フィリピン、セブ島の中心セブ市内から南東130㎞に位置する、島最南端の小さな海辺の町・オスロブは、世界で唯一野生のジンベイザメの餌付けが成功した場所です。そこには毎朝餌を求めて、数頭のジンベイザメが集まってくるので、ほぼ100%の確率で世界のダイバーの憧れのジンベイザメと一緒に泳げてしまうのです。
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オスロブへの行き方
長距離バスまたはチャーターカーで
空港付近の市内からは、長距離バスで約3時間かかります。筆者は家族5人と大荷物での移動だったため、プライベートカーをチャーターして移動しました。大型のバンで家族5人と荷物がらくらく乗せれて、10時間チャーターで6,700ペソ、日本円で約15,000円でした。
ツアーですと一人15,000円から25,000円しますので、ジンベイザメウォッチングの費用を足しても、ツアーよりはかなり割安です。長距離バスで移動の場合は、一人177ペソと日本円で400円ほどですから、かなり安く済ませられますね。
さぁ、目指すはオスロブ、Aaron Beach Resortへ!
Aaron Beach Resort
ジンベイザメ・ウォッチングの出発点、Aaron Beach Resortがジンベイザメウォッチングの受付場所です。こちらで筆者の場合は、30分のシュノーケルがついたツアー料金1,000ペソ(約2,250円)を支払って、ツアー開始です。
ジンベイザメウォッチングツアー開始
舟が出るビーチまでは、トラックの荷台に乗って、オスロブの町の雰囲気を楽しみながら。5分ほどであっという間に到着です。
こちらで、ジンベイザメウォッチングをする際の注意事項や説明のレクチャーがあります。4メートル以上近づいてはいけないこと、フラッシュをたいてはいけないことなどなど。
さぁ、舟に乗ろう!
ジンベイザメがいるところまでは、舟で沖に出てから5分ほどで到着します。泳いででも行ける距離です。
すると、もうジンベイザメの頭が見えているではないですか!ほんとにこんな近くにいた!!常に、餌のオキアミを撒いている舟のそばにいるようです。
いよいよジンベイザメと一緒に泳ぎます!
海の中に入るとすぐ大きなジンベイザメが目の前に。あまりの大きさに圧倒されます。
ここからはどれだけジンベイザメとの2ショットが撮れるかが腕の見せどころ。
こんなに近くで、現生最大の魚類であるジンベイザメと一緒に泳げるなんて夢のようです。
近っ!!4メートル以上近づかないようにしているけど、あちらから寄ってきたりするのです。
ジンベイザメは襲ってこない??
ジンベイザメはとてもおとなしい性格で、主に海中のプランクトンや小魚などを食べています。私たちが想像するサメのような鋭い歯はなく、サメといっても鯨のようです。実際にジンベイザメは餌を撒くボートを追いかけるのに夢中で、人間にはほぼ興味は示しませんでした。
見学者が多く混みあっていた時も特に気を留めることもなく、ゆっくり通り過ぎていくだけでした。写真撮影に躍起になる人間とは対照的に、マイペースで大きな口をあけて食事している様子がとてもキュートで愛着が湧きました。
最後に
日本では水族館でしかお目にかかれないジンベイザメ。海でダイバーがジンベイザメに遭遇できる確率は極めて低く、ダイバーの憧れの存在。
オスロブでは天候が悪く舟が出せない時以外は、高い確率で餌付けされているジンベイザメと一緒に泳ぐことができます。多いときは20頭のジンベイザメがやって来るそうです。
そんな世界でも稀な特別な場所、オスロブに出かけてみてはいかがでしょうか。
- Aaron Beach Resort
- フィリピン / その他スポット
- 住所:Natalio Bacalso Avenue, Oslob, 6023 Cebu, フィリピン地図で見る
- 電話:943 509 7295
- Web:http://www.aaronbeachresort.com/
- オスロブ ジンベエザメ ウォッチング
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