那須高原の新スポットGOOD NEWSに大注目【栃木】

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• GOOD NEWSってなに？
•    始まりは朝市から
•    GOOD NEWSの意味
• Chusで生み出された那須の新銘菓「バターのいとこ」
• 那須高原のGOOD NEWSエリアは2か所
•     GOOD NEWS DAIRY
•     GOOD NEWES NEIGHBORS
• GOOD NEWES NEIGHBORSの店舗紹介
•     BROWN CHEESE BROTHER
•    ONIBUS COFFEE（オニバスコーヒー）
•    コナとスパイス
•    早苗響（さなぶり）レモン
• GOOD NEWS DAIRYとGOOD NEWES NEIGHBORSの駐車場について
• GOOD NEWSへのアクセス　

GOOD NEWSってなに？

始まりは朝市から

始まりは、2012年から年に2回開催されていた那須朝市。生産者が野菜を並べた軽トラで集まる小さな朝市から、会場が小学校の跡地になり、規模がどんどん拡大します。

• 写真：Olive

しだいに毎日朝市ができる場所を作ろうと、農家さんの美味しい野菜が並ぶ直売所とその食材を使った料理を楽しめるダイニングが揃った店舗「Chus（チャウス）」が黒磯の町に誕生しました。現在も、お買い物や食事、宿泊もできるスポットとして人気です。

GOOD NEWSの意味

「GOOD NEWS」は直訳すると“良い知らせ”。それと共に英語の「North（北）、East（東）、West（西）、South（南）」の頭文字を重ね、「様々な土地から集う人、みんなが笑顔になれる場所を作りたい」という願いが込められているそうです。

• 写真：Olive

Chusや今まで培ったノウハウを活かし、あらゆる背景を持った人たちが食を通じて繋がる場所をつくり、作り手も買い手も働き手も、関わる人全てが幸せになれるコミュニティづくりを目指しているそうです。それは、那須高原と言う大自然の懐で、自然と親しみながら持続可能な町づくりを目指す。なんだか聞いただけでもワクワクしてきませんか？

Chusで生み出された那須の新銘菓「バターのいとこ」

バターは牛乳から4%しか採れない貴重なもの。その残りの90%が無脂肪乳となり、脱脂粉乳として安価に販売されています。それに注目して考えられたのが、「バターのいとこ」。

• 写真：Olive

無脂肪乳を主原料にしてバターが香り立つワッフル生地を焼き、ミルク感たっぷりのジャムをサンドしたスィーツです。「ふわっ・シャリッ・とろっ」とした独特の食感が楽しめる「バターのいとこ」は、GOOD NEWSの代表作となったのです。

那須高原のGOOD NEWSエリアは2か所

• 写真：Olive

那須高原にあるGOOD NEWSエリアは2か所。栃木県道17号線（那須街道）から、りんどうラインに入り、間もなくの場所に1ヵ所めの「GOOD NEWS DAIRY（グッドニュースデァリー）」があります。そこから徒歩3分の場所に「GOOD NEWES NEIGHBORS（グッドニュースネイバーズ）」が展開されています。

GOOD NEWS DAIRY

• 写真：Olive

• 写真：Olive

このまちの中心に位置するのは「バターのいとこ」のカフェ。道路に面した大きな開口部と周辺を覆う緑、その合間から差す光も優しい空間です。

• 写真：Olive
• 写真：Olive

他にもDAIRY（乳製品）という名前の通り、酪農が盛んな那須地域の魅力を発信する場所として、牧場の材料を使用したソフトクリーム店「SOFTCREAM STAND」、廃棄ホエイのアップサイクルに挑戦するチーズ工房「那須の森 モッツァレラチーズ工房」、老舗旅館が提供する「那須プリン」、里山のめぐみに感謝の意味を込めてパイ生地に里山素材のフィリングが入ったタルトを販売する「里山ワルツ」の5店舗があります。

GOOD NEWES NEIGHBORS

• 写真：Olive

上記でご紹介したGOOD NEWS DAIRYから徒歩3分の場所にある施設。GOOD NEWSが手がける新商品の旗艦店「BROWN CHEESE BROTHER（ブラウンチーズブラザー）」、「コナとスパイス」「いとこのドーナツ」のほか、カフェ、コーヒーロースタリー、理容店、アウトドアショップなど合わせて9店舗が出店しています。

• 写真：Olive

施設全体で行う“生ごみの堆肥化”や飲食店での“リユースカップの活用”などの取り組みのほか、店舗ごとに自然に配慮した事業にもチャレンジしているのが特徴で、店舗の垣根を超えて知恵を出し合い、森と共生する“持続可能なまち”を、つくりあげているのです。

