1泊2日で名古屋を満喫！観光＆グルメモデルコース

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• どうやって名古屋に行くの？
• 【1日目】09：00　神剣を祀る神聖な神社・熱田神宮を参拝しよう！
• 【1日目】11：30　ひつまぶしの名店「あつた蓬莱軒」でランチを食べよう！
• 【1日目】14：00　イルカやシャチのパフォーマンスが楽しめる「名古屋港水族館」へ
• 【1日目】17：00　矢場とんで味噌カツを堪能してホテルにチェックイン
• 【2日目】8：00　名古屋駅周辺にある人気のカフェ＆ベーカリーでモーニング
• 【2日目】10：00　名古屋のシンボル「名古屋城」で歴史を体感しよう！
• 【2日目】12：00　繁華街・栄のランドマーク「久屋大通公園」を散策しよう！
• 【2日目】15：00　地元民御用達のスポット・大須エリアを散策しよう！
• 【1日目】19：00　名古屋駅に移動。それぞれの目的地へ

どうやって名古屋に行くの？

• 写真：旅田サトシ近鉄特急「ひのとり」

名古屋へは新幹線や私鉄の特急電車でアクセスできます。東京からは東海道新幹線「のぞみ」で約1時間40分で、新大阪からは新幹線「のぞみ」で約40分、大阪難波からは近鉄特急「ひのとり」で約2時間で行けます。

• 写真：旅田サトシ市営地下鉄・東山線

名古屋市内の観光を楽しむなら「名古屋市営地下鉄」やルートバス「メーグル」を利用するのがおすすめ。繁華街のひとつ「栄（さかえ）」までは、名古屋駅から地下鉄東山線で約6分でアクセスできます。また地下鉄やバスを多く利用するなら、「バス・地下鉄全線1日乗車券（大人870円～）」を使って観光を楽しむのもおすすめです。

【1日目】09：00　神剣を祀る神聖な神社・熱田神宮を参拝しよう！

• 写真：旅田サトシ熱田神宮・正門

最初は約2000年の歴史を誇る名古屋の神社・熱田神宮を参拝しましょう。織田信長をはじめとした多くの武将が参拝した神社で、三種の神器のひとつ「草薙神剣（くさなぎのみつるぎ）」を祀ったといわれています。

• 写真：旅田サトシ大楠

手水舎で身を清めてから境内を散策。途中、高さ約20メートルの御神木「大楠」が見えてきます。弘法大師・空海が植えたといわれており、樹齢1000年を超えています。

• 写真：旅田サトシ信長塀

さらに境内を歩くと「信長塀（のぶながへい）」と呼ばれる土塀があります。織田信長が桶狭間の戦いで勝利した際に奉納したもので、境内と外の世界を隔てる役割も果たしたといわれています。

• 写真：旅田サトシ本宮

信長塀を少し歩くと「本宮」に到着。伊勢神宮の内宮と同様の神明造りで草薙神剣を御神体とした熱田大神を祀られています。

• 写真：旅田サトシ剣の宝庫 草薙館

本宮とあわせて宝物殿の近くにある「剣の宝庫 草薙館」を見学しましょう。神社が所蔵する約450口の刀剣や史料が展示されているほか、草薙の剣を含む日本刀の重さを体感できるコーナーもあります。

• 写真：旅田サトシ八剣宮

さらに境内にある別宮や末社を参拝しましょう。必勝祈願にご利益がある「八剣宮（はっけんぐう）」は、信長をはじめ、豊臣秀吉や徳川家康が参拝したといわれています。

• 写真：旅田サトシ上知我麻神社

加えて八剣宮の近くにある「上知我麻神社（かみちかがまじんじゃ）」もおすすめ。「知恵の文殊様」と呼ばれており、合格祈願や学業成就にご利益があるので、ぜひ参拝しましょう。

【1日目】11：30　ひつまぶしの名店「あつた蓬莱軒」でランチを食べよう！

• 写真：旅田サトシひつまぶし（税込4,600円～）

熱田神宮を参拝したところでランチを食べにいきましょう。今回訪れたのは、なごやめしのひとつ「ひつまぶし」の名店「あつた蓬莱軒」。明治時代に創業したお店で備長炭で焼いた鰻を堪能できます。週末はもちろん、平日でも多くの人が訪れるため、熱田神宮を参拝する前に受け付けておくことをおすすめします。

• 写真：旅田サトシ

ひつまぶしの食べ方は最初にそのまま食べた後、ネギやワサビ、海苔などの薬味をトッピングした味わいます。

• 写真：旅田サトシ

ご飯を半分以上食べた後は、薬味とだしつゆを加えてお茶漬けにして食べましょう。だしとうなぎの風味が絶妙に絡み合って、思わずやみつきになりますよ。

【1日目】14：00　イルカやシャチのパフォーマンスが楽しめる「名古屋港水族館」へ

• 写真：旅田サトシ地下鉄名港線

ランチを味わったところで次の目的地「名古屋港水族館」に行きましょう。最寄りの「熱田神宮伝馬町（てんまちょう）」駅から地下鉄名城線に乗って金山駅に下車した後、名港線に乗り換えます。そこから約15分で最寄りの「名古屋港駅」に到着します。

