色鮮やかな建物や景色に囲まれたメキシコは、お土産にぴったりなカラフルでかわいい雑貨がたくさん。それも空港や観光名所ではなく、地元の市場やショップで出会えるローカルグッズが必見です。メキシコシティにある市場などで買うことのできる、これぞメキシコ!なおすすめのお土産を紹介します。
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【1】シウダデラ市場の刺繍バッグ
かわいいメキシコ雑貨なら、刺繍のバッグやポーチは外せません。民芸雑貨の品揃えナンバーワンのシウダデラ市場で探すのがおすすめです。200以上のお店が軒を連ね、バッグやポーチだけでなくポンチョやアクセサリー、インテリアなど、カラフルな雑貨たちが所狭しと並んでいます。
お店の多くがカテゴリーごとに専門店のようになっていて、刺繍モノを扱うお店はこんなふうに様々な柄がずらり!一見どれも同じように見えますが、お店によって柄の雰囲気やベースの色などが違っているので、どこで買っても同じと思わずに、お気に入りを見つけるまでじっくり選ぶことをおすすめします。
値段はお店によってばらつきはありますが、小さめショルダーくらいで200〜300ペソ(約1,180〜1,770円)くらいのものが多いです。お土産用で複数買う場合は割引してくれます。
日本ではあまり見かけない異国感あふれる素敵なデザインで、民芸品としてもとっても魅力的!市場は観光の中心エリアからも近く、ハズせないメキシコみやげのひとつです。
- シウダデラ市場
- メキシコ / 市場・朝市
- 住所:Avenida Balderas y Plaza de la Ciudadela Col. Centro delegación Cuauhtémoc. México D.F., C.P. 06040地図で見る
- Web:http://laciudadela.com.mx
【2】インスルヘンテス市場の手織り工芸品
メキシコの手工芸は地方によって色や素材やデザインが異なり、それぞれに違った魅力があります。こだわりの品は地方に行かないとなかなか見つけにくいのですが、インスルヘンテス市場でも買うことができます。メキシコシティのビジネスエリアにあり、ウイピル(刺繍の入った民族衣装)を中心とした手工芸品をたくさん扱っています。
ちょっとしたお土産にぴったりなのがこの手織りのブレスレットです。チアパス州やゲレーロ州で盛んな、ハンモックのような手触りとフォルムが特徴の手織り工芸品(主にバッグ)が元になっています。ブレスレットだとメキシコでよくあるのはミサンガのようなビーズ刺繍のものですが、このタイプはそれらとは少し違っていて個性もあり、ローカルらしさも感じられるのでおすすめです。
ブラウスやファブリックなども充実しているので、ハンドメイド系で合わせて探してみてはいかが?
- インスルヘンテス市場
- メキシコ / 市場・朝市
- 住所:Londres 152, Juárez, Cuauhtémoc, 06600 Ciudad de México, CDMX地図で見る
【3】メルセ市場の切り絵飾り
「死者の日」をはじめとするメキシコのお祭りに欠かせないのが、パペルピカドという切り絵飾り。祭事用の品物かと思いきや、市場でお手軽に買うことができます。
駅に直結したメルセ市場は食料品や生活用品の市場で、生活用品エリアは日本の合羽橋のような道具街になっています。以下の写真のようなひとつ1.5mほどの長さのものが、5本で60ペソ(約354円)、10本で100ペソ(約590円)といったまとめ売りスタイルで、しかも安い!植物や幾何学模様などさまざまで、一般の人に普通に必要とされるアイテムのようです。
死者の日はハロウィンにも日にちが近いので、小さい子どものいる家にパーティ飾りとしてあげるのも楽しいのではないでしょうか。(メキシコでは近年その二つが一緒くたになってしまっていると眉をひそめる人もいるようですが…。) お土産として手軽にメキシコ雑貨をゲットできるおすすめアイテムです。
【4】ソノラ市場の不思議なチャーム
ちょっとマニアックなソノラ市場も注目のスポットです。メルセ市場に隣接していますが、こちらでは呪術や宗教にまつわるものが多く売られていて、媚薬や黒魔術など不気味なお店も並びます。下の写真はハーブ売り場。
そんな怪しげなスポットですが、実はかわいいものもゲットできるんです!それはチャーム。メキシコの宗教や占いに基づいた、パワーを持つとされるモチーフのチャームが売られています。ひとつ20ペソ(118円)前後で、日本では高値で仕入れられているものがまぎれていたりもします。
市場の中ではあまり治安が良くないほうなので女性の一人歩きはおすすめしませんが、チャンスがあれば訪問の価値あり!ローカルアイテムに出会える楽しい市場です。
【5】バラガン邸のデザイン雑貨
メキシコ出身の建築家、ルイス・バラガンの邸宅や作品が、メキシコシティには点在します。その代表スポットがルイス・バラガン邸。自身で設計した邸宅で、彼のデザイン理念や影響を受けたものなどが凝縮されています。
邸宅は事前予約をすれば見学でき、とても見応えがあります。内装の色づかい、光の取り入れ方、空間づくりなどなど、邸宅内には印象的なモチーフがたくさん。壁の色だけでこんなにも印象が違うものなんですね。
邸宅と合わせて楽しめるのが、併設のミュージアムショップ。書籍やグッズのほか、建築をアクセサリーやインテリアにしたデザイン性の高い雑貨が売られています。手すりのないミニマル設計の階段をモチーフにしたピアス(800ペソ/約4,720円)など、特別なアイテムに出会えます。
バラガン邸は日本人にも人気の高いスポットなので、メキシコシティを訪れるなら必見でもあります。メキシコの建築エッセンスをお持ち帰りしてみてはいかがでしょうか。
- ルイス・バラガン邸
- メキシコ / 建造物
- 住所:Gral. Francisco Ramírez 12-14, Ampliación Daniel Garza, Amp Daniel Garza, Miguel Hidalgo, 11840 Ciudad de México地図で見る
- Web:http://www.casaluisbarragan.org/index.html
【まとめ】
メキシコならやっぱりカラフル雑貨はお土産にしたいもの。地元の市場などでお得にかわいいものをゲットする楽しみも欠かせません。ちょっとしたお土産にもバラマキにも、街歩きの中で探してみてはいかがでしょうか。
※値段はすべて記事執筆時点のレート(1ペソ=5.9円)で計算しています