• 写真：Olive

敷地内には、お散歩コースもあり、家族連れやペット連れで自然にふれながらのんびりと散策が楽しめる空間になっています。

GOOD NEWES NEIGHBORSの店舗紹介

• 写真：Olive

敷地内には2024年9月現在、那須への初出店も含めた全9店舗が並びますが、中でも筆者が注目した4店舗をご紹介します。

BROWN CHEESE BROTHER

• 写真：Olive

店舗名「ブラウンチーズブラザー」は、お菓子の名前でもあり、牛乳からチーズを作る過程で大量に出るホエイを活用するために生まれた”ブラウンチーズ”が主役のお菓子です。ブラウンチーズとは、ノルウェー発祥のホエイを煮詰めてつくったチーズのこと。

• 写真：Olive1箱3個入り￥972

そのチーズを使用し、バターを使用したガレットブルトンヌ（厚焼きサブレ）にサンドしたお菓子が作られました。お口に入れるとホロリと崩れる生地と、キャラメルのような食感でありながらホエイの甘酸っぱさを感じるブラウンチーズの組み合わせは、とても個性的なお菓子です。

• 写真：Olive

ここではカフェも併設されており、ブラウンチーズを使用したハンバーガーや、ホエイのワッフルも味わえます。窓の向こうに広がる森の風景を楽しめるのも魅力の一つです。

ONIBUS COFFEE（オニバスコーヒー）

• 写真：Olive

焙煎所も兼ねたロースタリーカフェとして出店しているONIBUS COFFEEは、東京都内に6店舗、ベトナムに1店舗を展開するコーヒーショップです。

• 写真：Olive

繰り返し使えるテイクアウトカップの導入や、店舗で大量に出るコーヒーかすを農家と連携し、コーヒー培養土に加工して再利用するなど、環境に配慮した取り組みを積極的に行っています。那須の店舗床には、一部にコーヒーかすも利用されているそうです。

コナとスパイス

• 写真：Olive1個￥486

揚げずに焼いた新感覚のカレーパン専門店です。東京のフレンチレストラン「PATH」のオーナーシェフ、原太一氏完全プロデュースの焼きカレーパンが頂けます。栃木県産の小麦粉を使用し、もちもちとしたパン生地の中にスパイスの効いたインドカレーが詰め込まれて食べ応えたっぷりです。

• 写真：Olive

インドカレーの具材には、採れすぎたもの、規格外になった野菜を使用し、フードロス削減にも取り組んでいます。冷凍のBOX販売もされているので、お土産購入も可能です。

早苗響（さなぶり）レモン

• 写真：Olive

早苗饗とは村人総出の田植えが終わった後に、手伝ってくれた人たちをねぎらう饗宴のこと。そんな名前がついたお菓子は、酒造りで廃棄されてしまう酒粕を活用したレモンケーキです。秋田県男鹿でクラフトサケ醸造所を軸に町づくりを行っている「稲とアガベ」とタッグを組んで開発されました。

• 写真：Olive1箱3個入り￥864

シャリッとしたアイシングの食感がアクセントで、口にほおばるとレモンの爽やかな香りと、ほのかに香る酒粕の上品な香りがマッチして贅沢な味わいとなります。

GOOD NEWS DAIRYとGOOD NEWES NEIGHBORSの駐車場について

• 写真：Olive

今後も増える予定のようですが、2024年現在GOOD NEWS DAIRYの西側とGOOD NEWES NEIGHBORSの南側に2か所、計3か所の駐車場が設けられています。駐車場は無人ですが有料（500円）です。カメラと自動精算機が設置されており、入庫時は、入口でナンバーが撮影されてデジタル管理、清算機に送信されます。

• 写真：Olive

駐車券はありません。出庫時は、清算機にナンバーを入力すると、出口でナンバー撮影、清算処理済車両と認識される仕組みです。精算時に会員証のQRコードをかざせば精算完了です。事前にGOOD NEWSアプリで会員登録をしておくと、駐車料金が1台分無料になります。

GOOD NEWSへのアクセス　

• 写真：Olive

◎車の場合

・東北自動車道　那須I.C.より6～8分

・東北自動車道　那須高原I.C.より10～12分

・東北自動車道　黒磯板室I.C.より18～20分

◎公共交通機関の場合

・東北新幹線 那須塩原駅より路線バス「那須ロープウェイもしくは那須湯本温泉」行 「田代友愛小学校前」下車

・JR宇都宮線 黒磯駅より路線バス「那須ロープウェイもしくは那須湯本温泉」行 「田代友愛小学校前」下車

・関東自動車バスの周遊バスEコースで「GOOD NEWS」前下車