【パリ】サロン・ド・ヴァンでお気に入りワインを見つけよう

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• Salon du Vin（サロン・ド・ヴァン）って？
• Salon du Vin（サロン・ド・ヴァン）を楽しもう！
•    入場方法
•    会場
•       ブースについて
•       会場の雰囲気
•    持ってきておくべき！オススメリスト
•       エコバッグ
•       ミネラルウォーター
• 次回以降の開催予定を調べるには？
• 最後に

Salon du Vin（サロン・ド・ヴァン）って？

フランスの11の地方から1,000軒近いワイナリーが集まり行われる、フランス最大のワインの見本市です。これから紹介するパリだけでなく、フランスの各地方で年に2回ずつ、春と秋に開催されています。広い会場には所狭しとワイナリーのブースが設置され、毎年初日には入場に列を成すほど大人気のイベントなんです。

Salon du Vin（サロン・ド・ヴァン）を楽しもう！

• 写真：ムラサキ

入場方法

このイベントの嬉しいところは業者向けの見本市ではなく、一般に公開されているということ。フランスに住んでいない観光客でも、気軽に訪れることが出来るのです！

会場の受付で入場料金（6ユーロ/約780円）を支払い、試飲用のグラスをもらいます。（なんとグラスはお持ち帰り可能！）中に入ると会場の大きさにまず驚きます。

もし事前に時間があれば、オペラ周辺の日本食レストランやアジア食料品店で無料配布されている在仏日本人向け情報フリーペーパー「Ovni（オヴニ）」をゲットしましょう！Salon du vin開催直前の発行分には1部につき2名まで入場無料となるチケットが印字されています。（※2017年11月現在）

会場

ブースについて

パリのサロン・ド・ヴァン は春と秋で会場が変わりますが、会場の内装は毎回同じです。ワイナリーの地方によって色分けされた看板を見ながら、気になったワイナリーのブースに声をかけ試飲をさせてもらいます。大抵のブースでは複数種類のワインを用意していて、気になるものを選んで試飲させてもらうというシステム。

• 写真：ムラサキとあるワイナリーのメニュー①
• 写真：ムラサキとあるワイナリーのメニュー②　赤ワインのボトル、最安値のものが6ユーロ！（約780円）

写真のように、個々のブースで取り扱いワインの一覧が用意されていることが多く、値段もそこで知ることができます。見本市というだけあってお値段も市場より割安！10ユーロ（約1,300円）以下でボトルワインを買うことができるのです！

本当にたくさんのワイナリーが並んでいるので、ふらりと歩いて試飲して…と繰り返していると、「やっぱりあそこのワインが買いたい」となったときにまず戻ってこられません。各ワイナリーの看板には、地方別の色が塗られており、地方名、生産者、ブース番号が記載されていますので、気になるワイナリーの看板を写真に撮っておくことをおすすめします。

• 写真：ムラサキブースの看板。ドメーヌ（作り手）の名前や、地方、ブース番号が記載されています
• 写真：ムラサキドラゴンの涙という名前のワイン。ネーミングも素敵！

会場の雰囲気

• 写真：ムラサキカートを持って箱買い！

イベントは毎回3日間程度行われるのですが、前述の通り初日はかなりの混雑。さすがはフランス現地の皆様、お目当てのワイナリーを目指して一直線。あちらこちらで戦利品（何と箱買い！）を積み上げたカートを引く人の姿が見られます。

2日目以降は比較的混雑も緩和されてきますが、それでも多くの人が訪れるのがこのイベント。さらに言えば2日目以降は人気のワイナリーの商品は在庫切れになっている場合も少なくありません。それでも観光でパリに来てお土産を探したい、という目的は充分に達成できるほど出展ブースは多いのでご安心を。

そして出展しているのがワイン業者だけではないこともまた魅力の一つ！チーズやハムやサンドイッチなどの軽食を出しているお店もあり、飲み歩き・食べ歩きも楽しめてしまうんです！中にはカフェのようにテーブルと椅子を用意しているところも。

• 写真：ムラサキ

持ってきておくべき！オススメリスト

Salon du vinに来るならこれは必携！なアイテムをご紹介します。

エコバッグ

Salon du vinの会場では買い物をすると、商品をビニール袋に無料で入れてくれるところが多いですが、それでも複数本買えばかさばりますよね。何本か入れて肩からかけられるようなショルダータイプのエコバックだと両手も空くので便利です！

ミネラルウォーター

少量ずつの試飲でも、いくつも重なればもちろん酔いが回ってしまいます…。そうならないためにも必ずミネラルウォーターを持っていきましょう。

これには、酔い防止のためだけではなくグラスを洗う意味合いもあります。ワインの味が混ざらないようにするためですね。そのため、ブースの横にはポリバケツが用意されていて、ゆすいだ水を捨てたり、テイスティングだけを行う人が口に含んだワインをそのまま吐き出すのに使われたりしています。

次回以降の開催予定を調べるには？

公式サイト（※フランス語表記のみ）で、順次発表されていきますので、ご旅行前にチェックしてみてください。もし滞在中に開催があるようなら、ぜひお立ち寄りを！

• ①TOPページ上部にあるメニュー「Salons」から「Agenda des salons（サロンのスケジュール）」をクリック
• ②Les prochains salons（次回のサロン）のリストから「Grand pubulic（一般公開）」にチェック
• ③リストアップされた中から希望の都市を選択
• ④詳細な会場情報や開場時間を確認できます

ちなみにパリでは、Paris Expo Porte de VersaillesやEspace Champerretといったコンベンションセンターで開催されることが多いです。

最後に

フランスといえば絶対に外せないワイン！お土産にするにはかさばるし重たいし…と敬遠されがちかもしれませんが、ワイン好き・シャンパン好きなら是非足を運んでもらいたいイベントです。スーパーなどで買うのとは違い、試飲して自分の好きなワインを探せるところもポイントが高いですよね。

ワインの見本市を体験することなんて滅多にありませんから、是非この機会にお気に入りの1本を見つけてください。