• 写真：旅田サトシカマイルカ

名古屋港駅から5分ほど歩くと水族館に到着。北館と南館に別れており、北館ではシャチの生態について紹介するコーナーのほか、日本の海のコーナーでは、カマイルカたちが泳いでいる姿を見ることができます。

• 写真：旅田サトシシャチ

また北館3階にあるスタジアムでは1日3～4回、15分間のイルカのパフォーマンスが行われるほか、シャチの公開トレーニングも開催。飼育員によるシャチの生態の解説を聞きながら、ダイナミックなトレーニング風景も楽しめます。

• 写真：旅田サトシ

南館では2階にある黒潮大水槽に注目。1日3回かけて「マイワシのトルネード」というパフォーマンスが行われ、約3万5,000匹ものマイワシがまとまって泳ぐ姿を観賞できます。

• 写真：旅田サトシ

さらに南館ではオーストラリア最大のサンゴ礁「グレートバリアリーフ」を再現した水槽や、稀少な生体サンゴが見られる水槽、クラゲなど、多彩な海の生きものたちと出会えます。

【1日目】17：00　矢場とんで味噌カツを堪能してホテルにチェックイン

• 写真：旅田サトシ鉄板ヒレとんかつ（税込1,570円～）

水族館で海の生きものたちとふれあったところで、夕食を食べに行きましょう。名古屋港駅から地下鉄名城線に乗車。約20分で次の目的地の最寄り駅・矢場町駅に到着します。

駅から5分ほど歩くと、味噌カツの人気店「矢場とん」に到着。愛知県産の豆味噌を使った「鉄板ひれとんかつ」や、ボリュームのある「わらじとんかつ」（税込1,470円～）を味わえます。

• 写真：旅田サトシ西鉄ホテルクルーム名古屋

夕食を堪能したところで再び地下鉄名城線に乗車。久屋大通駅まで移動し、ホテルにチェックインしましょう。今回筆者が宿泊したホテルは、久屋大通駅から歩いてすぐの場所にある「西鉄ホテルクルーム名古屋」。繁華街・栄エリアの近くにあり、国内外の観光客やビジネス客に人気のホテルです。

• 写真：旅田サトシ

客室は全室ダブルやツインによる構成で複数名の宿泊者はもちろん、ひとりでもゆったりと過ごせる広さでゆったりと寛げます。

• 写真：旅田サトシ

また最上階には大浴場や露天風呂もあります。足を伸ばして寛げる「寝湯」も備わっており、旅の疲れも癒せます。ここで1日目の旅は締めくくりです。

【2日目】8：00　名古屋駅周辺にある人気のカフェ＆ベーカリーでモーニング

• 写真：旅田サトシ

2日目は名古屋を代表する朝ごはん「モーニング」を食べにいきましょう。名古屋駅周辺や繁華街・栄エリアを中心にモーニングが味わえるお店が集まっています。

ホテルをチェックアウトした後、久屋大通駅から地下鉄桜通線に乗車。約5分で名古屋駅に到着します。駅構内にあるコインロッカーで荷物を預けた後、モーニングを食べに行きます。

• 写真：旅田サトシぴよりんプレート（税込1,200円）

名古屋駅中央改札を出てすぐの場所にある「ぴよりんSTATION カフェ ジャンシアーヌ」では、人気のお土産スイーツ「ぴよりん」とそれを描いたトーストを提供。プラス200円でぴよりんを模ったシュガーもついてきます。

• 写真：旅田サトシ小倉トーストモーニング（ドリンク代込み・税込710円）

また名古屋駅桜通口から10分ほど歩いたところにあるベーカリー「つばめパン＆Milk」もおすすめ。北海道産の小麦を使ったしっとりともちもちとした食感の食パンに、つぶあんとバター、ホイップクリームをトッピングした「小倉トースト」を堪能できます。

【2日目】10：00　名古屋のシンボル「名古屋城」で歴史を体感しよう！

• 写真：旅田サトシ名古屋城・天守閣

モーニングを味わった後は、2日目最初の目的地「名古屋城」へ移動しましょう。国の特別史跡に選ばれているお城で天守閣は2024年6月現在、「木造復元プロジェクト」による工事で閉館中です。

• 写真：旅田サトシ清正石

天守閣は見学できませんが、城周辺の史跡は見学できます。天守閣から少し歩いたところにある「清正石（きよまさいし）」は、高さ約2.5メートルの巨石。名前から加藤清正が運んだ石ではないかと考えますが、実はこの石垣を作ったのは福岡の大名・黒田長政が担当しました。

