丁目-2-1地図で見る
- Web:https://www.oitabank.co.jp/atm/akarengakan/
「大分のいいもの」が目白押し!「Oita Made Shop」
館内にはセレクトショップ「Oita Made Shop(オオイタ メイド ショップ)」が入っています。大分県の農産物や工芸品、加工食品など、約300商品を販売。中でも一番人気を誇るのが、「大分赤レンガスイートポテト」です。大分県産のさつま芋をたっぷり使った生地の中には、濃厚なチーズが入っており、しっとりとした甘さと食感を楽しめます。
また買い物を通して大分の自然や文化、技術の魅力を届けたいという想いが込められており、食べ物だけでなく、伝統工芸品や雑貨類も取り扱っています。大分市内にあるグリーンビジネスを手掛ける会社が製造した、コードを束ねる「コードクリップ」や別府竹細工、手ぬぐいなどが手に入ります。
- Oita Made Shop 赤レンガ本店
- 大分 / おみやげ屋 / 女子旅
- 住所:大分県大分市府内町2丁目-2-1 大分銀行赤レンガ館内地図で見る
- 電話:097-533-1616
- Web:https://oitamade.jp/
鮮度と風味を楽しめる大分発のスペシャリティコーヒー「タウトナコーヒー」
「Oita Made Shop」とあわせて立ち寄りたいのが、カフェ「タウトナコーヒー」。大分発のスペシャリティコーヒーのお店で、ペーパーまたはメタルフィルターから好みの抽出方法を選んでコーヒーを飲むことができます。ホットサンドをはじめとした軽食や、自家製の焼き菓子も取り揃えており、散策途中にひと息つきたい方にもおすすめですよ♪
- タウトナコーヒー 赤レンガ店
- 大分 / カフェ・喫茶店 / 穴場デートスポット
- 住所:大分県大分市府内町2丁目-2-1 大分銀行赤レンガ館内地図で見る
- 電話:097-529-6633
- Web:http://tautona-coffee.com/