ヒンドゥー教の春の訪れを祝うお祭り、ホーリーフェスティバル。カラフルな色の粉を掛け合ってお祝いするこのお祭りはインドが有名ですが、インドのホーリー祭は何かと危険だということも耳にします。その点ネパールのお祭りはとっても安全で楽しいんです。そんなカラフルなネパールのホーリー祭をご紹介しちゃいます。
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ホーリー祭とは
ヒンドゥー教の春の訪れを祝って、街ゆく人にカラフルな色の粉や、水を掛け合うお祭りです。ホーリー祭はもともと豊作祈願の祭りでしたが、その後クリシュナ伝説など、各地の悪魔払いの伝説などが混ざって、現在みられる形になったとされています。
ホーリー祭が開催されるのはインド暦11月の満月の日。現在の暦(太陽暦)の3月頃で、毎年変動します。
どこに行けばいいの?
カトマンズの中心街、タメル地区でもお祭りの日はほとんどのお店がクローズしていて閑散としています。通りを歩いていると、カラフルな粉を体に塗りまくった人達が歩いており、「ハッピー ホーリー!!」と言って、他人に色粉を塗っていきます。また所々で大音量の音楽をかけて、踊りまくってる人達がいたりもします。
その中でも、最も大勢の人達が集まっているのはダルバール広場です。
ダルバール広場は、世界遺産に登録されている旧市街地です。2015年に起きた大震災での被害が多く、今だに修復されていない箇所が多々あります。
それでも人々は陽気に「ハッピーホーリー!!」と言い合って、色粉を掛け合って所々で音楽に合わせて踊ったり飛び跳ねたり。
とにかく道を歩いているだけで、顔に色粉を塗られまくります。
このように筆者も見知らぬ人に顔を触られ、色粉を塗られましたが、ネパールに人は基本的にとても優しい人ばかりなので、顔を触る時も祈るようにしてくれて、ソフトな感覚でしたので、怖いことは全くありませんでした。
普段は内気でシャイなネパール人も、この日は無礼講で楽しくはしゃいでいます。
最後に
ネパールの春の訪れを祝うお祭りホーリーフェスティバル、2018年は3月2日に行われるそうです。春の訪れと言ってもまだまだ寒いので、水はくれぐれも掛けられないようにしたいものですね。
ホーリー祭というとインドが有名ですが、インドのホーリー祭は過激で女性は外に出ない方が良いと言われているくらいですが、ネパールではそんな事は全く感じない平和で安全なお祭りでした。
カラフルな色に塗られて、地元の人たちと一緒に大いに盛り上がってみてはいかがでしょうか?
- ホーリー祭り(カトマンズ)
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- 住所:Kot Square, Kathmandu 44600, Nepal地図で見る