• 写真：旅田サトシ本丸御殿・上洛殿

また「本丸御殿」も見逃せないスポットのひとつ。江戸時代初期に創建された建物で、2018年に復元されました。虎や松の絵が描かれた「玄関」はもちろん、表書院や江戸幕府の三代将軍・徳川家光の上洛にあわせて作られた「上洛殿」など、豪華絢爛な内装や襖絵を見ることができます。

• 写真：旅田サトシ西南隅櫓

本丸御殿のほかにも、重要文化財に指定された「西南隅櫓（せいなんすみやぐら）」や、「東南隅櫓（とうなんすみやぐら）」など、貴重な櫓も見られるので、ぜひチェックしてみて。

【2日目】12：00　繁華街・栄のランドマーク「久屋大通公園」を散策しよう！

• 写真：旅田サトシ中部電力MIRAI TOWER

名古屋城の散策を楽しんだところで、次の目的地「栄（さかえ）」にある「久屋大通公園（ひさやおおどおりこうえん）」に移動しましょう。名古屋のランドマーク「中部電力MIRAI TOWER（ミライタワー）」や商業施設もあり、グルメやショッピングを楽しめます。

• 写真：旅田サトシ炭焼き塩麹ハンバーグ 酵素とろろ定食（税込1,200円）

散策をする前に公園内にあるお店でランチを食べましょう。MIRAI TOWERの近くにある居酒屋「ワイマーケットのクラフト食堂 ナゴロバ」は、名古屋のクラフトビール醸造所が手掛けるお店。ランチでは、発酵食材を使ったハンバーグや竜田揚げ、ロースカツといった定食を味わえます。

• 写真：旅田サトシ中部電力MIRAI TOWERの展望台から撮影した街並み

ランチを食べたところで「中部電力MIRAI TOWER」へ。昭和29年（1954年）に日本初の集約電波塔として誕生した建物で、2022年12月には全国のタワーでは初となる「国の重要文化財」に指定されました。

チケットを購入し、3階のエレベーターから地上90メートルにある屋内展望台へ。名古屋の街並みはもちろん、天気が良ければ伊勢湾や御岳山を眺められます。

【2日目】15：00　地元民御用達のスポット・大須エリアを散策しよう！

• 写真：旅田サトシ大須商店街

名古屋の旅の締めくくりは、地元民が多く訪れる大須（おおす）エリアを散策しましょう。栄駅から地下鉄名城線に乗って約4分、上前津（かみまえづ）駅に下車。そこから歩くとすぐに大須に到着します。大須商店街や万松寺商店街のほか、歴史ある寺院も立ち並んでいます。

• 写真：旅田サトシ大須観音

大須で代表するスポットのひとつが「大須観音」。東京の浅草観音、三重の津観音と並んで「日本三大観音」のひとつで地元民はもちろん、国内外の観光客も訪れます。元々は岐阜県羽島市にありましたが、徳川家康の命で現在の地に移転されました。

• 写真：旅田サトシ万松寺

大須観音とあわせておすすめの寺院が「万松寺（ばんしょうじ）」です。織田信長の父・信秀が建立した寺院で、大須商店街の発展を支えました。境内には白龍や「御深井観音（おふけかんのん）」などがあり、良縁成就や安産祈願、無病息災などのご利益があるといわれています。

• 写真：旅田サトシ台湾唐揚げ（税込650円）

お寺巡りとあわせてテイクアウトグルメを楽しむのもおすすめです。東仁王門通りにある「李さんの台湾名物屋台本店」は、台湾でテレビ番組の司会者として活躍したリー・ショウホウさんが手掛けた唐揚げ専門店。スパイスが効いた台湾唐揚げを味わえます。

• 写真：旅田サトシカフェラテ（税込550円）とかぼちゃプディング（税込680円）

大須観音駅から4分ほど歩いたところにある「KANNON COFFEE（カンノンコーヒー）」。コーヒーやティー、焼き菓子や生菓子を堪能できるコーヒースタンドです。備長炭で焙煎したコーヒー豆を使ったハンドメイドのドリップコーヒーを堪能できます。

• 写真：旅田サトシマルゲリータ エクストラ（イートイン・税込1,280円）

夕食は東仁王門通りにあるピッツア専門店「ソロ ピッツァ ナポレターナ ダ ピッコロ」へ。ピッツア職人No.1を決める世界大会でチャンピョンに選ばれた職人が手掛けるお店で、水牛モッツァレラを使った「マルゲリータ エクストラ」や、「クワトロ フォルマッジ」（税込1,580円）を堪能できます。

【1日目】19：00　名古屋駅に移動。それぞれの目的地へ

• 写真：旅田サトシ東海道新幹線

夕食を食べたところで大須観音駅から地下鉄鶴舞線で伏見駅まで移動し、地下鉄東山線に乗り換えて名古屋駅へ戻ります。ここで1泊2日で名古屋を巡る旅は締めくくりです。

いかがでしたか。このほかにも名古屋には、稀少なニシゴリラやコアラなどを見られる「東山動植物園」や「徳川園」といった観光スポットがたくさんあります。人気のジブリパークとあわせて、名古屋観光を楽しんでみてくださいね♪