ピンクラグーン、それはピンク色をした湖のことです。ピンク色の湖なんてほんとにあるのか!?と思うかもしれませんが、ピンクラグーンは実在し、その可愛らしさからひそかに注目を集めています。湖がある場所はメキシコのユカタン半島。人気リゾート・カンクンがあることでも有名な場所です。今回は、そのカンクンから日帰りで行くことも可能な、ピンクラグーンを紹介したいと思います。
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ピンクラグーンとは!?
ピンクラグーンは、正式には「pink lagoon las coloradas」と呼ばれる、ピンク色の湖です。メキシコ・ユカタン半島のラスコロラダスという街の近くにあります。
ピンクラグーンは、ある人がInstagramに載せた写真を発端に注目され始め、テレビでも取り上げられるほどの人気となりました。
ピンク一色に包まれた湖
湖に到着すると、目の前に広がるのは、ピンク一色に染まった湖。錯覚でもなんでもなく、ほんとにピンク色をしているんです。
青い空とピンク色をした湖のコントラストは、まさに絶景。まるでこの世のものとは思えない景色です。
ピンク色の謎に迫る!
「なぜこんな可愛らしい湖が生まれたのか」「ほんとに自然にできたものなのか」ついつい疑問に思ってしまいます。
ピンク色になる原因、それは岩塩が関係しています。
ラスコロラダスの街は、昔は岩塩を発掘する塩鉱山として栄えていました。そのため、塩鉱山のなごりが今でも残っており、ミネラル豊富な土地が多くあります。そしてその岩場にプランクトンや甲殻類が集まり、ピンク色の湖を作り出しているとされています。
人の手は一切加えられていない、100%自然に作られた絶景なのです。
ただ、このように特異な水質のため、ピンクラグーンに入ることは禁止されています。ここでは周りから景色を見て楽しみましょう。
ピンクラグーンだけじゃない!周辺おすすめスポット
ピンクラグーンの近くには、一緒に訪れてほしいスポットがたくさんあります。ピンクラグーンを訪れていると「ツアーに行かないか」と声をかけられるので、そのツアーに参加して周辺を観光することもできます。
死海気分を味わおう!
中東のヨルダンには死海と呼ばれる湖があります。そこは塩分濃度がかなり高い湖で、浮き輪など何もなしに、浮かぶことができる湖として有名です。
その死海と同じような湖が、ピンクラグーンの近くにあります。
その名もオレンジラグーン。こちらも珍しい色をしていて、オレンジ色に染まった湖です。
ピンクラグーンには入れませんが、オレンジラグーンへの入水はOKです。そして浮遊体験もすることができます。浮き輪など何もつけていない状態で浮かぶので、とても不思議な気分を味わえます。
ここで注意点が1つ。塩分濃度がかなり高いので、長時間入っていると肌が荒れたりしてしまいます。入水時間は10分前後を目安にしておきましょう。
- Parque Natural Ria Lagartos
- メキシコ
- 住所:Parque Natural Ria Lagartos, México地図で見る
ボートに乗って動物ウォッチング!
ピンクラグーン付近にはジャングル地帯があるので、ボートに乗ってジャングルを周ることができます。そのジャングルツアーで見ることができる動物たちがこちら。
アリゲーター(ワニ)
ボートでかなり近くまで寄ってくれるので、真近でワニを見ることができます。
ガイドの人がワニに餌を投げ、捕食の瞬間も見ることができます。小さなワニでも、捕食シーンは迫力満点です。
フラミンゴの群れ
ピンク色の体をしたフラミンゴの群れが歩く姿は、かなり美しいものです。
フラミンゴはかなり警戒心が強い鳥で、ボートが近づくとすぐに逃げてしまいます。しかしフラミンゴが一斉に飛ぶ姿は、思わず見惚れてしまうほどの美しさです。