オランダ訪問時にはもちろん、ヨーロッパ各地への乗り継ぎとしてもよく利用される、オランダ最大の国際空港「アムステルダム・スキポール空港」は、驚くほどに可愛くておしゃれ!子どもから大人まで楽しめる、魅力あふれる空港をご紹介◎
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オランダ最大の国際空港「アムステルダム・スキポール空港」
オランダ最大の国際空港である「アムステルダム・スキポール空港」は、パリのシャルルドゴール空港やロンドンのヒースロー空港に次ぐ規模を誇ります。オランダは約1,700万人の人口である一方、アムステルダム・スキポール空港を利用する人は年間6,000万人を超え、ヨーロッパでも4番目に旅客数が多い空港として知られています。
世界各地にある300を超える空港と直行便を結んでおり、日本からはKLMオランダ航空が成田と関空から直行便を運行するなど、KLMオランダ航空の本拠地として世界各地を結ぶ国際的なハブ空港です。
2013年にはヨーロッパで最高の空港に選ばれたほか、2016年に100周年を迎えた際には、オランダ王室よりロイヤルの称号を与えられるなど、輝かしい功績を誇ります。
「1ターミナルコンセプト」で叶った、高い利便性を誇る空港
アムステルダム・スキポール空港は、「1ターミナルコンセプト」と呼ばれる単一ターミナル思想に基づいて設計されています。簡単にいうと、商業施設やリラクゼーション設備など、旅客の必要とする施設が1つの建物のなかに集約されているということ。
出発や到着、乗り継ぎもすべて同一ターミナルビルのなかで完結されており、すべて徒歩移動できるように設計されているのも特徴的です。※格安航空会社(LCC)は除く
世界初!図書館がある空港
アムステルダム・スキポール空港は、世界で初めて空港内に図書館を設けた空港としても知られています。さまざまなジャンルの本が揃っている図書館では、実際にゆったりと読書を楽しむ人の姿が多く見られます。モダンでハイセンスなデザインが目を惹く図書館で、空港のなかとは思えない洗練されたおしゃれな空間が広がっています。
空港図書館の近くには、豪華なグランドピアノも置かれており、自由に弾くことができます。誰かが奏でる音楽に耳を澄ませながら読書を楽しむなんて、空港という場所の概念を覆してくれるほど優雅なひとときを過ごせます。
図書館だけじゃない!世界初、無料Wi-Fiを導入した空港
アムステルダム・スキポール空港が、世界初として試みたことは図書館だけに留まりません。近年では、無料Wi-Fiを使える空港も増えてきていますが、世界で最初に無料Wi-Fiを導入したのが、ここ「アムステルダム・スキポール空港」なのです。
また、図書館近くには「インターネット・センター」があり、有料で設置されているPCを使用することができます。充電スポットも、空港内のあらゆるところに設置されており、とっても便利です。
無料Wi-Fiの使用方法もとっても簡単で、1度接続すると4時間ものあいだ無料で利用することができます。また、4時間を超えてしまった場合にも、再接続すれば引き続き利用することができるため、乗り継ぎ便まで長時間あるという方でも安心です。
無料Wi-Fiの接続方法をはじめ、どんなことでもわからないことがあれば、インフォメーションセンターを訪れてみてください。とっても親切に案内してくれるはずです!