オランダ・アムステルダムにあるスキポール空港は、世界有数の巨大ハブ空港です。成田国際空港・関西国際空港から直行便が出ており、ヨーロッパ旅行の際に乗り継ぎで訪れる方も多くいらっしゃると思います。各都市へのアクセスも良いので、空港を拠点に近隣都市を散策してみてはいかがでしょうか。長時間のトランジット時間がある場合にもおすすめです。
この記事の目次表示
スキポール空港から行ける街4選
【1】アムステルダム
初めてオランダに来たという人に一番おすすめなのが、アムステルダムです。ガイドブックなどにも大きく取り上げられることが多いアムステルダムは、運河地区が世界遺産に指定されています。美術館やショッピングに行くのも良いですが、ただ運河沿いを歩いて町並みを見ているだけでも楽しいところです。
- アムステルダムセントラル駅まで、15〜20分(約15分に1本運行)
- トランジットを利用して行く際の必要目安時間:5時間〜
- アムステルダム中央駅
- オランダ / 駅・空港・ターミナル
- 住所:Stationsplein, 1012 AB Amsterdam, オランダ地図で見る
- アイ・アムステルダム サイン
- オランダ / 観光名所
- 住所:Hobbemastraat 19, 1071 XZ Amsterdam, オランダ地図で見る
【2】ライデン
ライデンは、画家のレンブラントの出身地であり、短歌が書かれている壁があり、日本の医学に影響を与えたシーボルトの博物館があり、風車や跳ね橋があり、歩いていてワクワクする街です。主な見所は駅の南東側に集まっているので、観光しやすく、時間の管理もしやすいと思います。
- ライデンセントラル駅まで、15〜20分(約15分に1本運行)
- トランジットを利用して行く際の必要目安時間:5時間〜
- デ・ファルク風車博物館
- オランダ / 建造物
- 住所:Molen de Valk地図で見る
- Web:https://molenmuseumdevalk.nl/en
【3】ユトレヒト
ユトレヒトは「ミッフィー 」の生みの親・ディックブルーナさんの出身地です。レインボーの信号とミッフィー信号機はとても可愛らしく、観光客に大人気です。また、ユトレヒトにも運河があるのですが、ユトレヒトの運河は道路が一段高くなっており、道路から一段下った河辺にカフェや住居スペースがあったりするのが特徴的です。
- ユトレヒトセントラル駅まで、30〜35分(約15分に1本運行)
- トランジットを利用して行く際の必要目安時間:7時間〜
【4】デルフト
デルフトはオランダの古都で、アムステルダムよりもコンパクトで落ち着いた空気が流れています。「デルフト焼き」という青い陶器で有名な街で、その青い色は「デルフトブルー」と呼ばれています。デルフトブルーのハートのオブジェや、デルフト焼きのかけらやタイルを使用したアートが見られるのも特徴です。
- デルフト駅まで、35〜40分(約30分に1本運行)
- トランジットを利用して行く際の必要目安時間:7時間〜
- ブルーハート・オブ・デルフト
- オランダ / その他スポット
- 住所:Blue Heart of Delft地図で見る
- デルフトのマルクト広場
- オランダ / 観光名所
- 住所:Markt ,Delft ,Netherlands地図で見る
トランジットでの観光をおすすめする理由
スキポール空港は広く、空港内のレストランやお土産やさんが充実しているので、乗り継ぎ時間が数時間であれば暇を持て余すことはないと思います。ですが、空港の中では見ることができないもの、例えば運河や間口の狭い建物などを、街に出かけると見ることができます。
上記で紹介した通り、スキポール空港から各街へのアクセスは非常に良く、2時間前までに空港に戻ってくること、往復の交通時間を加味して、最低5時間以上あれば観光しに行くことができます。トランジットで街に出かけることを不安に思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、実際に試してみるととても簡単なので、ぜひ試していただきたいです。
最後に
どの街も運河があることは共通しているものの、街ごとの特徴があり、異なる雰囲気を持っています。最低限必要な時間はそれぞれ記載しているものの、時間が許せばじっくりと見て回っていただきたいところばかりです。ヨーロッパに行かれる際はぜひスキポール空港を利用していただき、近隣都市への観光もぜひ楽しんでください。もちろん、トランジット時間を利用しての観光もぜひ検討してみてください。
- アムステルダム・スキポール空港
- オランダ / 駅・空港・ターミナル
- 住所:vert van de Beekstraat 202, 1118 CP Schiphol, オランダ地図で見る