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【4】気軽に入れるビストロ「カフェ・ラタン」
世界的にも有名なソルボンヌ(パリ第4)大学など様々な教育機関が集中する「Quartier Latin(カルチェ・ラタン)」は、学生街ということもあり本屋さんや小さな映画館、カジュアルなレストランやバーも軒を連ねる活気のあるエリアです。
そんなカルチェ・ラタンにある「Cafe Latin(カフェ・ラタン)」は、サン・タンドレ・デ・ザール通りにある小さな映画館「Le Saint-André des Arts(サン・タンドレ・デ・ザール)」のお隣にあるカジュアルなビストロです。カルチェ・ラタンの西端、「サンジェルマン・デ・プレ」地区のすぐお隣にあります。
メニューは伝統的なフランスの王道ビストロ料理が揃っていて、お値段も比較的リーズナブル。特にオススメなのが絶品のカレー・ソースのムール貝です。旨味が詰まったプリプリのムール貝と濃厚でまろやかなカレーソースのコンビネーションは、ワインがすすみ、パンが止まりません。
席は厳密に言うとテラス席ではありませんが、大きく開けられた窓から狭い通りを行き交う人々の様子を間近で感じることができます。
毎日15:00〜19:00はハッピーアワーなので、よりリーズナブルにワインやカクテルが楽しめてオススメです。美味しいワイン片手に美味しいお料理を食べて、素敵な昼下がりを過ごしましょう。
- カフェ・ラタン
- パリ / 洋食・西洋料理
- 住所:14, rue Gît le Coeur 75006 Paris, France地図で見る
- 電話:01-46-33-02-06
- Web:http://www.cafelatin.fr/
【5】パサージュにある穴場カフェ「ルー・グルモンド」
フランス料理やワイン、カフェでのエスプレッソなどで胃が疲れた時は、温かいお茶を飲んでホッと一息したいですよね。そんな時にオススメなのが6区のPassage Dauphine(パサージュ・ドフィーヌ)の中にあるサロン・ド・テ「L’Heure Gourmonde(ルー・グルモンド)」です。
「パサージュ・ドフィーヌ」はマザリーヌ通りとドフィーヌ通りの間にある小径で、ガラス屋根で覆われたアーケードとは異なり、建物と建物に挟まれた中庭的な路地です。「ルー・グルモンド」はオレンジのレンガ壁と緑の窓枠が印象的なカフェで、パサージュのちょうど中央に位置します。
室内はこじんまりして落ち着いた雰囲気が漂い、まるでおばあちゃんの家に遊びに来たような懐かしさを感じます。6区の中央という賑やかなエリアにはありますが、建物に囲まれたパサージュの中ということもあり外の喧騒を全く感じません。
メニューは「Mariage Frères(マリアージュ・フレール)」の紅茶を中心に緑茶、中国茶など数十種類のお茶が揃っています。飲み物が付いたお得なランチセットや、ホームメイドのケーキもあるので、静かなブランチ・スポットとしてもオススメ。観光客もほとんどいない、パリの喧騒を離れた穴場カフェです。
- ルー・グルモンド
- パリ / カフェ・喫茶店
- 住所:22 Passage Dauphine, 75006 Paris, France地図で見る
- 電話:01-46-34-00-40
- Web:https://www.facebook.com/lheure-gourmande-22810047...
パリに訪れたらテラス席を楽しもう
今回ご紹介したお店は超有名店ではありませんが、筆者が実際に足を運んだオススメのお店ばかりです。ご紹介したお店以外にもパリには素敵なテラス席を持つお店がたくさんあるので、パリに訪れたら気になるテラス席に座って、道行く人を眺めながらパリっぽさを満喫してみませんか。