世界遺産に街歩き、カジノにエンターテイメント、楽しいことが盛りだくさんの、マカオのもう一つのお楽しみは「食」。本場中華料理からポルトガル料理、ゴージャスホテルでの高級グルメは、世界中から集まってきた食通たちを満足させています。そんなマカオで、昔から庶民に愛され、観光客たちを虜にしてきた、お財布にも優しい絶品グルメをご紹介します。
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【1】タイパ島名物ポークチョップ・バーガー
タイパ島には、グルメタウン官也街や発展著しい地堡街など、気楽に入れるレストランやカフェが並び、食べ歩きスポットとしても充実しています。
タイパ島で挑戦したいのは、名物ポークチョップ・バーガー。手からはみ出すほどのボリュームで300円ほど!お店によって味付けが違うので、食べ比べてみても。
【2】これを食べずには帰れない!マカオスイーツ1番人気のエッグタルト
マカオスイーツの頂点といっても過言ではないエッグタルト。サクサク軽いパイ生地と滑らかなカスタードが絶妙な、本場の味をお試しください。これもまた、いろいろな場所で扱っていますが、カフェやスタンドなら、100円程度で頂けます。
【3】クセになる味!いろいろジャーキー
セナド広場周辺では、マカオ風干し肉の店をよく見かけます。ビーフ、ポーク、ダックの肉に、様々な味付けがされています。甘い味、スパイシーな味、不思議な味と味付けは様々。
ハサミで切って味見をさせてくれるので、お好みの干し肉を見つけてください。おやつにも、おつまみにも、クセになるおいしさです。1Lbs(453g)850円ぐらいです。
【4】毎日通ってしまうおかゆの専門店「三元粥品専家」
マカオ半島の福隆新街にあるお店です。地元民も太鼓判を押す有名店で、開店前から行列ができています。このお店の自慢は、手作り団子と新鮮な具材。
高温に熱したお粥の熱で、具材に火を通す調理法がおいしさの秘訣。毎日4時間以上煮込んだ白粥をベースに、肉やシーフードなどいろいろな具材のお粥があります。
おすすめは「三元及第粥」約350円。及第粥とは、昔の中国で、超難関の科挙(官吏任官試験)を受ける子どもに栄養をつけさせるため、母親が作った豚モツ粥のこと。合格祈願の縁起物のお粥と言われています。
ほんのり生姜がきいているお粥の中には、臭みのない豚のモツとレバー、肉団子がたっぷり入った忘れられない絶品お粥です。オプションで玉子も入れられます。
【5】信じられないぐらいリーズナブルなフカヒレスープの「添發碗仔翅美食」
福隆新街は、別名フカヒレ通りとも言われるほど、フカヒレを扱う店や問屋が多いことで有名です。その店によって、微妙に味付けが違うので、食べ比べてみるのも楽しいかもしれません。
フカヒレスープの食べ比べができるなんて、¥1,000以下だからできることですよね。安い店だと、¥600前後で頂くこともできます。
わたしのお勧めは、「添發碗仔翅美食」。この店もまたマカオ半島の福隆新街にあるお店です。金額により入っているフカヒレの大きさが違いますが、味は基本的に同じ。
濃厚でとろみのある熱々のフカヒレスープは、たまらないおいしさです。